マックス・フェルスタッペン F1復帰のセルジオ・ペレスと“静かな再会”
マックス・フェルスタッペンが、2025年F1シーズン中にかつてのレッドブルのチームメイトであるセルジオ・ペレスとヘルメットを交換する形で再会していたことが明らかになった。

4度のワールドチャンピオンは、2026年にキャデラックF1からF1に復帰するペレスに向け、ヘルメットのバイザーに特別なメッセージを書き残している。

フェルスタッペンとペレス 4年間の関係
フェルスタッペンとペレスは、2021年から2024年までの4シーズンをレッドブルで共に戦った。フェルスタッペンはその間に4年連続でタイトルを獲得している。

ペレスはF1通算6勝のうち5勝をレッドブル在籍中に挙げたが、2024年シーズンの不振を受け、同年末でチームを離れることになった。

2025年シーズンをサバティカル(休養)として過ごしたペレスは、2026年にキャデラックF1からグリッドへ復帰する予定で、チームメイトには元メルセデスのバルテリ・ボッタスが名を連ねる。2026年のグリッドでも屈指の経験値を誇るドライバーラインアップとなる。

ヘルメット交換とメッセージ
新年を迎えるにあたり、ペレスはSNSに投稿し、2025年シーズン中にフェルスタッペンと会い、ヘルメットを交換したことを明かした。

写真には、2024年の複数レースでフェルスタッペンが実際に使用していたヘルメットを手に、2人が並んで写っている。

そのヘルメットのバイザーには、フェルスタッペン直筆の次の言葉が記されていた。

「素晴らしいチームメイトであり、友人でいてくれてありがとう」

これに対し、ペレスは投稿のキャプションで次のように記している。

「2025年のサバティカル中も、君はとても速かった。素晴らしい2026年にしよう」

ペレス離脱後のレッドブルの苦戦
ペレスの離脱後、レッドブルは2025年シーズンにおいて後任ドライバーの起用に苦しんだ。

リアム・ローソンと角田裕毅はいずれも表彰台を獲得できず、ローソンはオーストラリアと中国の2戦でQ1敗退が続いた後、わずか2戦でレーシングブルズへ降格となった。

角田裕毅は22戦中7戦でしかポイントを獲得できず、最高位はバクーでの6位にとどまった。2026年にはテスト兼リザーブドライバーへ回り、ペレス離脱後3人目の起用としてアイザック・ハジャーがレッドブルに加わることが決まっている。

ペレスの本音「証明するものはない」
キャデラックF1のシートを獲得した後、ペレスは後任ドライバーたちの成績についても言及している。

「レッドブルを離れたあと、何かを証明しなければならないとは思っていない」

「今のドライバーや次のドライバーが苦戦しているから、というだけじゃない。それ以前から、とても難しい場所だった。常に適応し続けて、信頼を築かなければならない。精神的に、非常に特殊な挑戦なんだ」

「彼ら(ローソンと角田裕毅)がシーズンを通して取ったポイントを見れば、全体で5点くらいだった。だから、その点について僕には何も証明することはない」

「僕にとって大事なのは、このスポーツを再び楽しむことだ。僕が愛してきたスポーツ、たくさんのものを与えてくれたスポーツを」

「この新しいプロジェクトで戻ってくるのは、そのためだ。とても成功することを願っている」

「何よりもまず、この復帰を楽しみたいんだ」

フェルスタッペンの短いメッセージとペレスの言葉は、4年間を共に戦った2人の関係性が今も続いていることを静かに物語っている。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / セルジオ・ペレス