ホンダF1 「トラブルフリーで4日間のスケジュールをほぼ消化できた」

2018年3月2日
F1 ホンダF1 本田技研工業 2018年のF1世界選手権 トロロッソ
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1バルセロナ合同テスト最終日とこれまでの4日間を振り返った。

テスト最終日はウエットでスタート。午前中はインターミディエイトタイヤが中心での走行だったが、昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへと変わった。

F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

2018年3月2日
F1 2018年のF1世界選手権
2018年のF1バルセロナ合同テストが3月1日(木)に最終日を迎え、メルセデスのルイス・ハミルトンが4日間のテストの最速タイムを記録。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは10番手タイムだった。

気温7.2℃、路面温度9.4℃のウェットコンディションでセッションはスタート。前日は降雪とその後の豪雨によって事実上テスト日は一日削られてしまったため、全チームは走行距離を稼ぐために午前中から精力的に走行を行った。

トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットはルノーに肉薄している」

2018年3月2日
F1 トロロッソ 本田技研工業 2018年のF1世界選手権 ホンダF1
トロロッソは、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンスは昨年のサプライヤーであるルノーに肉薄していると考えており、2018年中盤の早い段階でそのギャップもなくなると考えている。

今年、マクラーレンとトロロッソはF1パワーユニットを交換。現状ではルノーのF1パワーユニットはメルセデスとフェラーリに次ぐ3番手のパフォーマンスだと考えており、マクラーレンはコンストラクターズ9位から飛躍を遂げると考えられている。

マクラーレン、たった300円のボルトの故障で多くの走行時間を失う

2018年3月2日
F1 マクラーレン 2018年のF1世界選手権
マクラーレンの2018年F1シーズン最初のプレシーズンテストはわずか“2ポンド(約300円)”のボルトの問題で大きな妥協を強いられることになった。

テスト2日目となった27日(火)、マクラーレン MCL33はストフェル・バンドーンが走行中にボルトが故障してエキゾーストが緩んだことで午後の大部分が稼働停止となった。

ブレンドン・ハートレー 「ホンダとトロロッソのパートナーシップは完璧」

2018年3月2日
F1 ホンダF1 トロロッソ 本田技研工業 2018年のF1世界選手権
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今のところホンダのF1パワーユニットにはマクラーレンが過去3年間で耐えてきたような多難の兆候はないと語る。

2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、その後の3年間では信頼性とパフォーマンス不足が露呈。マクラーレン側はホンダに辛辣な言葉を浴びせ続け、2017年限りでパートナーシップを解消した。

メルセデスF1、ワークスルノーを警戒 「最大の改善を果たすだろう」

2018年3月2日
F1 メルセデス ルノーF1 2018年のF1世界選手権
メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、2018年のF1世界選手権で最大の改善を果たすのはワークスルノーだと予測している。

ルノーは、昨年のコンストラクターズ選手権を6位で終えており、最終戦ではニコ・ヒュルケンベルグが6位でフィニッシュしている。

トト・ヴォルフは、ルノーのリソースを考えれば、2018年に彼らがさらに大きな脅威になると考えている。

110周突破のマクラーレン、急遽フェルナンド・アロンソに走行機会

2018年3月1日
F1 マクラーレン ルノーF1 フェルナンド・アロンソ 2018年のF1世界選手権
マクラーレンは、F1バルセロナ合同テスト最終日に順調に走行を重ねており、残り2時間で急遽フェルナンド・アロンソに走行機会を与えることを決めた。

マクラーレンは、初日にホイールナットのトラブルで51周、2日目にはエキゾーストの問題によって37周の走行に留まっており、5チームが走らなかった3日目に11周を走行してなんとか99周に達していた。

ホンダのF1パワーユニット、ライバル勢と同等の信頼性を確保

2018年3月1日
F1 ホンダF1 本田技研工業 トロロッソ 2018年のF1世界選手権
ホンダの2018年型F1パワーユニット「RA618H」は、これまでのプレシーズンテストでライバル勢と同様の信頼性を確保している。

F1バルセロナ合同テスト3日目は、降雪と豪雨によってご破算になったが、トロロッソ・ホンダは3日間で177周、823.935kmを走破。周回数と走行距離はメルセデスのワークスチームとまったく同じ数値となっている。

マクラーレン 「表彰台だけでは満足できない」

2018年3月1日
F1 マクラーレン ルノーF1 2018年のF1世界選手権
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年のF1世界選手権でマクラーレンが表彰台に返り咲くだけでは満足できないと語る。

ホンダのF1パワーユニットを搭載した過去3年間はマクラーレンにとって悪夢だったが、今年はルノーのカスタマーパワーユニットを手に入れ、高い期待を抱いている。
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