ハースF1とトヨタの線引き「“金でシートを買う”は章男さんのやり方ではない」

2025年12月13日
ハースF1とトヨタの線引き「“金でシートを買う”は章男さんのやり方ではない」
トヨタがハースF1チームへの支援を拡大するなか、ドライバー起用を巡る憶測も同時に広がっている。

日本人ドライバーやトヨタ系ドライバーがF1シートを得るのではないか、あるいは資金力を背景に「シートを買う」形になるのではないか。そうした見方に対し、ハースF1チーム代表の小松礼雄は明確な線引きを示した。

【動画】ハースF1代表 小松礼雄がテレ東の特集でF1を語り尽くす

2025年12月13日
【動画】ハースF1代表 小松礼雄がテレ東の特集でF1を語り尽くす
ハースF1のチーム代表を務める小松礼雄をテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」が特集。チームのファクトリー内部を取材し、小松礼雄がトヨタとの提携、勝つための“コミュニケーション”を自分の言葉で語りつくした。

ハースF1チームは、トヨタ自動車と業務提携を結び、来年からトヨタがタイトルスポンサーとなることで注目を集めている。このチームを率いるのが、日本人としてF1チーム代表を務める小松礼雄だ。

オリバー・ベアマン フェラーリF1昇格に野心「赤いマシンで勝利が人生目標」

2025年12月11日
オリバー・ベアマン フェラーリF1昇格に野心「赤いマシンで勝利が人生目標」
オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、ルイス・ハミルトンの去就を巡る憶測が渦巻く中でも、自身の長期的な夢が揺らぐことはないと強調した。幼少期から抱き続けてきた「フェラーリの赤いマシンで勝つ」という目標は、今も彼の原動力だ。

2025年F1のルーキーイヤーを戦い抜いたベアマンは、元F2ライバルのアイザック・ハジャーがレッドブル・レーシング昇格を果たしたことについて問われると、率直な心境を語った。

エステバン・オコン “TGRハースF1チーム”を歓迎「トヨタとの仕事は楽しい」

2025年12月6日
エステバン・オコン “TGRハースF1チーム”を歓迎「トヨタとの仕事は楽しい」
アブダビGP週末、ハースF1チームのエステバン・オコンは、2026年からチーム名が「TGR Haas F1 Team」となることについて「素晴らしいニュースだ」と歓迎した。トヨタとの関係強化は、同社のF1本格復帰に向けた明確な前進として注目されている。

現在ハースとTOYOTA GAZOO Racing(TGR)は技術提携を進めており、トヨタが資金とスタッフを提供する14日間のTPC(旧型車テスト)プログラムが2024年に実施された。

平川亮 ハースF1とのF1アブダビGP FP1で11番手「学びの多い1年でした」

2025年12月6日
平川亮 ハースF1とのF1アブダビGP FP1で11番手「学びの多い1年でした」
2025年F1最終戦アブダビGPは金曜フリー走行が行われ、ハースF1チームはリザーブドライバーの平川亮に今季4回目となるFP1走行機会を与えた。エステバン・オコンがセッションを欠席し、平川亮がVF-25を駆って60分間のプログラムを担当した。

平川亮はハードとミディアムを使用し、ベストタイム1分24秒934で11番手。過去に同じサーキットでF1マシンをテストした経験を持つことから、これまでのFP1よりもスムーズに走行を立ち上げ、好調なロングランと低燃料でのパフォーマンスを示した。

トヨタ ハースF1チームのタイトルスポンサーに就任「TGR Haas F1 Team」

2025年12月4日
トヨタ ハースF1チームのタイトルスポンサーに就任「TGR Haas F1 Team」
ハースF1チームは、トヨタ自動車のモータースポーツ競技および研究開発部門であるTOYOTA GAZOO Racing(TGR)がアメリカのF1チームのタイトルパートナー権を取得することに伴い、2026年FIAフォーミュラ1世界選手権において正式名称を「TGR Haas F1 Team」とする。

これは両ブランド間の関係強化をさらに示す動きとなる。

小松礼雄 「2ストップ義務化はF1カタールGPのレースを破壊する」

2025年11月26日
小松礼雄 「2ストップ義務化はF1カタールGPのレースを破壊する」
小松礼雄「2ストップ義務化はカタールGPのレースを“破壊する”」
ハースF1チーム代表の小松礼雄は、ピレリが今年のカタールGPで導入したスティント上限ルールについて、「レースを破壊する」と強い言葉で批判した。

ロサイルで行われる57周の決勝では、1スティントにつき最大25周までしか走れず、事実上の2ストップ義務となる。これはタイヤ摩耗への懸念から導入された措置で、F1、FIA、チーム側との合意のうえで決定されたものだ。

オリバー・ベアマン F1ラスベガスGP「これまでで一番楽しくないストリート」

2025年11月21日
オリバー・ベアマン F1ラスベガスGP「これまでで一番楽しくないストリート」
オリバー・ベアマンは、ラスベガス・ストリップ・サーキットで最初に走った瞬間に大きな衝撃を受けたという。ハースF1チームのベアマンは、路面グリップの低さに驚かされたと語った。

「正直、FP1で最初の数周を走ったとき──もちろんここは僕にとって新しいサーキットなんだけど──グリップの低さに本当に驚いた。sketchy(危なっかしい)だった」と、ベアマンは公式F1チャンネルに語った。

ハースF1のローラ・ミュラーが告白「エステバン・オコンはとても心配性」

2025年11月18日
ハースF1のローラ・ミュラーが告白「エステバン・オコンはとても心配性」
シーズン最終盤に入り、ハースF1のレースエンジニアとしてエステバン・オコンを担当するローラ・ミュラーが、1年目の手応えを振り返った。

ミュラーは2025年開幕前にオコンのレースエンジニアに就任し、F1の歴史上初めて女性が正式に昇格した例として注目を集めた。2022年にシミュレーター部門からハースへ加わり、その後パフォーマンスエンジニアを経て現在の役割に抜擢された人物だ。

2026年F1マシンは“史上最も複雑” ハース技術責任者が明かす「怖さと課題」

2025年11月17日
2026年F1マシンは“史上最も複雑” ハース技術責任者が明かす「怖さと課題」
F1で2026年に導入される大規模なレギュレーション変更は、ファンにとってはワクワクさせる要素であふれている一方、マシンを設計する側にとっては不安要素の塊だ。

新シャシーと新パワーユニットを併せ持つ“完全なクリーンシート”規則は、勢力図を覆すチャンスであると同時に、判断を一つ誤れば深刻な後れを取るリスクも孕んでいる。
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