F1、アントニオ・ジョビナッツィのクラッシュ時のホイール脱落を調査
F1レースディレクターのマイケル・マシは、先週末のF1ベルギーGPでアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がクラッシュした際にマシンからホイールが脱落した件を懸念していると語る。

F1マシンにはクラッシュ時にマシンからホイールが脱落するのを防ぐためにシャシーとホイールはテザーで繋がれている。

だが、F1ベルギーGPのクラッシュ時にアントニオ・ジョビナッツィの左リアホイールが脱落。外れたホイールは、後ろを走行していたジョージ・ラッセルのマシンにぶつかり、ラッセルもウオールにクラッシュした。

マイケル・マシは、テザーが故障は“懸念事項”であり、FIA(国際自動車連盟)が調査をしていると語った。

「なぜ外れてしまったのか100%の確信がない」とマイケル・マシは語った。

「しかし、マシンが降車場所に戻るとすぐに我々の技術チームはいくつかの写真を撮り、利用可能なすべての映像を入手し、調査を開始している。FIAの技術部門と安全部門がその理由を調査している」

マイケル・マシ氏、ホイールが外れてしまった理由について“結論を出すには時期尚早”だと語った。

「あのようなインシデントでは、利用可能なすべてのデータを確認して、処理し、適切な人々に全体の状況、インシデント自体、そして、何が起こったのかを本当によく調べてもらう必要があると思う」

また、FIAはサーキットのランオフエリアを拡張する必要があるかを検討していく。

「私には外に出て、そこにある土地の様子を見て、確認する機会がなかった」とマイケル・マシは語った。

「しかし、何か改善する必要があるか、改善できるかを全体的に調べ、何ができるかを見ていく」



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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / F1マシン