フェラーリ:マッサ6位、ライコネンはノーポント(イタリアGP)
2008年9月15日

6番グリッドからスタートしたフェリペ・マッサは、ハミルトンの猛追を退け、6位を死守。ドライバーズチャンピオンシップでハミルトンに1ポイント差まで迫った。
一方、14番グリッドからスタートしたキミ・ライコネンは、序盤にペースを見いだすことができず、後方グループでのレースとなった。スタンダードウェットに履きかえたあとは、力強いペースをみせたが時すでに遅し。9位ノーポイントでレースを終えた。
マッサ、エンジン交換の“ジョーカー”を使用(イタリアGP)
2008年9月14日

今年のF1では、エンジンの2レース使用が義務付けられているが、ドライバーはシーズンに1回だけ10グリッド交換を受けずにエンジンを交換することができる。いわゆる“ジョカー”と呼ばれている権利だ。
フェラーリは、一晩中マッサのパワーユニットをチェックし、エンジンの全開率が76〜77%というイタリアGPの決勝レース前にエンジンを交換する決断をした。
フェラーリ:マッサ6番手、ライコネンはQ2敗退(イタリアGP予選)
2008年9月14日

雨が左右したイタリアGPの予選セッション。Q2でライコネンは、雨が強まる前にタイムを出すことができず、まさかのQ2脱落。14番グリッドのスタートが確定した。
なんとかQ3に進んだフェリペ・マッサは、6番グリッドを獲得。チャンピオンシップを争うルイス・ハミルトンが15番手からのスタートとなる明日の決勝は、非常に重要なレースとなる。
フェラーリ:ライコネンが最速タイム(イタリアGP初日)
2008年9月13日

キミ・ライコネン
フリー走行1回目 9番手 1分37秒392
フリー走行2回目 1番手 1分23秒861
「今日の進捗には満足している。段階的に、最終的にはマシンはかなり良く反応してくれたし、ここでの僕たちはかなり速いようと思うよ。セットアップは良い感じだし、雨が降ってもハンデになるとは思わない。僕はいつも通り自分のベストを尽くすつもりだ。契約? このチームの一員であることに満足しているし、そうでなければサインしないよ!僕たちみんなの雰囲気は良いし、運転することを楽しみ続けている。もう1年残留するという選択は難しくなかったよ。最も難しい時期だけど、僕たちは懸命に作業を続けて、今は正しい方向に向いている。結果もすぐに良くなると確信している。」
フェラーリ、ライコネンとの契約を2010年まで延長
2008年9月12日

フェラーリは、既にフェリペ・マッサと2010年まで契約しているため、2010年まで現行のラインナップで戦うことになる。2007年にフェラーリに加入したキミ・ライコネンは、フェラーリで少なくとも4年間を過ごすことが決定した。
この発表により、噂されていたフェルナンド・アロンソのフェラーリ移籍はいったん終幕を迎えた。
フェラーリ、KERSの開発に苦戦
2008年9月12日

KERSは、2009年にF1に導入される予定だが、一部のチームは初期開発に苦労しており、2009年の開幕戦に間に合わないのではないかと懸念されている。
フェラーリのエンジン技術ディレクターであるジル・シモンは、全チームが2009年のスタートの時点で信頼性の高いシステムを持っていることはあり得ないとの見方をみせており、フェラーリもKERSに苦戦していることを認めた。
キミ・ライコネン(イタリアGPプレビュー)
2008年9月11日

キミ・ライコネン (フェラーリ)
スパは求めていた結果ではなかったのは間違いない。でも、タイトルのための戦いに戻れたことは良かった。最終的にマシンは望みどおりの感覚だったし、スパのサーキットは、まさにF1レースで最も美しいトラックだね。
フェリペ・マッサ(イタリアGPプレビュー)
2008年9月11日

フェリペ・マッサ (フェラーリ)
ほんの数日でモンツァでグランプリが始まるし、あそこで素晴らしいレースをするために本当にモチベーションが高いんだ。特に僕たちのホームのファンの前だからね。僕たちはすべての週末、残るレースすべてに集中して強くならなければならない。
フェラーリ:マッサ繰り上がり優勝、ライコネン痛恨のリタイア
2008年9月8日

しかしレース後、優勝したルイス・ハミルトンに25秒加算ペナルティが科されたため、繰り上がりでフェリペ・マッサの優勝が確定。それにより、マッサはドライバーズランキング首位のハミルトンに2ポイント差まで詰め寄った。
一方、首位を走行しながら、雨でコントロールを失いクラッシュしたキミ・ライコネン。ノーポイントに終わったことにより、ドライバーズランキングでは4位に転落。もはやチャンピオンシップ争いから脱落したといっても過言ではないだろう。