シャルル・ルクレール、2026年序盤でフェラーリF1との去就判断との報道

オーストリア紙『Osterreich』によれば、事情に通じたイタリア人インサイダーのジュリアーノ・ドゥケッサは、ルクレールが2026年シーズン序盤を終えた段階で「自身の選択肢を評価することが認められる」と主張している。
マクラーレンが特に強い関心を示しているとされ、アストンマーティンも状況を注視しているという。
この見方は、現在のパドックの空気とも一致する。新たにワールドチャンピオンに輝いたランド・ノリスへの傾斜を強めるマクラーレンの姿勢に対し、オスカー・ピアストリとマーク・ウェバーが内心で不満を募らせているとされる一方、各チームは2026年のレギュレーション刷新を新たな競争サイクルの始まりと捉えている。
ルクレール自身も、アブダビGPで来年が自身の長期的な進路を左右すると示唆していた。
「来年は決定的な年になる」とルクレールは語った。
「正直に言って、チーム全体がとてもモチベーション高く取り組んでいる。大きな変化だし、フェラーリが何を成し遂げられるかを示す絶好のチャンスだからだ」
問題を抱えた初年度ながら、ルイス・ハミルトンを明確に上回る成績を残したルクレールは、2025年シーズンを終えて強い交渉力を手にしている。そして2026年の新時代に向け、フェラーリが即座に結果を出さなければならないという自信も持っている。
「この新しい時代を正しい形でスタートできることを本当に願っている。なぜなら、今後4年間にとって重要だからだ。6戦目か7戦目までには、どのチームが次の4年間を支配するのか、かなり明確になると思う」と語った。
公の場では、ルクレールは引き続きフェラーリへの忠誠を強調している。
「フェラーリでチャンピオンになれると信じているか? イエスだ」と彼は認めた。
「だが、今しかない。だからこそ、この新しいサイクルを正しい形でスタートできることを本当に願っている」
さらに、マネージャーであるニコラ・トッドも最近、2026年のスタートがルクレールの長期的な将来にとって決定的になるとの見解を示している。
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