F1デバイス列伝:ティレルが導入した“Xウイング”
2020年5月5日

ティレルが1997年シーズンに投入した025は、通常のサーキットではごく普通のF1マシンだった。しかし、最大限のダウンフォースが必要とされるモナコのようなツイスティなサーキットでは、コックピットの両側から斜めに生えるミニウイングが装着された。
F1マシン列伝:レッドブル RB5 常勝の礎を築いた“すべてのマシンの父”
2020年5月5日

2005年シーズンからF1に参戦したレッドブル・レーシングは、その後4年をかけて成功の基盤を築いていった。2007年には“空力の奇才”エイドリアン・ニューウェイをはじめとする有能なスタッフを次々と雇用しながら、強豪チームに肩を並べられるレベルまで規模を拡大していった。
F1マシン列伝:ホンダ RA106 “オールホンダとして最後に勝ったマシン”
2020年5月4日

1999年、第3期としてシャシー製造を含めたフルワークスによるF1参戦を目指していたホンダだが、テスト中に当時テクニカルディレクターを務めていたハーベイ・ポスルスウェイトがバルセロナでのテスト中に急死したこと、またホンダ社内に根強く残る慎重論などを背景に、結局ホンダはフルワークスによる参戦を断念。
F1マシン列伝:ロータス E22 “奇想天外な2本牙ノーズが残した傷跡”
2020年5月3日

2014年のF1レギュレーションでは、安全面の理由から断面積が小さく、高さも約300mm低い位置に取り付けられる“ひとつのノーズ先端”が義務付けられた。
F1マシン列伝:ウィリアムズ FW14B “史上最強ハイテクマシン”
2020年5月2日

レイトンハウスを解雇されたエイドリアン・ニューウェイを招聘したウィリアムズは、1991年にニューウェイとパトリック・ヘッドの共同体制での第1作目となる『FW14』を生み出す。ノーズ先端が持ち上げられ、コクピット開口部はドライバーの肩が露出するニューウェイ独特の5角形デザインとなった。
F1:2021年にむけてダウンフォースとタイヤ負荷の低減を計画
2020年5月2日

La Gazzetta dello Sport は、テクニカルワーキンググループのビデオ会議に続いて、ダウンフォースとタイヤにかかる負荷を低減ための変更が2021年から適用されると伝えている。
F1特集:DTMの惨状が示したカスタマーカー導入の危険性
2020年5月1日

案の定、過去数週間でレッドブル・ホンダのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーがカスタマーカー導入のアイデアを表明し、フェラーリのF1チーム代表であるマッティア・ビノットもそのアイデアを支持した。
F1史に刻まれた8つの技術革新
2020年5月1日

ドライバーの腕だめしの場として始まったF1だが、近年は自動車版NASAと呼ぶに相応しい、自動車業界の最先端研究開発の非公式会場となっている。現代のF1マシンは “走る研究室” そのもので、常に新たなドライビングテクノロジーの発明、改善、熟成が重ねられている。そして、多くのイノベーションは短命に終わる。
F1:ギアボックスとサスペンションを凍結&開発トークンを導入
2020年5月1日

4月30日(水)、全F1チームの代表者はビデオ会議を実施し、2021年F1マシンの開発についてテクニカルワーキンググループとコスト削減のための新しい基準を話し合った。