コスワース・エンジンに優位性はない

2009年6月29日
コスワース F1
ウィリアムズのパトリック・ヘッドは、2010年にコスワースエンジンを搭載するチームが有利にはならないと主張する。

コスワースは来年からF1に復帰。独立チームへ安価なエンジンを提供する

既存のエンジンメーカーが製造するエンジンには18,000回転の制限がかけられるが、FIAは時間とリソースを理由にコスワースには回転数無制限を許可するとしている。

アレクサンダー・ブルツ 「2009年のブラウンは“最も高価”なクルマ」

2009年6月29日
アレクサンダー・ブルツ
アレクサンダー・ブルツは、ブラウンGPの今季マシン「BGP001」が2009年マシンの中で最も高価なマシンだと語る。

昨年、ブラウンGPの前身であるホンダF1は、5億ユーロの予算と自由に使える5つの風洞を備えていたという。

「クルマは3つの異なる方向で風洞に入れられた」とブルツは語る。

ロバート・クビサ 「スリックタイヤが問題の原因」

2009年6月29日
ロバート・クビサ BMWザウバー
ロバート・クビサは、F1に復活したスリックタイヤが問題を引き起こしていると考えている。

今年からF1はグルーブタイヤに代わり、スリックタイヤが復活した。しかし、ブリヂストンが選ぶ2つのコンパウンドは、作動温度を含めたパフォーマンスに差が付けられているため、それが問題になっているとクビサは語る。

「スリックで最も難しいのは、今年ブリヂストンが供給するプライムアタイヤとオプションタイヤの間に大きな差があることだ」

スピードカー、今季限りで終了

2009年6月29日
スピードカー 終了
スピードカー・シリーズが、財政難により今季限りで終了することが明らかになった。

スピードカーは、中東やアジアでF1のサポートレースとして開催されてきたが、わずか2シーズンの開催で終了することになった。

ドバイのユニオン・プロパティーズが運営するスピードカーは、ジャック・ヴィルヌーヴやジャン・アレジ、ジョニー・ハーバードなど元F1ドライバーらによる激しいバトルと高額な賞金が注目されていた。初年度には片山右京も参戦している。

ドニントン・パーク、8月から改修工事を開始

2009年6月29日
ドニントン・パーク サイモン・ジレット
ドニントン・パークのサイモン・ジレットは、2010年のF1カレンダー復帰に向けて、8月1日にサーキットの改修工事を始めることを明らかにした。

先週、最終的な法的文書にサインしたサイモン・ジレットは、ドニントンパークの改修工事に関して、スーパーバイクとMotoGPという2つのイベントが終わるまで掘削機での待つつもりであることを明らかにした。

サイモン・ジレットはまた、プロジェクトのための資金への懸念も退け、7月末までには作業に必要な資金を集められるだろうと付け加えた。

マックス・モズレー 「世界中から再選を迫られている」

2009年6月28日
マックス・モズレー FIA会長
FIA会長のマックス・モズレーは、FOTA会長のルカ・ディ・モンテゼーモロから謝罪されることを期待しておらず、彼が他のメンバーから再選を迫られていることを明らかにした。

マックス・モズレーは、10月に辞任するより、むしろF1の自動車メーカーとの論争に必要なことへの準備を進めていると語る。

「彼らは私が葬られる前に墓場の前で踊るという間違いを犯した」とモズレーは語る。

マノー、2010年のF1参戦計画はまだ未確定

2009年6月28日
マノー・グランプリ ジョン・ブース代表
マノー・グランプリのチーム代表であるジョン・ブースは、先週FIAとFOTAとの間で合意された新しいコスト削減レギュレーションが、2010年のF1世界選手権に参加するためのマノーのチーム計画に影響するかを判断するにはまだ早すぎると語る。

マノーは、USF1とカンポスとともに2010年の新規F1参戦を承認された。3チームは。FIAが当初発表した予算キャップのもとでエントリーを提出していたが、先週の合意により予算キャップは廃止となり、現在はFOTAが提案した新しいコスト削減レギュレーションに置き換わっている。

バレンティーノ・ロッシ、フェラーリの3台目のシートを狙う

2009年6月28日
バレンティーノ・ロッシ F1 フェラーリ
バレンティーノ・ロッシは、フェラーリが3台目のマシンを走らせるなら、2011年にF1へ転向してもよいと語る。

先週29日のFOTAとFIAとの和平協定のなかで、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼーモロは、自動車メーカーチームが希望すれば、3台目のクルマを走らせる用意ができていることを明らかにしていた。

MotoGPで8度の世界チャンピオンに輝いているバレンティーノ・ロッシは、数年前に当時のフェラーリドライバーだったルーベンス・バリチェロの後任として、テストを受けていた。

FOTA、マノーとアラン・ドネリーとの関係に不満

2009年6月28日
アラン・ドネリーとマックス・モズレー
F1チームは、チーフ・ストゥワードであるアラン・ドネリーの会社が、新規F1参戦チームのマノーF1チームに協力していることに対して、正式な異議申し立ての準備をしている。

アラン・ドネリーは、マックス・モズレーの代理人を務めており、彼のソブリン・ストラテジー社のジェーン・ノッテージがマノーの広報を担当していると見られている。
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