2010年 F1マシン 実力分析 (開幕4戦編)

2010年4月26日
2010年 F1マシン
2010年のF1は開幕4戦を終了した。マシンは一見すると昨年のトレンド上にあるように見えるが、今年から給油が禁止となり、フロントタイヤの幅が狭まったことにより、タイヤへの特性が重要な要因となっている。

ここまでの4戦は、ウェットコンディションでのレースもあり、プレシーズンでのベースラインが非常に現れた展開となっている。ヨーロッパで大幅なアップデートが投入される前の各F1マシンのポテンシャルを分析してみたい。

ヒスパニア・レーシング F110

2010年3月18日
HRT F110
Hispania F110
ヒスパニア・レーシングの2010年F1マシン「F110」。チーム初マシンとなるF110は、イタリアのシャシーメーカーであるダラーラが設計および製造を担当。エンジンはコスワースCA2010を搭載する。

ロータス T127

2010年2月13日
ロータス T127
Lotus Cosworth T127
ロータスの2010年F1マシン「T127」。ロータスの名前がF1に復活。カラーリングはロータスの伝統であるグリーンとイエローを採用。エンジンは、コスワースCA2010を搭載する。

レッドブル RB6

2010年2月11日
レッドブル RB6
Red Bull RB6
レッドブルの2010年F1マシン「RB6」は、昨年マシンRB5の進化版といえるデザイン。プルロッド式のリアサスペンション、Vノーズ、リアウイングにつながるシャークフィンといったコンセプトはそのまま継続された。設計はエイドリアン・ニューウェイが担当。ルノー製エンジンを搭載。

フォース・インディア VJM03

2010年2月10日
フォース・インディア VJM03
Force India VJM03
フォース・インディアの2010年F1マシン「VJM03」。昨年はポールポジションを獲得するなど、中盤から力強いパフォーマンスをみせたフォース・インディア。VJM03は、昨年マシンのコンセプトを進化。大きくなる燃料タンクに対応するためにホイールベースは300mm延長されている。

ヴァージン・レーシング VR-01

2010年2月3日
ヴァージン・レーシング VR-01

Virgin Racing VR-01
ヴァージン・レーシングの2010年F1マシン「VR-01」。VR-01は、風洞を使わずにコンピュータで設計・テストされたF1初のデジタル設計マシン。エンジンはコスワースCA2010を搭載する。

ウィリアムズ FW32

2010年2月2日
ウィリアムズ FW32
Williams FW32
ウィリアムズの2010年F1マシン「FW32」。エンジンは、コスワース製エンジンを搭載。基本コンセプトは、昨年マシンFW31を踏襲しているようにみえるが、ノーズ幅は広く、ハイノーズ化されている。

トロ・ロッソ STR5

2010年2月1日
STR5
Toro Rosso STR5 FERRARI
トロ・ロッソの2010年F1マシン「STR5」。デザインはエイドリアン・ニューウェイ率いるレッドブル・テクノロジーの去年のデザインを使用するが、フェラーリエンジンを搭載するSTR5は完全にトロ・ロッソのファエンツァのファクトリーで設計・製造される初めてのシングルシーターとなる。

メルセデスGP MGP W01

2010年2月1日
MGP W01
MERCEDES GP MGP W01
メルセデスGPの2010年マシン「MGP W01」。W01は、前身のブラウンGPが2009年中盤から着手してきたマシン。
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