F1バルセロナ合同テスト初日:マーク・ウェバーがトップタイム

2010年2月26日
F1 バルセロナ合同テスト 初日
シーズン前最後の合同テストが24日(木)、スペインのバルセロナでスタートした。

バルセロナは、これまでテストで使用されたトラックと比較して高速コーナーが多く、また各チームが開幕戦に近いアップデートを持ち込むことから、今回のテストは各チームのパフォーマンスがより明確になると予想されている。

初日のトップタイムを記録したのレッドブルのマーク・ウェバー。109周を走行したマーク・ウェバーは、午前中に1分21秒487というタイムを記録。軽めの燃料であったと思われるが、その後も8周にわたり競争力のあるタイムを記録した。

ルーカス・ディ・グラッシがクラッシュ (バルセロナテスト初日)

2010年2月26日
ヴァージン・レーシング
ヴァージン・レーシングは、バルセロナテスト初日をクラッシュで終えることになった。

ルーカス・ディ・グラッシはターン9でスピンし、そのままタイヤバリアにクラッシュ。マシンはリアウイングを失っていた。

「何が起こったかは正確にはわからない」とルーカス・ディ・グラッシはコメント。

フェラーリ、新型ホイールをテスト

2010年2月25日
フェラーリ 新型ホイール
フェラーリは、バルセロナに新しいホイールを持ち込んだ。

前回のヘレステストで新たなホイールナットをテストしていたフェラーリだが、バルセロナにはさらにアップデートされたホイールを持ち込んだ。

2010年のタイヤ交換のみのピットストップが3秒以内になると予想されているが、フェラーリは、さらにピットストップを短縮するためにホイールガンと統合した円錐形状のナットを設計している。

FIA、USF1のエントリーを抹消か

2010年2月25日
USF1
FIAが、USF1のエントリーを取り消す可能性が出てきた。

FIAの技術責任者であるチャーリー・ホワイティングが、USF1の状況を確認するためにシャーロットのUSF1本部を訪れたという。

Auto Motor und Sportは、USF1には「お金もなければ、クルマもない」と報じている。

ステファンGP、GP2タイヤも使用できず

2010年2月25日
ステファンGP
ステファンGPは、テストのためにGP2タイヤの使用を目指したが、実現には至らなかったようだ。

ステファンGPは、今週ポルトガルでF1マシンのテストを行う予定だったが、ブリヂストンからF1仕様のタイヤを得ることができず、テストは中止となった。

「GP2のサーキットもFIAの契約下にあり、タイヤを使うことはできなかった」とステファンGPのゾラン・ステファノビッチはBalkan Insightにコメント。

コリン・コレス、開幕戦への準備に自信

2010年2月25日
コリン・コレス
カンポスのチーム代表に就任したコリン・コレスは、チームがシーズン開幕戦に間に合うと自信をみせている。

コリン・コレスは、ホセ・ラモン・カラバンテによる株式買収後に起用され、2週間でのチーム再建を託された。

時間は限られているが、コリン・コレスは彼が選んだスタッフがダラーラ製のマシンを開幕戦バーレーンGPまでに準備できると楽観的に捉えている。

佐藤琢磨 「実りの多い一日だった」(インディカー合同テスト初日)

2010年2月25日
佐藤琢磨
佐藤琢磨がインディカー合同テストに参加。初日の感想を語った。

今シーズン、KVレーシングでインディカーにデビューする佐藤琢磨は、ほぼ初めてインディカーを走らせたテスト初日にトータル70周をこなし、午後に1分11秒1138のベストを出して7番手の好位置につけた。

佐藤琢磨はルーキーの中では最速タイムだった。

武藤英紀 「とても満足している」 (インディカー合同テスト初日)

2010年2月25日
武藤英紀
武藤英紀がインディカー合同テストに参加。初日の感想を語った。

インディカー・シリーズ参戦3シーズン目を迎える武藤英紀は、勝てる体制を求めてニューマン・ハース・ラニガン・レーシングへと移籍。

名門チームでの本格的な走行が初めてだった武藤は、ベストタイムこそ1分11秒2212=平均時速116.258マイルで10番手だったが、タイムや順位以上の好感触を67周の走行でつかんでいた。

佐藤琢磨、インディカー合同テスト初日は7番手タイム

2010年2月25日
佐藤琢磨
佐藤琢磨は24日(水)、インディカーの合同テストに初参加。7番手タイムで初日を終えた。

バーバー・モータースポーツ・パークでスタートしたインディカー合同テストは、シーズン開幕前最後の公式テスト。18日にKVレーシングからのインディ参戦が正式決定した琢磨にとっては、シーズン前の最初で最後の本格的なテストとなる。

佐藤琢磨は、トップのライアン・ブリスコー(ペンスキー)からコンマ6秒遅れとなる1分11秒1118で20台中7番手タイムを記録。KVレーシングのチームメイトとなるE.J.ヴィソは6番手タイムだった。
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