ジョージ・ラッセル、ニューウェイ設計のアストンマーティンF1は「かなり壮観」

AMR26は先週バルセロナで行われたテストの最終日前日に遅れて姿を現し、アストンマーティンはシェイクダウンを経て、金曜日に比較的生産的な1日を走行した。
ただし走行距離は全チーム中で最少となり、ウィリアムズが唯一テスト不参加だった。AMR26は代表的なラップタイムを記録する走行は行わず、ストレートでは意図的に速度を抑える場面もあった。
それでもAMR26は、2026年初期設計としては“常識的”と見られていた他チームの方向性とは明らかに異なる複数の要素によって、即座に注目を集めることになった。
フロントおよびリアのサスペンションジオメトリーの選択、ノーズ、サイドポッド、エンジンカバー周辺のボディワーク形状や空力的アプローチは、初期仕様の段階からAMR26を際立たせる要素となっていた。
「エイドリアンがあのマシンでやったことは、見た目が本当にかなり壮観だ」とラッセルは、プレシーズン初期の段階で複数チームを軽視すべきではないという話題の中で語った。
「そしてホンダは、ここ数年レッドブルとともに非常に優れたエンジンを持っていた。我々は彼らが何ができるかも分かっている」
アストンマーティンとホンダは、2026年から新たなワークスパートナーシップを結んでいる。
ただしホンダ側のF1活動は、タイトルを獲得したレッドブル時代からの単純な継続ではない。ホンダが一時、2026年用エンジンを製造しない意向を示していた18か月間に生じた時間的ロスや人員の変化があり、その影響で他のエンジンメーカーに後れを取っているのではないかという懸念もある。
一方でアストンマーティン側も安泰とは言えず、ニューウェイ加入以前の開発作業は説得力に欠けていたとの見方があり、AMR26は開発初期段階ではかなり重い状態でスタートしたと理解されている。
ラッセルは別の回答でもこう付け加えた。
「アストンマーティンは、マシンデザインという点ではおそらく最も目立っていた」
「誰もがあのリアサスペンションを見ていたし、視覚的には非常に印象的に見える。でも、セクシーさを競う競争じゃない。どれだけ速くサーキットを走れるかの競争なんだ」
「だから人は常に最速のマシンを見ることになる。それがどれかはメルボルンで分かるだろうし、それが分かれば、誰もがそこからインスピレーションを得たいと思うはずだ」

メルセデスは、昨年からパワーユニット準備の面で最も良い位置にいるとの噂があり、スペインでのテスト週でもマシンが非常に順調に走ったことから、2026年の早期本命と目されている。
それでもラッセルは、「大きな戦いが見られたら最高だ」と語り、テスト開始以降、一貫してライバル勢の仕事ぶりを称賛している。
「我々は、やりたいことのチェック項目を順調に消化しているけれど、ライバルを軽視することはできない」とラッセルは述べた。
「初年度のレッドブルのパワーユニットは基準に達していない、という話がたくさんあった。でも、これまで見てきた限りでは、彼らは間違いなく結果を出している」
「フェラーリのパワーユニットも信頼性が高そうで、たくさん周回していた。テスト全体を通して見れば、我々から大きく離れてはいないし、パワーユニットという点では、フェラーリ製エンジンを使うハースも大量の周回をこなしていた」
「だから真実としては、かなり良い戦いになる可能性がある。ただ、ここまでのところ我々が経験してきた内容には満足している」
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