FIA、問題のディフューザーを合法と判断
2009年4月15日

14日の公聴会のあと、裁判官によって夜通しで審議された結果、ICAはオーストラリアGPでフェラーリ、レッドブル、ルノーによって申し立てられた異議を却下した。
「FIA国際控訴裁判所は、2009年3月26日のオーストラリア・グランプリのスチュワード団による16〜24番の裁定および2009年FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップのポイントに対して提出された控訴を却下することを決めた」
デビッド・クルサード 「FIAはディフューザーを承認する」
2009年4月12日

昨年、現役F1レーサーを引退したデビッド・クルサードは、レッドブルにアドバイザーとして残っており、今年はリザーブドライバーとして登録されている。
レッドブルは、ディフューザーの合法性に疑問を呈しているチームのひとつだが、クルサードはFIAが抗議しているチームに対し、デザインが合法であると告げることを確信している。
FIA、3チームのディフューザーを合法と承認
2009年3月26日

スチュワードと論争に関わるチームとの間で4時間以上にわたる説明と討議がおこなわれたが、スチュワードはマシンが合法であるとの声明を発表した。
フェラーリ、ルノー、レッドブルが、3チームのディフューザーは違法であると抗議していた。BMWザウバーも抗議に加わる予定だったが、時間通りに提出されなかったため、抗議は却下された。
4チームがディフューザーに関する抗議文を提出
2009年3月26日

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPの3チームが採用するディフューザー設計について、4チームが異議申し立てを行った。
BMWザウバーのマリオ・タイセンは、「異なった規約解釈がある。我々はできるだけ早く明確にする必要がある」とコメント。
F1:2009年シーズンは最多ポイント制に正式決定
2009年3月25日

先週、FIAの世界モータースポーツ評議会で、最多優勝者をチャンピオンにするとのF1ポイントシステムの変更を承認した。
しかし、その決定にF1チームは反発し、FOTAを通してその決定が、遅い時期にレギュレーションを変更するにはチームの満場一致が必要と記すFIA自身のレギュレーションに反しているとの不満を述べていた。
FIA、2009年F1の最終エントリーリストを発表
2009年3月24日

ホンダF1から名前を変えたブラウンGPは新規参戦扱いとなり、カーナンバーは最後尾の20番と21番が与えられた。
また、フェラーリはフェリペ・マッサが3番、キミ・ライコネンが4番と変更になり、トロ・ロッソもセバスチャン・ブルデーが11番、セバシチャン・ブエミが12番に入れ替えられた。
F1ディフューザー論争が開幕戦でピークに
2009年3月22日

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのディフューザーの形状に関して、今のところFIAは違法との宣言はしていない。
FIA、F1の新ポイント制度を延期
2009年3月21日

F1チームの組合であるFOTAは、金曜日に最多勝利者をドライバーズチャンピオンシップにするというF1のルール変更の有効性に対して声明を発表。
FOTAは、ルールがチーム満場一致なしで、かつこの遅い段階で変更することはできないと考えている。
FOTA 「ポイント制度の変更は有効ではない」
2009年3月21日

FIAは17日(火)に2009年のドライバーズチャンピオンシップを最多優勝者とすることを発表した。その決定は多くの批判を受けており、FOTAはチームの満場一致なしで変更することは許されることではないと考えている。