ホンダ、トラブル多発の初日 / F1オーストリアGP

2015年6月20日
ホンダ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、F1オーストリアGP初日のフリー走行を振り返った。

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「アップダウンが激しく距離が短いため、的確なエネルギーマネージメントを行うのが非常に難しいサーキットですが、FP1、FP2の両セッション中のトラブルにより、その調整のための貴重な走行時間を失ってしまいました」

フェルナンド・アロンソ、20グリッド降格ペナルティ / F1オーストリアGP

2015年6月20日
フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、エンジンと複数のコンポーネントを交換することによって合計で20グリッドの降格ペナルティが科せられる。

フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGP開幕前日の18日(木)にすでにエンジンペナルティを受ける可能性があると認めており、初回セッションが実施された金曜日にマクラーレン・ホンダは、アロンソのクルマにいずれも5基目となる内燃機関(ICE)、ターボチャージャー、MGU-Hを搭載した。

フェルナンド・アロンソ、アップデート版マシンでいきなりストップ

2015年6月19日
フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアGPのフリー走行1回目にアップデートされたMP4-30で走行を開始。しかし、すぐにストップした。

マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGPにむけてMP4-30に大幅なアップデートを施した。しかし、パッケージは一台分しかなく、今回はフェルナンド・アロンソが優先的に走らせることになった。

ジェンソン・バトン、マクラーレン・ホンダ MP4-30のポテンシャルを信じる

2015年6月19日
ジェンソン・バトン マクラーレン・ホンダ
ジェンソン・バトンは、今でもマクラーレン・ホンダのパッケージが完全に仕上がれば、メルセデスに挑んで上位を争うポテンシャルがあると考えている。

ホンダがエンジンパートナーとなった今シーズン、マクラーレンは、表彰台はおろか入賞さえもままならない状態が続いており、今週末のF1オーストリアGPでも難しいレースを強いられそうだ。

フェルナンド・アロンソ、F1オーストリアGPで“ショートノーズ”版を使用

2015年6月19日
マクラーレン・ホンダ
マクラーレン・ホンダは、今週末のF1オーストリアGPで大幅なアップデートパッケージを導入するが、新しいスペックを走らせるのはフェルナンド・アロンソだけになるという。

マクラーレン・ホンダは、1セットのアップグレードしかなく、ジェンソン・バトンは前回アップグレードが投入された4月のF1中国GPで優先権を持っていたため、今回はフェルナンド・アロンソが得ることになる。

フェルナンド・アロンソ 「僕たちは諦めない」 / F1オーストリアGP

2015年6月18日
フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソが、F1オーストリアGPへの意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「モントリオールはチーム全体にとって難しいレースだった。サーキット特性によってタフなレースになることは予想していたけど、もちろん、ダブルリタイアは特に期待外れだった。でも、週末が予定通りに行かなかったからといって、僕たちが諦めるわけではない」

ホンダ 「オーストリアもパワーユニットに厳しいパワーサーキット」

2015年6月18日
ホンダ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、F1オーストリアGPにむけての作業状況を語った。

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「レッドブルリンクは直線が長く、モントリオールに続いてパワーユニットに厳しいサーキットです。 カナダの結果を真摯に受け止め、トラブルの原因を徹底的に追及し対策を行っています」

ジェンソン・バトン 「レースを楽しみたい」 / F1オーストリアGP

2015年6月18日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンが、F1オーストリアGPへの意気込みを語った。

ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
「過去数日間、僕たちはモントリオールから気持ちを切り替えて、すでに次の挑戦にしっかりと目を向けている。チームとして、僕たちは最終的に日曜日の午後にどの位置でフィニッシュするかで評価されるし、舞台裏での進歩や、レ−スに向けてのプラクティスや予選でのビルドアップは考慮されないので、タフなグランプリの後にポジティブな点を目にするのは難しいときもある」

ホンダ 「エンジンパワーはさらに上がる」

2015年6月17日
ホンダ
ホンダは、高まりつつあるマクラーレンからのプレッシャーに応じるべく、今後のレースでエンジンパワーを上げていこうとしている。

新生マクラーレン・ホンダは、前戦F1カナダGPでのダブルリタイアを含めた継続的な信頼性の問題を解決できず、今季はまだ4ポイントしか獲得していない。
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