F1:2010年から4,000万ポンドの予算キャップを導入

2009年4月30日
F1 予算キャップ導入
FIAは、2010年からF1に4,000万ポンドの予算キャップを導入することを発表した。

当初、予算キャップは3,000万ポンドとされていたが、先週、FIA会長のマックス・モズレーとF1チームによって協議が行われ、上方修正された。

予算キャップは1月1日から12月31日までのチームの全支出に対して適用される。

マックス・モズレー、予算キャップの増額を示唆

2009年4月30日
マックス・モズレー FIA
FIAの会長マックス・モズレーは、29日の世界モータースポーツ評議会で予選キャップが承認されたことを示唆している。

まだ世界モータースポーツ評議会による決定のリリースは発行されていないが、F1チームとの協議により3000万ポンドの制限は増額されたようだ。

マックス・モズレーは「全てが予定通りに進んでいる。3000万よりは少し多くなるが上出来だ」と語る。

マクラーレン、執行猶予付きの3レース出場停止

2009年4月29日
マクラーレン 「ライゲート」の処分が決定
マクラーレンに対し、世界モータスポーツ評議会は執行猶予付きの3レースの出場停止という処分を下した。

FIAは、29日パリで「ライゲート」に関する審議を行い、マーティン・ウィトマーシュが誠実に情報を提供したとして、マクラーレンをすぐには処分しないことを決定した。

今後1年間、マクラーレンは、厳しい監視下に置かれることになる。

F1ドライバーの年俸は予算制限から除外

2009年4月24日
F1 予算制限
FIAは、来年導入される予定の予算制限からF1ドライバーの年俸とマーケティング費用を除外することに合意した。

「4月29日の世界モータースポーツ評議会でのプレゼンに向け、財政・技術の両方の規約が決定間近だ」とFIA会長のマックス・モズレーは語る。

現在、予算の上限は3,000万ポンドとされているが、自動車メーカーから疑問の声が上がっている。

FIA、問題のディフューザーを合法と判断

2009年4月15日
F1 ディフューザーに合法との判決
FIA国際控訴裁判所は、ブラウンGP、トヨタウィリアムズが使用するディフューザーを合法と発表した。

14日の公聴会のあと、裁判官によって夜通しで審議された結果、ICAはオーストラリアGPでフェラーリ、レッドブル、ルノーによって申し立てられた異議を却下した。

「FIA国際控訴裁判所は、2009年3月26日のオーストラリア・グランプリのスチュワード団による16〜24番の裁定および2009年FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップのポイントに対して提出された控訴を却下することを決めた」

デビッド・クルサード 「FIAはディフューザーを承認する」

2009年4月12日
デビッド・クルサード (レッドブル)
デビッド・クルサードは、来週火曜日に行わるディフュザーに関するFIAの公聴会でブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズのディフューザーが合法と判断されると考えている。

昨年、現役F1レーサーを引退したデビッド・クルサードは、レッドブルにアドバイザーとして残っており、今年はリザーブドライバーとして登録されている。

レッドブルは、ディフューザーの合法性に疑問を呈しているチームのひとつだが、クルサードはFIAが抗議しているチームに対し、デザインが合法であると告げることを確信している。

FIA、3チームのディフューザーを合法と承認

2009年3月26日
3チームのディフューザーは問題なし
FIAのスチュワードは26日夜、3チームから提出されたトヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのディフューザーに対する異議申し立てを却下。3チームのマシンがオーストラリアGPに参戦ることを認めた。

スチュワードと論争に関わるチームとの間で4時間以上にわたる説明と討議がおこなわれたが、スチュワードはマシンが合法であるとの声明を発表した。

フェラーリ、ルノー、レッドブルが、3チームのディフューザーは違法であると抗議していた。BMWザウバーも抗議に加わる予定だったが、時間通りに提出されなかったため、抗議は却下された。

4チームがディフューザーに関する抗議文を提出

2009年3月26日
車検を行うブラウンGP
オーストラリアGP開幕を控えた木曜日、4つのF1チームが3チームのディフューザーに抗議文を提出した。

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの3チームが採用するディフューザー設計について、4チームが異議申し立てを行った。

BMWザウバーのマリオ・タイセンは、「異なった規約解釈がある。我々はできるだけ早く明確にする必要がある」とコメント。

F1:2009年シーズンは最多ポイント制に正式決定

2009年3月25日
2009年のF1は従来通り最多ポイント制に決定
FIAは、F1の2009年シーズンはこれまで通り最多ポイントを獲得したドライバーがワールドチャンピオンとなることを正式に発表した。

先週、FIAの世界モータースポーツ評議会で、最多優勝者をチャンピオンにするとのF1ポイントシステムの変更を承認した。

しかし、その決定にF1チームは反発し、FOTAを通してその決定が、遅い時期にレギュレーションを変更するにはチームの満場一致が必要と記すFIA自身のレギュレーションに反しているとの不満を述べていた。
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