マクラーレン MP4-28、プルロッドの採用は「不可欠な進化」

2013年2月1日
マクラーレン MP4-28
マクラーレンは、MP4-28にプルロッド式フロントサスペンションを含めた大幅な改良を施したのは、2013年のタイトル獲得のために必要な動きだったと述べた。

2014年に大幅なレギュレーション変更を控えているため、今年は多くのクルマが昨年マシンの進化版だと予想されていた。

マクラーレン MP4-28、段差を隠す“化粧パネル”を採用

2013年2月1日
マクラーレン MP4-28
マクラーレン MP4-28には、段差を隠すための“化粧パネル”が採用されている。

2012年マシンのマシンの概観への反応を受け、FIAは2013年からチームが段差ノーズ部分に“構造的に無関係”なカバーを装着することを許可した。

昨年マシンのMP4-27のコンセプトは、モノコックが低めでハイノーズにしなくても効果を生み出せるためノーズに段差はなかった。

【動画】 マクラーレン MP4-28 新車発表会

2013年2月1日
マクラーレン MP4-28
マクラーレンは31日(木)、ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センターで2013年F1マシン『MP4-28』の新車発表会を開催した。

今年で50周年を迎えるマクラーレンは、MP4-28の発表に先駆けて歴史的なマシンのデモ走行を実施。M80カンナム、M23、MP4/4から最新のP1といったマシンが会場に登場した。

マクラーレン MP4-28

2013年2月1日
マクラーレン MP4-28
Mclaren MP4-28
マクラーレンの2013年F1マシン「MP4-28」。最大の特徴はフロントサスペンションを昨年フェラーリが採用したプルロッド式に変更したこと。フロントノーズには化粧パネルを装着し、昨年同様、段差のないスムーズなノーズとなっている。

マクラーレン MP4-28 画像

2013年2月1日
マクラーレン MP4-28 画像
マクラーレン MP4-28を画像で紹介していく。

マクラーレンは31日(木)、ウォーキングのマクラーレン・テクロノジー・センターで2013年F1マシン「マクラーレン MP4-28」を発表した。

マクラーレン MP4-28は、フロントにプルロッド式サスペンションを採用。話題となっているフロントノーズは、昨年マシン同様、段差のないスムーズな形状となっている。

マクラーレン MP4-28、受動的ダブルDRSは非搭載

2013年2月1日
マクラーレン MP4-28
マクラーレンは、MP4-28に受動的DRSを搭載することを除外。他のエリアでより大きくパフォーマンスを改善させられると考えている。

ロータスは、今季マシンE21に受動的ダブルDRSを搭載していくことを認めており、2013年シーズンは上位チームの大部分がダブルDRSのコンセプトを追求していくと予想されていた。

ジェンソン・バトン Q&A:マクラーレン MP4-28 発表会

2013年2月1日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンが、マクラーレンでの4年目となる2013年シーズンについての意気込みを語った。

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーとしての4シーズン目にななる。これまで以上にこのチームの強さと実力を知り、理解している。今年は連続性と強化が本当に重要だ」とジェンソン・バトンはマクラーレン MP4-28発表後のプレスリリースでコメント。

セルジオ・ペレス Q&A:マクラーレン MP4-28 発表会

2013年2月1日
セルジオ・ペレス (マクラーレン)
セルジオ・ペレスが、マクラーレンでの初シーズンとなる2013年シーズンにむけての意気込みを語った。

「僕にとって素晴らしい一日だ。実際、今年は毎日が素晴らしいかった。2013年シーズンのスタートのために全てを準備できるように新しいチームと懸命に働いてきた。この驚くべき組織を知ることは信じられないような旅だった」とセルジオ・ペレスは、マクラーレン MP4-28発表後のプレスリリースでコメント。

パディ・ロウ、2013年はマクラーレン残留

2013年1月31日
パディ・ロウ (マクラーレン)
マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュ代表は、テクニカルディレクターのパディ・ロウは2013年はマクラーレンに残るが、それ以降の動向については定かではないと述べた。

ロス・ブラウンの後任としてメルセデス加入が噂されているパディ・ロウは、自らの意思でマクラーレン MP4-28の発表会を欠席。
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