Moto2 | R.フェナティが他選手のブレーキを握る危険行為で失格

レース終盤、ロマーノ・フェナティは、ステファノ・マンシィ(スッター)と争っていた際にマシンのブレーキレバーを握った。
ステッファノ・マンシィは、バランスを崩しかけたもののなんとかマシンのコントロールを取り戻したが、ロマーノ・フェナティには黒旗が振られて23周で失格となった。
レース序盤には、ステファノ・マンシィがロマーノ・フェナティを抜こうとして接触し、両者がコースアウトして順位を下げるというインシデントが起こっていた。
ステファノ・マンシィは「接触はあったのは確かだけど、だからといって、あんなことをしていいわけではない。あの行為がすべてを物語っている」と語った。
レース後、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)の委員会は“他のライダーを意図的に危険に陥れた”として、ロマーノ・フェナティに2レースの出場停止を科した。
FIMは「選手は責任を持って走らなければならず、コース上、ピットレーンかを問わず、他選手や参加者を危険に晒してはならない」と声明で述べた。
ロマーノ・フェナティは以前から“問題児”であり、Moto3時代にはウォームアップアップ走行中に他チームの選手を蹴り、2016年には所属チームから規律違反で追放されている。
カテゴリー: F1 / MotoGP