フェラーリ:トルコGP マッサが優勝、ライコネンは3位
2008年5月12日

今週末、圧倒的な速さをみせ、ポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサは、第2スティントで一度、戦略の異なるハミルトンにオーバーテイクされるも、第3スティントからは危なげない走りで見事優勝。マッサは、トルコGPで3年連続となるポール・トゥ・ウィンを果たした。
キミ・ライコネンは、オープニングラップの1コーナーでヘイキ・コバライネン(マクラーレン)と軽い接触をし、順位を落とすも、そこから追い上げをみせ、3位でフィニッシュした。
ホンダ:トルコGP バトン11位、バリチェロ14位
2008年5月12日

各ドライバー、タイヤの選択が分かれる中、今回のレースでF1参戦257回という最多記録を達成するバリチェロはソフト側のオプションタイヤ、バトンはハード側のプライムタイヤでスタートした。
トヨタ:トルコGP ヤルノ・トゥルーリは10位
2008年5月12日

8番手グリッドからスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、スタートで順位を落とし、その後、果敢に追い上げたものの、4戦連続の入賞は叶わず、10位でチェッカーを受けた。一方、昨日の予選で15番手となったティモ・グロックは、ワンストップ作戦を取り、上位進出を狙ったものの、13位でレースを終えた。
パナソニック・トヨタ・レーシングは次戦モナコGPで今回の雪辱を果たすべく、5月14日(水)から16日(金)まで、ポールリカールで行われるF1合同テストに参加する。
マクラーレン:トルコGP ハミルトンが2位表彰台
2008年5月12日

ルイス・ハミルトンは、トルコGPで3ストップ戦略を選択。優勝は果たせなかったが、マッサをオーバーテイクするなど、果敢な走りで2位表彰台を獲得した。
一方、自身初のフロントローからのスタートとなったヘイキ・コバライネンだったが、オープニングラップの1コーバーでキミ・ライコネン(フェラーリ)と接触。リアタイヤがスローパンクチャーを引き起こし、ピットストップをしなければならず、後方でのレースを余儀なくされた。
ルノー:トルコGP アロンソが6位入賞
2008年5月12日

7番手からのスタートとなったフェルナンド・アロンソは、オープニングラップで2つのポジションをあげる。その後、ライコネンに抜かれ、ピットストップでニック・ハイドフェルドに先行を許すも、それ以外は危なげないレース運びで6位でフィニッシュ。チームに貴重な3ポイントをもたらした。
一方、後方からのスタートとなったネルソン・ピケJr.にとっては苦しいレースとなったが、15位完走を遂げた。
BMW:トルコGP 4位&5位フィニッシュ
2008年5月12日

ロバート・クビサは5番手、ニック・ハイドフェルドは9番手からのスタートとなったが、スタートでそれぞれ順位をあげ、両ドライバーが入賞。チームに貴重な9ポイントをもたらした。
レッドブル:トルコGP マーク・ウェバーが7位入賞
2008年5月12日

週末を通して速さをみせたレッドブル。マーク・ウェバーはチームに2ポイントをもたらし、最近のレースでクラッシュによるリタイアが続いていたデビッド・クルサードも9位で完走した。
ウィリアムズ:トルコGP ニコ・ロズベルグが8位入賞
2008年5月12日

11番手からスタートしたニコ・ロズベルグは、素晴らしい走りで8位入賞。チームに貴重なポイントをもたらした。
中嶋一貴は、オープンニングラップの1コーナーで、不運にもジャンカルロ・フィジケラ(フォース・インディア)に後ろから衝突されてマシンを破損。今季初のリタイアとなった。
トロ・ロッソ:トルコGP ベッテルが今季初完走
2008年5月12日

STR2Bでの最後のレースとなるトロ・ロッソ。これまで完走のなかったベッテルは、オープニングラップでのパンク、燃料リグの故障で順位を落としたが、5戦目にして初完走を遂げた。
一方、セナスチャン・ボーデは、スタートで順位を上げたが、中盤にマシントラブルが発生し、スピン。グラベルの中でレースを終えた。