ミハエル・シューマッハ 2000年F1ハンガリーGP着用レーシングスーツが1600万円で落札

この出品は8月29日から9月19日まで開催された「シューマッハ・ラウンジ・オンラインオークション」の一環として9月19日に終了した。
フェラーリのレーシングスーツは、チームの象徴的な赤に当時のスポンサー(象徴的なマールボロのロゴを含む)が配され、胸にはシューマッハ本人のサインが入っている。オークションハウスによれば、このスーツは実際にハンガリーGP(ハンガロリンク)で使用されたもので、シューマッハはポールポジションからスタートしたが、当時の王者ミカ・ハッキネンの後塵を拝し、2位でフィニッシュした。
このレースでハッキネンがドライバーズ選手権の首位に立ったが、残り5戦の段階でシューマッハも僅差で追随していた。その後、日本で行われたシーズン終盤のレースでシューマッハが勝利し、フェラーリで初のタイトル、そしてチームと共に積み重ねる5連覇の最初の栄冠を手にした。

このオークションでは他にも、1995年のベネトンのスーツ(61,360ユーロ=約1,072万円)、2003年フェラーリのレプリカヘルメット(サイン入り、11,520ユーロ=約201万円)が落札され、シューマッハ関連グッズの強い人気を改めて示した。なお、売上の一部はシューマッハ家が2017年に設立した「キープ・ファイティング財団」に寄付されている。
ドライバー・ラウンジ創設者のリッチ・ソディはイベント後に次のように述べた。
「我々のボナムズとのパートナーシップは、モンツァでの完売したシューマッハ・ラウンジ、そしてそれに続くオンラインオークションで見事に実を結びました。
多くの特別な品々が新しいオーナーのもとに渡り、同時にキープ・ファイティング財団のための資金も集められたことを嬉しく思います。
入札者の皆様のご支援に感謝し、将来また別のグランプリでドライバー・ラウンジを開催できることを楽しみにしています」
カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / スクーデリア・フェラーリ / F1ハンガリーGP