ホンダF1、メキシコGPで“スペック2”エンジンを使った理由

2018年10月31日
F1 ホンダF1 メキシコグランプリ
ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、F1メキシコGPでトロロッソ・ホンダが最新スペックのエンジンではなく“スペック2”を走らせた理由を説明した。

アメリカGPから連戦となるメキシコGPで、トロロッソ・ホンダは、再びピエール・ガスリーのパワーユニット(PU)を未使用の新仕様に交換した。アメリカGP後、組み立て上の不具合の懸念が見つかったためで、シーズン残り2戦に全力を尽くすべく、今回ペナルティーを受け入れてでも新たなPUを投入する作戦を選択した。

ピエール・ガスリー、エステバン・オコンの幅寄せに不満

2018年10月30日
F1 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1メキシコGP終盤のポジション争いのなかでのエステバン・オコンの動きに驚いていはいないとし、“いつも同じことをする”と不満を述べた。

レース終盤、ポイント圏内を争っていたピエール・ガスリーとエステバン・オコンはターン4でホイール・トゥ・ホイールのバトルを展開。ガスリーは接触を避けるためにブレーキングでロックアップしてコースオフを喫したが、スチュワードは1台分のスペースが残っていたと見なして不問に付している。

トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 決勝レポート

2018年10月30日
F1 トロロッソ・ホンダ メキシコGP
トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPの決勝レースで最後尾からスタートしたピエール・ガスリーが10位入賞。ブレンドン・ハートレーは14位でフィニッシュした。

第19戦メキシコGPの決勝レースが午後1時10分より行われた。午前中は青空が広がった天候も、レースが近づくにつれ雲が覆い始める。気温18℃、降水確率は20%で、決勝を迎えた。

ホンダF1 特集:高地レースでの戦い方

2018年10月30日
F1 ホンダF1 メキシコGP
ホンダF1のF1副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、高地でのレースとなったF1メキシコGPの戦い方について解説した。

標高約2,300mという超高地で開催されるメキシコGP。ここにはTV中継からは分かりづらい厳しさがあった。通常、日差しが強くて気温が高かったり、大雨が降ってウエットコンディションになったりというのは、画面を見ていても分かりやすいものだが、メキシコシティでは目に見えない負担が降りかかった。

ホンダF1「10位入賞はドライバーの走りとピット戦略が噛み合った結果」

2018年10月29日
F1 ホンダF1 メキシコGP
ホンダのF1テクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1メキシコGPの決勝レースを振り返った。

F1メキシコGPでは、パワーユニット(PU)とギアボックス交換によって最後尾からスタートしたピエール・ガスリーが10位入賞。ブレンドン・ハートレーは12位でレースを完走した(レース後、5秒加算ペナルティで14位に降格)。

トロロッソ・ホンダ:ピエール・ガスリーが10位入賞 / F1メキシコGP

2018年10月29日
F1 トロロッソ・ホンダ ピエール・ガスリー メキシコGP
トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPでピエール・ガスリーが10位入賞。ブレンドン・ハートレーは12位で完走した(5秒加算ペナルティで14位に降格)。

パワーユニットとギアボックス交換によるグリッド降格ペナルティで最後尾グリッドとなったピエール・ガスリーはハイパーソフトタイヤでレースをスタート。2周目には16番手に順位を上げる。

トロロッソ・ホンダ:F1メキシコGP 予選レポート

2018年10月29日
F1 トロロッソ・ホンダ メキシコGP
トロロッソ・ホンダは、F1メキシコGPの予選で、ブレンドン・ハートレーが14番手、ピエール・ガスリーが15番手。決勝はハートレーが7列目、ガスリーはPU交換のペナルティーにより最後列から、上位進出を狙う

第19戦メキシコGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。メキシコシティは前夜から激しい雷雨となり、朝方雨は上がったが、時折り小雨が降る天候となった。

トロロッソ 「ホンダのF1エンジンはもっと壊れると覚悟していた」

2018年10月28日
F1 トロロッソ ホンダF1
トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、今シーズン、ホンダのF1エンジンが多くの故障に見舞われることを覚悟していたとし、予想していたよりも信頼性が高いことに満足していると述べた。

マクラーレン・ホンダ時代、ホンダのF1パワーユニットは多数の故障に見舞われていた。実際、今年はどのメーカーよりも多くのコンポーネントを使用しているが、それは来季に向けてパフォーマンスを向上させるための実験的な意味合いが強く、コース上では大きなトラブルには見舞われていない。

ホンダF1 「臨機応変に状況に対応して確実にレースを戦いたい」

2018年10月28日
F1 ホンダF1 メキシコGP
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1メキシコGPでのトロロッソ・ホンダの予選を振り返った。

メキシコ特有の高地という環境では、旧スペックのの方がセッティング面で確実性が高い判断して“スペック2”のパワーユニットを搭載しているトロロッソ・ホンダは、予選Q1でブレンドン・ハートレーが10番手、ピエール・ガスリーが13番手でそれぞれQ2に進出。
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