ミナルディ 「オープンソースパーツはF1に大打撃を与える」

2020年6月20日
ミナルディ 「オープンソースパーツはF1に大打撃を与える」
元F1チームオーナーのジャンカルロ・ミナルディは、2021年移行に導入されるオープンソースパーツに不満を抱いており、このルールの導入はF1の基本に反すると考えている。

F1は、コスト削減の一環として2021年からオープンソースパーツを導入。これにより、ステアリングコラムやペダルなどの標準タイプのアイテムの設計が共有され、小規模チームはより多くのパーツを他チームから購入して研究開発コストを節約できるようになる。

F1、シャシー開発の凍結も2021年にむけてマシンの改善は可能

2020年6月19日
F1、シャシー開発の凍結も2021年にむけてマシンの改善は可能
レーシング・ポイントF1のテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、2021年にむけてF1マシンの開発が凍結されるものの、それでも改善できる十分な範囲があると語る。

新型コロナウイルス危機による財政的な影響を鑑みて、F1チームは、2021年も2020年マシンを継続して使用することに合意。シャシーの開発は凍結される。

F1、“新しい生活様式”での運用でエンジン交換にかかる時間は倍増?

2020年6月19日
F1、“新しい生活様式”での運用でエンジン交換にかかる時間は倍増?
2020年のF1世界選手権でF1チームのメカニックたちは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにソーシャルディスタンスを守るといった“新しい生活様式”で仕事をしていく必要がある。

今シーズン、新型コロナウイルスへの対応としてサーキット入りできるF1チームのスタッフは通常よりもかなり少ない最大80名に制限される。また、その結果としてこれまでとは異なる方法で仕事をする必要がある。

ナイジェル・マンセル、身体的な挑戦とリスクに欠ける現代のF1に物申す

2020年6月18日
ナイジェル・マンセル、身体的な挑戦とリスクに欠ける現代のF1に物申す
元F1ワールドチャンピオンのナイジェル・マンセルは、現在のF1マシンには身体的な挑戦が欠如していると主張。レース後のF1ドライバーはまるで“ヘアーサロンから出てきた”ように見えると苦言を呈した。

1992年のF1ワールドチャンピオンであるナイジェル・マンセルは、ターボ時代やグラウンドエフェクトカーといった小さなミスが最終結果に大きな違い、さらには生命さえにも危険をもたらすリスクをはらんだ時代に生きてきた。

F1、超過密スケジュールでスペアパーツ不足の懸念

2020年6月15日
F1、超過密スケジュールでスペアパーツ不足の懸念
F1チームは、10週間に8戦という前代未聞の過密スケジュールによって、スペアパーツ不足という問題に直面する可能性がある。

新型コロナウイルスのパンデミックによって当初カレンダーの序盤10戦がキャンセルを余儀なくされた後、F1は7月5日にF1オーストリアGPで開幕するヨーロッパラウンドの新たなカレンダーを発表した。

F1マシン列伝:レッドブル・ホンダ RB15 “ホンダF1の13年ぶりの勝利”

2020年6月12日
F1マシン列伝:レッドブル・ホンダ RB15 “ホンダF1の13年ぶりの勝利”
レッドブルF1の2019年F1マシン『RB15』は、ホンダF1に13年ぶりの勝利という大きな節目をもたらした1台だ。

レッドブルは2019年からルノーに代えてホンダのF1エンジンを搭載。レッドブル・ホンダとして初マシンとなるRB15は“空力の奇才”エイドリアン・ニューウェイが現場に本格復帰という触れ込みで登場した。

F1 「2026年のルール変更まで新規エンジンメーカーの参入はない」

2020年6月10日
F1 「2026年のルール変更まで新規エンジンメーカーの参入はない」
F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2026年にルールが変更されるまで、新たなパワーユニットメーカーがF1に参入することはないと認め、新しいフォーマットの選択肢についてはオープンだと付け加えた。

フォルクスワーゲン/アウディはかなり前にF1への参入を検討外にしており、現時点で潜在的な新規参入者に名乗りをあげているメーカーはいない。

F1マシン列伝:実際にレースでは走ることがなかったカラーリング

2020年6月2日
F1マシン列伝:実際にレースでは走ることがなかったカラーリング
ウィリアムズF1は5月29日(金)にROKiTとのタイトルスポンサー契約を解消することを発表。プレシーズンテストでFW43を彩ったカラーリングを実際にレースで目にすることはなくなった。

シーズン開幕前のスポンサー契約解消は非常に珍しいことではあるが、過去にはテストだけで使用されたカラーリングは多く存在した。過去のアーカイブを掘り下げてみよう。

2021年からF1に導入される空力テストのハンディキャップシステムの概要

2020年5月29日
2021年からF1に導入される空力テストのハンディキャップシステムの概要
2021年のF1世界選手権には、F1チームのコンストラクターズ選手権の順位に基づいたスライド式の空力開発ハンディキャップシステムが導入される。

新型コロナウイルスによる財政危機の影響を反映して修正された2021年のF1レギュレーションでは、予算上限を含む規約変更の一部として、F1チームの風洞テストの実行回数とCADによるマシン開発に費やす時間が制限される。
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