FIA会長 「フェラーリがF1エンジン調査の内容開示を拒んだ」

2020年4月10日
FIA会長 「フェラーリがF1エンジン調査の内容開示を拒んだ」
FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、フェラーリのF1パワーユニットの合法性の調査に関する詳細の公表を妨げたのはFIAではなく、フェラーリであることを明らかにした。

昨年、フェラーリの2019年F1エンジンは夏休み以降に大きな改善を果たした。疑惑の目をむけたライバルチームは燃料流量システムの不正行為を指摘。その後、FIAは立て続けに技術指令を発行し、そのタイミングでフェラーリの戦闘力は低下した。

アルガルヴェ・サーキット、F1開催が可能なサーキットとして承認

2020年4月8日
アルガルベ・サーキット、F1開催が可能なサーキットとして承認
ポルトガルのアルガルベ・サーキットは、F1開催が可能なサーキットとして承認を受けた。

昨年、アルガルベ・サーキットは、FIA規格の“グレード1”を申請。サーキットの責任者であるパウロ・ピニェイロは「昨年、チャーリー・ホワイティングとエドゥアルド・フレイタスによる検査を受けたときから取り組んできた」と Lusa に語った。

2020年のF1世界選手権:序盤9戦の延期が決定…開幕の目途立たず

2020年4月8日
2020年のF1世界選手権:序盤9戦の延期が決定…開幕の目途立たず
F1は4月7日(火)、第9戦カナダGPの延期を発表。先に発表されたオーストラリアGP、バーレーンGP、ベトナムGP、中国GP、オランダGP、スペインGP、アゼルバイジャンGPの延期とモナコGP(中止)と合わせて開幕から9戦の延期・中止が決定。それ以降のレースも同じ道を辿ることが予想され、開幕の目途は立っていない。

世界的な新型コロナウイルスの猛威は2020年のF1世界選手権にも大きな影響を与えている。

F1:新型コロナの影響で2020年と2021年のレギュレーションを多数変更

2020年4月1日
F1:新型コロナの影響で2020年と2021年のレギュレーションを多数変更
FIA世界モータースポーツ評議会は、新型コロナウイルスによって絶え間なく塩化する世界的な状況に対応し、2020年および2021年のF1レギュレーションの多くの変更を承認した。F1チームは今年の残りの期間、新規則に対応した2022年F1マシンの開発を禁止される。

今月初め、F1、FIA(国際自動車連盟)、および全F1チームは全会一致で2021年に予定していた新F1レギュレーションの導入を2022年まで延期することに合意。世界モータースポーツ評議会はこの動きを承認し、関連規制を調整できるようにした。

F1:2021年限りのコンコルド協定を締結?

2020年3月31日
F1:2021年限りのコンコルド協定を締結?
F1では、2021年のコンコルド協定に関する交渉が膠着状態となっている。

F1とチームとの間で収入の分配とガバナンス構造を決定する現在のコンコルド協定は2020年末で失効するが、新型コロナウイルス危機に襲われるまで、新たな契約についての話し合いは順調に進んでいた。

レッドブルF1 「メルセデスが降りてもFIA/フェラーリへの追及はやめない」

2020年3月30日
レッドブルF1 「メルセデスが降りてもFIA/フェラーリへの追及はやめない」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1エンジンの不成功疑惑についてフェラーリと秘密の取引をしたFIA(国際自動車連盟)に責任説明を負わせることを決して放棄するつもりはないと語る。

ヘルムート・マルコは、メルセデスが放り投げた案件をふろいあげ、FIAが2019年のF1エンジンの合法性に関連したフェラーリとの秘密協定の条件の開示を求めるために残りの6チームを率いていく。

「FIAはフェラーリF1との秘密の和解で自分の首を絞めた」とエクレストン

2020年3月27日
「FIAはフェラーリF1との秘密の和解で自分の首を絞めた」とエクレストン
元F1最高経営責任者のバーニー・エクレストンは、FIA(国際自動車連盟)がF1エンジンの調査に続いてフェラーリとの“秘密の和解”を発表したことで、自ら 厄介な問題には首を突っ込んだと考えている。

フェラーリのF1パワーユニットの合法性は、2019年シーズンが進むにつれて厳格な調査の対象となり、シーズン終盤にはさらなる分析のためにFIAがフェラーリだけでなく、ホンダやルノーのパーツを押収することにつながった。

2020年のF1世界選手権:11戦を開催できればラッキー?

2020年3月25日
2020年のF1世界選手権:11戦を開催できればラッキー?
元ドライバーのマルク・スレールは、2020年のF1世界選手権で11戦を開催できれば“ラッキー”だと語る。

新型コロナウイルスの世界的な大流行を受け、2020年のF1世界選手権はF1モナコGPの中止を含めて開幕から8戦の延期が決定。8月に設けていたシャットダウン期間を3~4月に前倒しして、シーズン後半になんとか新しい日程で延期になったレースを埋め合わせようとしている。

F1:1億7500万ドルの予算上限のさらなる引き下げを検討

2020年3月25日
F1:1億7500万ドルの予算上限のさらなる引き下げを検討
F1は、2021年に予定されている1億7500万ドルの予算上限をさらに引き下げることを検討していると報じられている。

F1は新型コロナウイルスの世界的な流行によって大きな打撃を受けており、すでに開幕8戦の延期・中止が決定。これにより、当初の22戦の世界選手権を開催するのは困難であり、F1チームに分配される賞金は少なくなると考えられている。
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