シャルル・ルクレール 船のトラブルで婚約者との南極旅行が中止
シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2025年シーズンを終えた束の間のオフに、F1の世界から可能な限り遠く離れた場所で心身をリフレッシュする計画を立てていた。目的地は南極。マラネロからもサーキットからも、文字通り最も遠い場所で英気を養うはずだった。

しかし、その計画は年末を目前にして無情にも潰えることになった。ルクレールにとって不運続きだった2025年は、最後の最後まで彼を手放さなかった。

2025年最後に待っていた“もうひとつの躓き”
どれほど不運な年であっても、必ず何かをもたらすものだ。人として成長させてくれることもあるし、何より「悪い時期はいずれ終わる」という事実こそが最大の救いになる。

南極旅行という特別な計画が頓挫したことを知ったとき、ルクレールもまた、そんな思いを胸に抱いたのかもしれない。F1の短いオフシーズンを利用しての大旅行は、乗船予定だった船に技術的な問題が発生したことで、出発直前にキャンセルされてしまった。

年末メッセージで明かされた南極行き中止
この事実を明かしたのは、ルクレール本人だった。恒例となっている年末のメッセージの中で、彼はファンに向けて率直に状況を説明している。

「南極旅行の写真は期待しないでほしい。船に技術的な問題があって、3日前に旅行がキャンセルになったんだ」

そう記したルクレールの言葉には、落胆と同時に冷静な受け止め方もにじんでいた。期待に満ちていた計画が消えた一方で、2025年が決して悪いことばかりの年ではなかったことも、彼は忘れていない。

コース外では実り多かった2025年
サーキット上では苦しいレースが続いたが、オフ・トラックでは確かな前進があった。ルクレールはこの1年で、グリッド屈指の実力を持つドライバーとしての評価を改めて確固たるものにし、私生活ではパートナーのアレクサンドラ・サン・ムリューとの関係を深め、近く結婚を控えていることも知られている。

年末メッセージの中で、ルクレールは次のように綴っている。

「コース外ではとても良い年だったけど、コース上ではとても難しい一年だった。こうした浮き沈みの中でも、僕をフォローし、支えてくれたみんなに感謝している」

そして視線はすでに次のシーズンへと向いている。

「僕にとって一番大切なのは、2026年にすべてを出し切って、より多くの勝利と成功をつかむことだ。良い休暇を。そして来年また会おう」

南極には辿り着けなかったが、2025年の終わりにルクレールが見据えているのは、より確かな未来だった。

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ