F1ヘレステスト最終日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

2008年12月18日
F1 ヘレステスト 最終日 セバスチャン・ベッテル
2008年のF1合同テストが17日、スペインのヘレスサーキットで最終日を迎えた。

ヘレス合同テストには、レッドブル、BMWザウバー、ウィリアムズが参加しており、2008年のテストプログラムを完了された。

トップタイムを記録したのは、レッドブルのセバスチャン・ベッテル。107周を走行し、今月のヘレステストの最速タイムとなる1分16秒617をマークした。2番手タイムは、同じくレッドブルのテストに参加しているセバスチャン・ブエミが記録した。

F1アルガルベテスト最終日:フェラーリとマクラーレンがテストを完了

2008年12月18日
F1 アルガルベ
ポルトガルのアルガルベ・サーキットで、フェラーリとマクラーレンが2008年のF1テストプログラムを完了させた。

この日は、ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン)とルカ・バドエル(フェラーリ)の2名のみがテストを実施した。

デ・ラ・ロサは、2009年仕様の空力とKERSを搭載した暫定マシンで74周の走行を行い、1分28秒993というタイムを記録した。マクラーレンは、今週のシステムの進捗に自信を持って一日を終えた。

フェラーリ、タタ自動車とのスポンサー契約で合意

2008年12月18日
タタ自動車がフェラーリのスポンサーに
フェラーリは、インドの自動車メーカーであるタタとのスポンサー契約が合意に達したことを発表した。

フェラーリの社長ルカ・ディ・モンテゼーモロは、「インドのブランドが、フェラーリに表示されるのは初めてのことだ。これは歴史的な出来事である。」とコメントしている。

フェラーリの広報は、契約締結を認め、まもなく詳細や期間などを発表するとしている。

マクラーレン、レノボとのパートナー契約を発表

2008年12月18日
マクラーレンとレノボが提携
マクラーレンは、コンピュータ企業のレノボとの契約を正式に発表した。

レノボはこれまでウィリアムズF1チームのパートナーを務めており、昨年の夏にはウィリアムズの風洞にスーパーコンピュータを設置していたが、2009年からはマクラーレンのコンピューターソリューションを担当することとなった。

レノボのノートブックPCおよびデスクトップPCは、レーストラックおよびチーム本部において、マクラーレンのコンピューティング・ソリューションを担当する。

フェラーリ、KERS開発によりコストが超過

2008年12月18日
フェラーリ KERS開発に遅れ
フェラーリは、2009年に向けて今もなおKERSの開発が予定より遅れており、コストは予想を上回っていることを認めた。フェラーリは現在、KERS搭載車とKERSのないマシンの両方を評価している。

KERS(運動エネルギー回生システム)は、ブレーキング時の消費エネルギーを蓄積し、ドライバーが“ブーストボタン”を押すことで追加のパワーに転換させるシステム。2009年は強制ではなく、オプションとして導入される。

デビッド・リチャーズ、スバルWRC撤退でF1参入か

2008年12月17日
デビッド・リチャーズ
スバルのWRC撤退が、デビッド・リチャーズのホンダF1買収の道を開くかもしれない。

スバルは、デビッド・リチャーズが会長を務めるプロドライブと共同でWRCに参戦していた。

デビッド・リチャーズは、ホンダF1チーム買収に関して、スバルのWRC撤退が「物事の準備と考える時間を私に与えてくれる」と語った。

ビジェイ・マリヤ 「カーティケヤンのF1復帰はない」

2008年12月17日
ナレイン・カーティケヤン
フォース・インディアのオーナーであるビジェイ・マリヤは、インド人ドライバーであるナレイン・カーティケヤンのF1復帰を退けた。

ナレイン・カーティケヤンは、インド人初のF1ドライバーとして2005年にジョーダンからF1デビュー。その後、ウイリアムズでテストドライバーを務め、現在はA1グランプリに参戦している。

インド人ドライバーの起用を目指しているとされるフォース・インディアだが、ビジェイ・マリヤは「基準を満たしていない」としてカーティケヤンのF1復帰を退けた。

ロン・デニス 「F1は北米に戻る」

2008年12月17日
ロン・デニス
ロン・デニスは、F1レースが北米に3年以内に戻るだろうと語る。

2009年のF1カレンダーからアメリカGPとカナダGPは消えたが、マクラーレンのチーム代表であるロン・デニスは、F1が北米に背を向けた訳ではないと語る。

「我々はうまく機能するモデルを懸命に探している」

マイク・コフランとリカルド・トランスミッション

2008年12月17日
マイク・コフラン(元マクラーレン)
2007年にフェラーリのスパイ事件でマクラーレンを解雇された元デザイナーのマイク・コフランが、現在リカルド・トランスミッション社に勤務していることが明らかになった。

リカルド・トランスミッション社は、今後、F1にスタンダード・トランスミッションを供給することになっている企業である。

「マイク・コフランがリカルドの契約社員として働いていることを確認しました」と広報は語る。
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