レッドブル・ホンダF1決勝分析:現実を見せられたメルセデスとの実力差
2020年8月18日

前戦F1 70周年記念GPではタイヤ戦略が奏功して優勝を果たしたマックス・フェルスタッペンとレッドブル・ホンダ。決して“まぐれ”での勝利とは言えないが、1段階柔らかいタイヤ、高い気温、タイヤ圧の増加がメルセデスを悪い方向へと導いたことの結果でもあった。
マックス・フェルスタッペン 「2位になるためにここにいるわけではない」
2020年8月17日

3番手からスタートしたマックス・フェルスタッペンは、見事なスタートを決めて、メルセデスのバルテリ・ボッタスをターン1でパスし、2番手に浮上。レース序盤は前を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)にプレッシャーをかけるべくプッシュする。
ダニール・クビアト 「いつもの決勝のようなマシンの感触のよさがなかった」
2020年8月17日

ダニール・クビアトは、12番手からのスタートだったが、チームはペースが優勢と見てソフトタイヤでのスタートを選択。ガスリーと同じ21周目に、チームはダブルピットストップを難なくこなすと、クビアトはそこからロングスティントを走行してポイント圏内を走行する。
アルファタウリ・ホンダF1 「中団で戦えることを示したポジティブな結果」
2020年8月17日

10番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、アレクサンダー・アルボンの直後でレースを進める形となり、ポイント獲得を果たした。
ピエール・ガスリー 「2ポイントに満足。ミディアムを生かせなかった」
2020年8月17日

ガスリーは、アルボンの直後でレースを進める形となり、ポイント獲得を果たした。21周目にミディアムタイヤに履き替えると、43周目に再度ピットインして再びミディアムタイヤへ交換。そこで僅差の集団の中に戻ることとなり、そのままアルボンに続く9位でチェッカーフラッグを受けた。
メルセデスF1代表 「レッドブルには“暑くなる”と伝えていた(笑)」
2020年8月17日

バルセロナの高い気温はレッドブル・ホンダにとって有利になると予想されていたが、週末のコンディションにうまく対応していたのはメルセデスの方だった。
マックス・フェルスタッペン、F1スペインGPでの怒りの無線について説明
2020年8月17日

スタートでバルテリ・ボッタスを抜いて2番手に浮上したマックス・フェルスタッペンだったが、ソフトタイヤの第1スティントでレースウィナーのルイス・ハミルトンについていくことに苦労した。
ホンダF1 田辺豊治TD 「ライバルとの実力差を痛感したレース」
2020年8月17日

F1スペインGPでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが5戦連続の表彰台となる2位でフィニッシュ。アレクサンダー・アルボンが8位入賞となった。アルファタウリ・ホンダも、ピエール・ガスリーが9位入賞を果たしてチームとしては3戦連続のポイント獲得となった。
アレクサンダー・アルボン 「タイヤは6~7周でグリップを失った」
2020年8月17日

6番グリッドから好スタートを決めたアレクサンダー・アルボンだが、スタート直後のターン2でペースの上がらないボッタスに引っかかり、6番手に逆戻り。レーシングポイント勢の前に出るべく、早めの17周目にピットインし、ハードタイヤに交換する戦略を採る。