2021年F1マシン:Z字型のフロアデザインがトレンドに?

2021年4月13日
2021年F1マシン:Z字型のフロアデザインがトレンドに?
2021年のF1マシンは、空力ルールの変更に対応したフロアソリューションで2つの相反した設計トレンドを見せているが、最終的には“Z字型”のフロアが主流になっていきそうだ。

2021年のF1世界選手権では、ピレリのタイヤの耐久性を考慮して、ダウンフォースを10%削減するための空力ルール変更が適用された。ブレーキダクト、ディフューザーの寸法の規制に加え、フロア面積の削減が最も大きな変更となる。

F1分析:レッドブルの“ハイレーキ”がルール変更の影響を受けなかった理由

2021年4月11日
F1分析:レッドブルの“ハイレーキ”がルール変更の影響を受けなかった理由
“ハイレーキ”コンセプトを採用するレッドブル・ホンダの2021年F1マシン『RB16B』は、“ローレーキ”のメルセデスに対して2021年の空力ルール変更の影響を受けなかったようだ。それを決定づけた主な部分は“ディフューザー”にあると MOTORSPORTWEEK は分析する。

F1バーレーンGPでは、メルセデスが勝利を収めたが、F1プレシーズンテスト、そして、開幕戦の週末ではレッドブル・ホンダが最速のマシンであることが明らかになった。

FIA、F1バーレーンGP後にバルテリ・ボッタスのF1マシンを分解して検査

2021年4月9日
FIA、F1バーレーンGP後にバルテリ・ボッタスのF1マシンを分解して検査
FIA(国際自動車連盟)は、F1バーレーンGP後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)のF1マシンを分解して3時間にわたってチェックした。

2021年の開幕戦の直前、FIAはすべてのチームが規制に準拠していることを確認するために、今年のレース週末ごとに1台のF1マシンをランダムに押収して“分解”と“より詳細な技術チェック”を行うことを決定した。

F1:2025年に燃費の大幅削減のために“アクティブ・エアロ”の導入を計画

2021年4月9日
F1:2025年に燃費の大幅削減のために“アクティブ・エアロ”の導入を計画
F1は、2025年に導入するレギュレーションで燃料消費量と車両重量の大幅な削減を計画しており、パフォーマンスを損なわないために“アクティブ・エアロダイナミスク”の導入に目を向けている。

今年2月、F1は2025年に“パワフルでエモーショナル”な次世代F1パワーユニットを導入する意向を発表。声明には、環境の持続可能性と社会的および自動車的な関連性、完全に持続可能な燃料、パワフルでエモーショナルなパワーユニットの作成、大幅なコスト削減、新しいパワーユニットメーカーにとっての魅力という5つの主要な目標が記載されいる。

レッドブルF1の“レーキ”が空力ルール変更の恩恵を受けたとの考えは単純?

2021年4月9日
レッドブルF1の“レーキ”が空力ルール変更の恩恵を受けたとの考えは単純?
レッドブル・レーシングを含めた“ハイレーキ”を採用するF1チームが、2021年の空力ルールの変更から直接的な恩恵を受けたという風潮にマクラーレン、アルピーヌ、アルファロメオが反発している。

王者メルセデスF1が大きくパフォーマンスを落としたことで、F1とFIAが実装してたリア周りのダウンフォースを削減することを狙った空力ルール変更が、“ローレーキ”を採用するメルセデスF1を不釣り合いに傷つけたのではないかという議論に発展している。

F1マシン解説:ローレーキの“弱点”は速度差のある複合コーナー

2021年4月6日
F1マシン解説:ローレーキの“弱点”は速度差のある複合コーナー
2021年のF1開幕戦は、空力規則の変更によってレッドブル・ホンダの“ハイレーキ”とメルセデスの“ローレーキ”がどのような影響を受けたかが話題のひとつとなった。F1ジャーナリストのマーク・ヒューズが The Race で考察した。

F1バーレーンGPでは、王者メルセデスF1の競争力の低下が話題となった。予選ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに0.4秒差をつけてポールポジションを獲得。昨年とは真逆の幕開けとなった。

F1分析:2021年レギュレーション変更はローレーキのF1マシンに打撃

2021年4月2日
F1分析:2021年レギュレーション変更はローレーキのF1マシンに打撃
2021年のF1世界選手権の開幕戦F1バーレーンGPが終了。バーレーン・インターナショナル・サーキットでの予選結果だけを見れば、今季のレギュレーション変更はハイレーキのマシンよりもローレーキのマシンにより大きな影響を与えたことが表されている。

基本的に2021年のF1マシンは昨年のシャシーがキャリーオーバーされているが、F1はチームのレギュレーション成熟度によるダウンフォース増にとって、ピレリのタイヤ負荷を減らすためにダウンフォースの10%削減を狙った技術規則の変更を行った。

F1:決勝後に1台のF1マシンをランダムに選択して規則違反を詳細チェック

2021年3月28日
F1:決勝後に1台のF1マシンをランダムに選択して規則違反を詳細チェック
FIA(国際自動車連盟)は、2021年の決勝後にF1マシンに対する“より深い技術チェック”を実施し、すべてのチームが規制に準拠していることを確認する。

FIAの技術部門は、現在レースごとに実施している定期点検に加えて、FIAの技術代表であるジョー・バウアーが「「レース後の各イベントでランダムに1台のマシンを選択」して検査を実施する。

メルセデスF1 「レッドブル型のハイレーキへの切り替えは物理的に不可能」

2021年3月27日
メルセデスF1 「レッドブル型のハイレーキへの切り替えは物理的に不可能」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ライバルのレッドブル・レーシングによって開拓されたハイレーキのコンセピトに切り替えることは“物理的に不可能”だと認める。

トト・ヴォルフは、F1プレシーズンテストの結果から、ダウンフォースを削減してマシンへの負荷を下げるために2021年に導入された空力ルールの変更が、レーキ角の低いコンセプトを採用しているチームにペナルティを課しているようだとの疑惑を早くに認めている。
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