フェラーリ、2010年マシンへのシフトを示唆

2009年6月27日
フェラーリF1
フェラーリの会長であるルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリが間もなく2010年マシンの開発にリソースを移行することを示唆した。

ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリが次のドイツGPでパフォーマンスを改善させると確信しているが、その後は2010年マシンの開発を行うことになるだろうと語る。

「次のレースでパフォーマンスを改善できると確信している。だが、シーズン中のテストなしにマシンを劇的に変更させることは、不可能ではないにしても、かなり難しいと言える」

2010年F1、給油禁止は導入の見込み

2009年6月27日
2010年F1、給油禁止は導入の見込み
2010年シーズンのF1は、2009年のレギュレーションが継続されることになったが、給油禁止は導入されるようだ。

FOTAとFIAとの和平協定の一部として、予算制限を含む2010年レギュレーション案は廃止となり、来年も2009年レギュレーションが継続されることになった。

それにより、給油禁止などF1チームの間で合意されていた変更も一旦白紙に戻った。

ニコ・ロズベルグ 「フェラーリに勝てる」

2009年6月27日
ニコ・ロズベルグ
ニコ・ロズベルグは、今シーズンのウィリアムズの進歩率に満足しており、コンストラクターズチャンピオンシップでフェラーリに勝てると考えている。

「ここ数年、僕たちは後退していたけど、今年は開発面でフェラーリのようなチームを上回っているのは素晴らしいことだね」

「特に僕たちの予算を考えると本当に素晴らしいことだ。効率の良さ、優れたマネジメントなどのすべてを表している」

YouTube、USF1のスポンサーとしてF1参入か

2009年6月27日
YouTube F1
YouTubeが、チームUSF1のスポンサーになるとの噂が広まっている。

YouTubeの共同設立者であり現CEOを務めるアメリカ人のチャド・ハーリーは、先週末のイギリスGPを訪れ、USF1との契約の最終仕上げをしたとされている。

チャド・ハーリーは、2005年にスティーブ・チェン、ジョード・カリムとともに動画共有サービスYouTubeを設立。2006年10月にはYouTubeをGoogle社に16億5000万ドルで売却した。有名なYouTubeのロゴをデザインしたのもチャド・ハーリーだ。

ヴァージン、マノーの命名権を獲得

2009年6月26日
ヴァージン リチャード・ブランソン
ヴァージンが、来年からF1に新規参戦するマノーF1チームの命名権の獲得に合意したという。

「チームはヴァージンのあとに名づけられる。それはブラウンとの交渉で行き詰まっていた目的のひとつである」とイギリスのBBCは主張している。

現在、1レースあたり25万ドル(約2,400万円)という安価な価格でブラウンGPのスポンサーをしているヴァージンだが、リチャード・ブラウンソンは来年はブラウンGPのスポンサーを降りることになるかもしれないとの意向を示していた。

ロン・デニス、F1復帰か

2009年6月26日
ロン・デニス F1 マクラーレン
マックス・モズレーのFIA会長の退任が決定したことで、ロン・デニスがF1に復帰するとの見方が強まっている。

マクラーレン・メルセデスのグループ会長兼社長であるロン・デニスは、マックス・モズレーの最大の敵のひとりである。

ロン・デニスがマクラーレンのチーム代表を務めていた2007年には、F1史上最高額の1億ドルの罰金をFIAによって科せられた。

マックス・モズレー激怒、FIA会長辞任を再考

2009年6月26日
マックス・モズレー FIA会長
FIA会長のマックス・モズレーは、FOTAがメディアに対して事態を“意図的”に誤った方向に導いているとし、FIA会長辞任を再考する考えをみせている。

24日の世界モータースポーツ評議会で、FOTAとFIAは和平協定で合意に達し、F1分裂の危機を回避。2010年のF1エントリーリストが正式に発表され、マックス・モズレーが10月のFIA会長に再出馬しなことが発表された。

FOTA、次期FIA会長にはF1と無関係の人物を希望

2009年6月26日
ジョン・ハウエット トヨタF1
FOTAは、マックス・モズレーのあとを継ぐFIA会長の最有力候補がフェラーリの元チーム代表ジャン・トッドであるとの報道を暗に否定した。

FOTAがマックス・モズレーを辞任が発表され、次期FIA会長にはジャン・トッドがマックス・モズレーから個人的推薦を受けて会長職に就くと噂されている。

しかしボローニャでのFOTA会議において、FOTA副会長でありTMG社長のジョン・ハウェットは「今も昔も我々とは無関係な人物がよい」と語った。

ルカ・ディ・モンテゼーモロ、新コンコルド協定の早期締結を望む

2009年6月26日
ルカ・ディ・モンテゼーモロ フェラーリ会長
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、2012年までチームの参戦を約束させる新しいコンコルド協定が、FIAそして商業保有者との間で早急にサインされることを望んでいる。

「数日でCVCと解決策を見つけられると確信している。CVCはF1の権利を所有する会社だ。我々の役割は、2011年の終わりまでの2年で1990年代のようなコストを達成することだ」
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