今季初完走をとげたセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
トロ・ロッソは、トルコGP決勝でセバスチャン・ベッテルが17位、セバスチャン・ブルデーはリタイアに終わった。

STR2Bでの最後のレースとなるトロ・ロッソ。これまで完走のなかったベッテルは、オープニングラップでのパンク、燃料リグの故障で順位を落としたが、5戦目にして初完走を遂げた。

一方、セナスチャン・ボーデは、スタートで順位を上げたが、中盤にマシントラブルが発生し、スピン。グラベルの中でレースを終えた。

セバスチャン・ベッテル (17位)
「良いスタートを切ることができたが、その後突然、左リヤ・タイヤがパンクしたために、すぐにピットインしなければならなかった。その次は1回目のピットストップで燃料リグのトラブルで給油できなかったので、またすぐにピットに戻らなければならなかった。そこから厳しいレース展開になってしまった。あれ以上のレースは無理だったが、少なくともチェッカーフラッグは見ることができたよ!」

セバスチャン・ブルデー (リタイア)
「車体後部の何かが壊れた。まだ、それが何だったのかは分からない。ターン12のエントリーはいつものポイントでブレーキングした。するとクルマが横滑りして、クルマの右リヤのコーナーが落ちるのを感じたと思ったらスピンしていた。それまではかなり順調だったので残念だ。前のトヨタを追いながら、ルノーを後ろに抑えている状況だった。もちろん、燃料補給の際のトラブルも助けにはならなかった」

フランツ・トスト
「ふたりともスタートは良かったが、1周目にベッテルが他のクルマに衝突されてパンクを負い、タイヤ交換のピットインを余儀なくされた。その後もまあまあのレース展開だったが、予定していたピットストップの際に燃料リグに問題があって燃料が全く入っていなかったので、次の周回に呼び戻さなければならなかった。これで20秒以上ロスしてしまったが、レースを完走できたのは幸いだった。ボーデのピットストップでも同じようなトラブルがあったが、この時はピットを彼が離れる前に問題に気付いたので、スペアの燃料リグに交換して燃料補給した。その後のターン12でボーデにトラブルが発生した。データを見ると技術的なトラブルのようだが、これから調査を行う。STR2の時代が終わって嬉しい。次のモナコから新車を走らせるのを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / セバスチャン・ベッテル