トヨタ、2008年の新型マシン“TF108”を発表
2008年1月10日

ドイツ・ケルンのチームのテクニカルセンターで、パナソニック・トヨタ・レーシングの主要なメンバーと、ヤルノ・トゥルーリ、ティモ・グロック、小林可夢偉の3名のドライバーが登場し、新型“TF108”の幕を外し、その姿を披露した。発表会はインターネットで全世界にライブ中継された。
トヨタ TF108
2008年1月10日

TOYOTA TF108
TF108の主な変更箇所はホイールベースの延長、空力性能の向上、サスペンションの改良や新しいギアボックス。TF107はTF106の進化だったが、TF108の新しいパッケージは、近年のトヨタF1カーとは異なるものとなった。TF108の第一の空力デザインコンセプトは、F1カー全体を適正化にする方向に向けられた。また、TF108は新しいギアボックスと、RVX−08用の新しい電子制御システム(ECU)を有する。
トヨタ、TF108発表会をライブ中継
2008年1月9日

トヨタ、ウルトとパートナー契約
2008年1月2日

2008年シーズン、自動車アッセンブリーをはじめとするウルトの技術が「TF108」に投入され、ウルトのロゴは、トヨタのピットやチームトラック、公式イベントで露出されることになる。
今回のパートナーシップは、1月10日でケルンで開催されるイベントで初披露される。
ウルトは、2006年と2007年シーズンをBMWザウパーのオフィシャルサプライヤーとしてサポートしている。
トヨタ、キングフィッシャー航空とのスポンサー契約を解除
2007年12月31日

キングフィッシャー航空のビジェイ・マリヤ氏は、今季スパイカーを買収。来シーズン、新チーム「フォース・インディア」のチームオーナーとしてF1に参戦する。
トヨタ、新型「TF108」は1月10日ドイツ・ケルンで発表
2007年12月6日

午前中は曇り空となり、両ドライバー共に路面のコンディションが改善されるのを待っての作業となった。他の全てのチーム同様に、2007年の間に30000kmと制限されたテスト走行距離のために、残りの周回数は慎重にこなされることとなったが、今年最後となったこの日のテストを有意義に活用した。
ティモ・グロック、「この新しいチャレンジを楽しみにしている」
2007年11月19日

「再びF1レースドライバーになれるというのはとても素晴らしい気分であり、この新しいチャレンジを本当に楽しみにしている。
私はここ数年、このチャンスを得るために懸命な努力を続けて来た。そして、私に信頼を寄せてくれたパナソニック・トヨタ・レーシングに感謝したい。サーキットにおいてこのチームを見て来て、チームと私が共に前進するために上手くやって行けるであろうと確信している。ることだ。」
トヨタ、ティモ・グロックと契約
2007年11月19日

2007年のGP2シリーズチャンピオンであるティモ・グロックは、パナソニック・トヨタ・レーシングと複数年契約を結んだ。チームは現在、12月4日から行われる予定のF1ヘレス合同テストに彼を参加させることについて、2007年シーズンに彼が所属した、BMWザウバーF1チームとの合意を得ようとしている段階である。
トヨタ、2008年サードドライバーに小林可夢偉を起用
2007年11月16日

21歳の小林可夢偉は、2001年よりトヨタと関わりを持ち、2002年にエッソ・フォーミュラトヨタシリーズにおいて初めてフォーミュラカーレースに参戦。日本のジュニアレーシングで名前を知られるようになった後、ヨーロッパのフォーミュラレースで着実に成長して来た。
TDPドライバーとして、2004年にヨーロッパへと渡り、2年間フォーミュラルノー2.0シリーズのユーロカップとイタリア選手権に参戦。2005年に、過去1人しか達成していないダブルタイトルを獲得した。
F3シリーズへとステップアップを果たした小林可夢偉は、F3ユーロシリーズに2年間に渡って参戦。実力を発揮し、パナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーに必要なスピードと資質を全て持っているドライバーであることを証明した。