マックス・フェルスタッペン 「メルセデスにプレッシャーをかけたい」 / レッドブル・ホンダ F1スペインGP 予選後記者会見
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、F1スペインGPの決勝でメルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにプレッシャーをかけ、予選3番手を勝利に変えることができることを期待していると語る。

通常の5月開催とは異なり、8月というサマーシーズンに開催されるF1スペインGPは、先週末のF1 70周年記念GPと同じように気温の高いタイヤに厳しいコンディションで決勝が行われる見通しとなっている。

F1 70周年記念GPでは『おばあちゃんのように走りたくはない』という名言を残してメルセデス勢にプレッシャーをかけて今シーズン初勝利を挙げたマックス・フェルスタッペン。今週末のレースでもメルセデス勢のタイヤにブリスターが発生する可能性はないとは言えず、再びプレッシャーをかけるつもりだとフェルスタッペンは語る。

「マシンの感触は満足できるものだった」とポールシッターのルイス・ハミルトンから0.708秒差の3番手で予選を終えたマックス・フェルスタッペンは予選後の記者会見で語った

「少しでもプレッシャーをかけられることを願っている。ここはオーバーテイクが非常に難しいことはわかっているけど、僕たちは彼らに近づけるようにできる限りのことをするつもりだし、少しでも難しい状況にさせるつもりだ」

マックス・フェルスタッペンは、今週末のFP1、FP2、FP3、そして予選と、すべてのセッションで3番手タイムであり、そのポジションに慣れていると冗談交じりに語った。

「僕は3番手のサブスクリプション(定期購読)を持っているようだね。週末全体で3番手だった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「できるだけ近づけるように頑張ったし、自分のラップにはかなり満足している。マシンから最大限を引き出せたと思うし、あまり文句は言えないと思う」

「マシンはかなり競争力があったと思う。もちろん、僕たちにはもっと良い仕事ができるエリアがあるけど、僕たちは間違いなくマシンを改善している。それは良いことだ」

前戦F1 70周年記念GPでは、トップ10のなかで唯一ハードタイヤでスタートするというタイヤ戦略が当たったマックス・フェルスタッペンだが、今週末のF1スペインGPではQ3に進出した全員がソフトタイヤでスタートする。

「ソフトタイヤはレースをスタートするには十分だと思う。通常であれば、最も柔らかいコンパウンドは、すぐに駄目になってしまうため、もう少しトリッキーだけど、ここのトラックでは問題ない」とマックス・フェルスタッペンは説明する。

マックス・フェルスタッペンは、レッドブルでの初レースとなった2016年に4番グリッドからスタートして自身初勝利を飾っている。

マックス・フェルスタッペンは、今年のF1スペインGPでもレッドブルの堅実なロングランペースをアンロックしてキャリア10勝目を目指している。

「昨日はロングランでマシンのバランスとタイヤの摩耗にとても満足できたけど、明日もまた新しい日なので、もう一度それを示さなければならない。もちろん、メルセデスの近くにいて、プレッシャーをかけられることを望んでいる」

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