F1ドイツGP:予選後の全F1マシンの燃料搭載量
2009年7月12日

ブラウンGP vs レッドブルでみると、ニュルブルクリンクではレッドブルに軍配が上がった。
前戦シルバーストンと同様、ニュルブルクリンクの低い路面温度はレッドブル RB5に有利だ。苦手とされていた低速サーキットだが、燃料搭載量から考えてもレッドブルはブラウンGPより1秒近く速いと思われる。
F1ドイツGP 予選 (ドライバーコメント)
2009年7月12日
ブリヂストン:F1ドイツGP予選
2009年7月12日

ニュルブルクリンクで開催されたドイツGP予選は、ブリヂストンのスーパーソフト・タイヤのグリップを充分に生かしたきったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーが自己初のF1ポールポジションを獲得した。
ウェバーのタイムは1分32秒230で、2位のブラウンGPフォーミュラ1チームのルーベンス・バリチェロとの差は約0.1秒。3位はジェンソン・バトン(ブラウンGPフォーミュラ1チーム)だった。フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、チーム及び自身最高の7位で予選通過したことは注目に値する。
レッドブル:マーク・ウェバーが初ポール獲得! (F1ドイツGP予選)
2009年7月12日

不安定な天候のニュルブルクリンクで、マーク・ウェバーが、2002年のF1デビュー以来、132戦目にして遂に初ポールポジションを獲得した。
一方、セバスチャン・ベッテルは4番グリッドを獲得。ブラウンGPの2台の先行を許してた。
ブラウンGP:バリチェロが2番グリッド獲得 (F1ドイツGP予選)
2009年7月12日

ルーベンス・バリチェロ (2番手)
「予選の興奮は本当に楽しんだし、2番手を獲得して明日フロントローからスタートできることには非常に満足している。Q2でトラックがスリックでも十分行けると感じたので、チームにピットインすると無線で伝えたけど、彼らの返答が聞こえなかったので、ピットに到着したときにタイヤが待っていたことに感謝したよ!素晴らしい決断だったし、他のドライバーよりもQ2の終盤はずっとリラックスしていられた。明日のレースはトリッキーなものになると思うので、油断はできないし、天候がどうであってもアドバンテージを利用しなければならない。楽しみにしているよ」
フォース・インディア:スーティルがチーム初のQ3進出 (F1ドイツGP予選)
2009年7月12日

エイドリアン・スーティル (7番手)
「本当にハッピーだ。間違いなく、今日F1で最も幸せな一人だと思うよ!ホームレースだし、F1でこれまでの最高の予選ポジションだ。素晴らしい予選だった。天候はとてもトリッキーだったけど、特にQ2で雨が降ったときなど、僕たちの決断はとても良かった。ドライタイヤでいくというリスクをとり、みんなより早くラップを行って3番手タイムを出すことができた。最終的にQ3の燃料搭載量でも本当にうまくいって、7番手に入れた。チームのみんなのためにもとても満足している。僕たちは先月、本当に一生懸命に作業していた。あとはポイントを獲るだけだね!」
フェラーリ:マッサ8番手、ライコネン9番手 (F1ドイツGP予選)
2009年7月12日

フェリペ・マッサ (8番手)
「今回の予選はちょっと宝くじだったね。最初はドライで、そのあと雨が降って、またドライになった。うまくいく可能性もあるけど、もっと悪い可能背もあった。8番手より上には行けなかったけど、それほど悪くはないよ。正直、表彰台は難しいと思うけど、ポイントを狙える良い戦略がある」
ルノー:ピケJrが予選で初めてアロンソを上回る (F1ドイツGP予選)
2009年7月12日

Q2での気まぐれな天気におけるタイヤ選択の運による結果ではあるが、ピケJr.は、今シーズン初めてQ3に進出。F1デビューしてから初めて予選でアロンソより上のグリッドを獲得した。
アロンソは、Q2でソフトタイヤでアタック中に雨が降りだし、最終セクションでスピン。Q3進出を逃した。
トヨタ:天候に翻弄された予選 (F1ドイツGP予選)
2009年7月12日

ヤルノ・トゥルーリ (14番手)
「今日は天気が全く味方をしてくれなかった。風がとても強く、気温もすごく低かった。一般的に、僕たちのクルマに合わない天気なので、残念なことに、タイヤを適温に温めることに苦労した。僕たちは競争力が充分あるので、大きなトラブルもなく予選第1セッションを通過したものの、雨が降り出してしまった。予選第2セッションの後半、残念なことにその時の天候に適したタイヤを履いておらず、トップ10に入るのは難しかった。最近はトップ6入りを果たすことも多く、14番手という予選の結果には、とても残念だ。明日のレースでは、ベストを尽くしたい」