フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

6番手からスタートしたキミ・ライコネンは、スタートでKERSのアドバンテージを最大限に発揮し、4位に浮上。その後も一貫性のあるパフォーマンスをみせ、2回目のピットストップではコバライネンをかわし、前戦ハンガリーGPの2位に続き、3位表彰台を獲得した。
最後尾からスタートしたルカ・バドエルは、予選よりは良いラップタイムを出してはいたものの、単独スピンや1回目のピットストップでは白線をまたいでドライブスルーペナルティーを受けるなど、マッサの穴を埋めるには程遠いレース内容で17位だった。
マクラーレン:ハミルトン、無線ミスで優勝を逃す (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ポールポジションからスタートし、中盤まで首位でレースを有利に進めていたハミルトン。しかし、最後のピットストップではチームとのコミュニケーションが乱れ、予定よりも早くピットイン。結果的にルーベンス・バリチェロに1位の座を明け渡してしまった。
しかし、この日最多の13ポイントを獲得したマクラーレンは、コンストラクターズポイントでトヨタを抜いて4位に浮上した。
トヨタ:厳しい結果もグロックが最速ラップを記録 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ヤルノ・トゥルーリ (13位)
「グリップ不足にとても苦しみ、素晴らしいスタートがきれず、予選からクルマは進化しなかった。私は今日も同じ問題を抱え、フリー走行のときの感触にはほど遠いグリップだった。ベストを尽くしたが、順位を上げるためにできることは何もなかった。ベルギーではもっと良い結果を出したい」
レッドブル:痛恨のノーポイント (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

レッドブルにとっては厳しい週末になった。4番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、オープニングラップで順位をキープしたが、1回目のピットストップで燃料が入らないという問題が発生。再度ピットストップを余儀なくされ、大きく順位を落とした。そのあとエンジントラブルが発生。予選でもベッテルはエンジンを壊しており、残りのレースを考えると困難な状況に立たされた。
ルノー:フェルナンド・アロンソが6位入賞 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

フェルナンド・アロンソ (6位)
「6位は今日のホームグランプリのためにできた最高の結果だし、8番手からスタートしたことを考えれば、3ポイントは良い結果だ。とてもタフなレースだった。まず暑くかったし、とても競争的なレースだったからね。ずっとプッシュしなければならなかったし、ポジションを守るために絶えず戦っていた。でも、僕たちは週末ずっと速さがあったし、このペースをキープして、スパでもっと良い結果を届けられる自信はかなりあるよ」
フォース・インディア:スーティルが10位完走 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

エイドリアン・スーティル (10位)
「今日はミスもなく良いパフォーマンスを発揮できたし、ラップタイムも良かった。僕たちが明らかに前進したことを示せた。12番グリッドからの10位は僕たちができた最大限だと思う。とてもタフなレースだったし、とても暑かったけど、すべてが完璧に働いた。最初のスティントではBMWの2台の後ろにいて、トラックで追い抜くことはできなかったけど、チームは本当に良いピットストップをしてくれて、ピットレーンでハイドフェルドを追い抜くことができた。今はスパを本当に楽しみにしている。好きなトラックだし、今週末に僕たちが見せたペースから、良い結果が期待できると思う」
BMWザウバー:ロバート・クビサが8位入賞 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ロバート・クビサ (8位)
「集団の中にいたので、非常に悪いポジションからレースをスタートしなければならなかったし、1コーナーではみんなが非常に接近していた。残念ながら、スタートでポジションを上げることができなかったし、ニックに準備を奪われさえした。でも、そのあとのレース中のペースは良かった。僕のスティントは短かったけど、最後のピットストップではマーク・ウェバー追い越すことさえできた。とても良かったね」
ウィリアムズ:中嶋一貴はトラブルが続き最下位 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

中嶋一貴 (18位)
「再び期待外れな午後になってしまいました。実際には予選ですべてが終わっていました。13番手のときにパンクしてしまい、それで本当に僕のレースは終わってしまいました。そのあとラスト数周でなんらかの問題が発生してしまい、早めにストップしなければなりませんでした」
トロ・ロッソ:アルグエルスアリが16位完走 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ハイメ・アルグエルスアリ (16位)
「気温と湿度が高かったせいで、ぼくにとってはハンガリーよりもずっと厳しいレースだった。残り10周のところでドリンクシステムにトラブルが起き、水分補給することができなくなってしまった。本当に大変だったが、完走し、クルマをチームに持ち帰るために、ぼくはただ自分のベストを尽くした。良かったことは、走行距離を伸ばすことができたこと。これが、スパの助けになることを期待する。少なくとも、今回のレースほど暑くはないと思うからね」