FIA 2010年F1カレンダーを発表

2009年9月21日
F1 2010年 スケジュール
FIAは、2010年のF1カレンダーを発表した。

2010年のF1は全19レースとなり、カナダGPが復帰する。ただし、カナダGPはまだ契約締結に至ってはおらず、契約がまとまらなかった場合はトルコGPが6月6日に開催される。

また、新たにF1韓国GPがカレンダーに加わった。韓国GPは日本GPのあとに開催される。

FIA、F1エンジンパフォーマンスの均一化に合意

2009年9月21日
F1エンジン メルセデス・ベンツ
FIAは、2010年のF1で使用させるエンジンのパフォーマンスを均一化することに同意した。

ここ2年間、エンジン開発は凍結されているが、昨年はルノーのエンジンのパフォーマンスが劣っているとして、エンジンの改良が認められた。

今年は、メルセデス・エンジンのパフォーマンスが群を抜いており、ライバルチームはエンジンパフォーマンスの再均一化を提案していた。

F1韓国GP、2010年開催へ韓国政府が後押し

2009年9月19日
チャン・ユンチョ氏とバーニー・エクレストン
韓国は今週、F1韓国GPを政府が行政的・財政的に支援する法案を可決。2010年のF1韓国GP初開催へ向けて、弾みをつけた。

先に発表された2010年の暫定カレンダーにF1韓国GPは記載されていなかったが、韓国はグランプリを開催すべく動いている。

韓国のハンナン党と民主党は政府が行政的・財政的に、サーキット建設と会場の運営をサポートする“F1法”を可決した。

F1チーム、エンジン・パフォーマンスの再均一化を議論

2009年9月17日
F1エンジン
F1チームは、来年の競技レベルをさらに公平にするため、エンジン・パフォーマンスの再均一化について議論する予定である。

現在、F1はエンジン開発を凍結しているが、FIAは昨年のオフシーズン中にルノーのエンジン改良を認めた。

今シーズンは、強力なエンジンが求められるサーキットで、メルセデス・ベンツのエンジンを搭載マシンが圧勝しているため、F1チームは“凍結解除”を協議するとしている。

F1:今シーズン中にエンジン開発凍結を一時解除の可能性

2009年9月15日
F1 エンジン開発凍結
F1のエンジンメーカーは、今シーズン中にメルセデス・ベンツに追いつくためにパフォーマンスの改善を許される可能性がある。

現在、F1エンジンの開発はコスト削減のために凍結されているが、マクラーレン、ブラウンGP、フォース・インディアが搭載するメルセデス・エンジンが、現在フィールドで抜きんでていることは明らか。

昨冬には、ルノーが他に追いつくためにエンジンパフォーマンスの改良を許可されているが、現在はトヨタがパフォーマンス面で大きく劣っていると考えられている。

2009年のF1チャンピオンは上位4名の争いに

2009年9月14日
2009年のF1ワールドチャンピオン争い
F1イタリアGPの結果により、5位のキミ・ライコネンのワールドチャンピオン獲得の可能性はなくなった。

キミ・ライコネンは、F1イタリアGPで3位表彰台を獲得したが、ポイントリーダーとの差は40ポイントとなり、残り4戦での逆転は不可能となった。

仮にライコネンが残り4戦で全勝し、バトンで全戦ノーポイントに終われば両者のポイントは並ぶが、現時点で1勝のライコネンは残りすべてで優勝しても5勝となり、勝利数でバトンの6勝には及ばない。

ローラ、2010年F1マシン「MB-01」を披露

2009年9月14日
ローラ MB-01
ローラは、2010年F1マシン「MB-01」を披露した。

ローラは、2010年のF1参戦を諦めたが、ローラグループのマネージング・ディレクター、ロビン・ブランドルは「F1参戦を2011年に延期した。計画をあきらめたのではなく、1年延期しただけだ」と述べた。

F1マシンは、ローラ・グループの会長兼オーナーであるマーティン・ビレーンに敬意を表してMB-01と命名。エンジンは、コスワース製CA-V8エンジンを搭載する。

F1イタリアGP、シケイン不通過のペナルティを明確化

2009年9月13日
F1イタリアGP モンツァ
FIAのF1レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、モンツァで意図的にシケインを通過しなかったドライバーに対するスチュワードの明確なルールを公表した。

・該当する縁石に対して、マシンの四輪すべてがはみ出した場合、シケインを不通過、または省略したとみなされる。

・ 事故回避以外に、ドライバーがレース中に3回シケインを不通過あるいは省略するごとに自動的にドライブスルーペナルティが科される。

FIA、さらなるF1撤退チームを懸念

2009年9月12日
FIA会長 マックス・モズレー
FIA会長のマックス・モズレーは、2010年のF1グリッドに既存のF1チームが全てが揃うとは断言できないとしている。

去年スーパーアグリ、ホンダがF1から撤退し、今シーズン末にはBMWもF1から撤退する。

「また1チームがF1を去るかもしれないし、もしかしたら2チームになるかもしれない。独立系チームのいくつかも迷っているようだ」
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