フェラーリ、マッサ5位、ライコネンは不運なリタイア
2008年6月9日
フェラーリは、F1カナダGPで、フェリペ・マッサが5位、キミ・ライコネンはリタイアに終わった。
ライコネンは、ピットレーンの出口で赤信号で停止中に、後ろからルイス・ハミルトンに衝突されるという不運なリタイア。
上位でレースをしていたフェリペ・マッサだが、ピットストップで燃料トラブルが生じ、余計なピットインを余儀なくされ、後方からの追い上げを強いられた。それでも、残り数周でヤルノ・トゥルーリを抜き去り、5位でレースを終えた。
ライコネンは、ピットレーンの出口で赤信号で停止中に、後ろからルイス・ハミルトンに衝突されるという不運なリタイア。
上位でレースをしていたフェリペ・マッサだが、ピットストップで燃料トラブルが生じ、余計なピットインを余儀なくされ、後方からの追い上げを強いられた。それでも、残り数周でヤルノ・トゥルーリを抜き去り、5位でレースを終えた。
トロ・ロッソ、セバスチャン・ベッテルが2戦連続ポイント
2008年6月9日
トロ・ロッソは、F1カナダGPで、セバスチャン・ベッテルが8位入賞。セバスチャン・ブルデーは13位で完走した。ベッテルはモナコに続き、2戦連続でのポイント獲得となった。
セバスチャン・ベッテル (8位)
「まず最初に、土曜の朝の僕のミスの後、マシンを組み立て直すために素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに感謝したい。彼らは、作業を完了させるために夜通し、信じられない仕事をしてくれた。彼らのおかげで僕は今日レースができた。ピットレーンからのスタートは簡単ではなかったけど、レースでのペースは非常に素晴らしく、マシンの感覚もかなり良かったので、すぐに集団に追いつくことができた。2つ順位を上げることができたし、セーフティカーが入った後、それが助けになって、1ストップ戦略での走行を続けた。ピットストップで何が起こったのか正確にはわからない。燃料リグの問題かもしれない。多くの時間をロスして、2つくらい順位を落としたかもしれない。でも、良い一日だったし、8位は素晴らしいね。レースコンディションはアスファルトがバラバラと剥がれ落ちて本当に酷かった。コースアウトするか、少なくとも1秒失うかだった。最後の10週は大変だったし、最も難しいポジションだった。後ろにはかなり強力なマシンがいたからね。僕はポイントが欲しくて、たくさんの攻撃をしのいだ。バリチェロに引っかかってしまった。彼は問題を抱えていたと思う。良いレースだったし、チームと僕にとって、とても楽しくて、素晴らしいレースだった。」
セバスチャン・ベッテル (8位)
「まず最初に、土曜の朝の僕のミスの後、マシンを組み立て直すために素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに感謝したい。彼らは、作業を完了させるために夜通し、信じられない仕事をしてくれた。彼らのおかげで僕は今日レースができた。ピットレーンからのスタートは簡単ではなかったけど、レースでのペースは非常に素晴らしく、マシンの感覚もかなり良かったので、すぐに集団に追いつくことができた。2つ順位を上げることができたし、セーフティカーが入った後、それが助けになって、1ストップ戦略での走行を続けた。ピットストップで何が起こったのか正確にはわからない。燃料リグの問題かもしれない。多くの時間をロスして、2つくらい順位を落としたかもしれない。でも、良い一日だったし、8位は素晴らしいね。レースコンディションはアスファルトがバラバラと剥がれ落ちて本当に酷かった。コースアウトするか、少なくとも1秒失うかだった。最後の10週は大変だったし、最も難しいポジションだった。後ろにはかなり強力なマシンがいたからね。僕はポイントが欲しくて、たくさんの攻撃をしのいだ。バリチェロに引っかかってしまった。彼は問題を抱えていたと思う。良いレースだったし、チームと僕にとって、とても楽しくて、素晴らしいレースだった。」
フォース・インディア、ダブルリタイアに終わる
2008年6月9日
フォース・インディアは、F1カナダGPで、ジャンカルロ・フィジケラ、エイドリアン・スーティル共にリタイアに終わった。
ジャンカルロ・フィジケラ (リタイア)
「難しいレベルだったし、トラックが壊れてきてグリップレベルが不足していた。最後は、4輪駆動のマシンのようだった。僕たちはペースがあったと思う。特にセカンドスティントではね。でも、最初のピットストップでストールしてしまい、最後尾に落ちてしまった。2回目のピットストップ前にセーフティカーが入ると思ったけれど、入らなかったね。でも、最後はいくつか問題が起きて、リタイアしなければならなかった。本当に残念だ」
ジャンカルロ・フィジケラ (リタイア)
「難しいレベルだったし、トラックが壊れてきてグリップレベルが不足していた。最後は、4輪駆動のマシンのようだった。僕たちはペースがあったと思う。特にセカンドスティントではね。でも、最初のピットストップでストールしてしまい、最後尾に落ちてしまった。2回目のピットストップ前にセーフティカーが入ると思ったけれど、入らなかったね。でも、最後はいくつか問題が起きて、リタイアしなければならなかった。本当に残念だ」
マクラーレン、ルイス・ハミルトンはリタイアで首位陥落
2008年6月9日
マクラーレンは、F1カナダGP決勝で、ヘイキ・コバライネンが9位、ルイス・ハミルトンはリタイアし、ノーポイントで終わった。
ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは、快調にレースをリードしていたが、セーフティカー・ピリオド開けの20周目、ピットストップ後にピットレーン出口でキミ・ライコネン(フェラーリ)に接触し、レースを終えることになった。
7番手からスタートしたコバライネンは、2ストップ戦略が機能せず、9位完走でノーポイントに終わった。
ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは、快調にレースをリードしていたが、セーフティカー・ピリオド開けの20周目、ピットストップ後にピットレーン出口でキミ・ライコネン(フェラーリ)に接触し、レースを終えることになった。
7番手からスタートしたコバライネンは、2ストップ戦略が機能せず、9位完走でノーポイントに終わった。
ルノー、両ドライバーともにリタイア
2008年6月9日
ルノーは、F1カナダGPで、フェルナンド・アロンソ、ネルソン・ピケJr.ともにリタイアに終わった。
16週目に早々とセーフティーカーが入ったことで、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.はピットストップを実施。レースが再開された後、ピケのマシンにブレーキトラブルが発生し、レース半ばでリタイアを余儀なくされた。
アロンソは上位でレースを戦っていたが、壁に接触しレースをリタイアで終えた。
16週目に早々とセーフティーカーが入ったことで、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.はピットストップを実施。レースが再開された後、ピケのマシンにブレーキトラブルが発生し、レース半ばでリタイアを余儀なくされた。
アロンソは上位でレースを戦っていたが、壁に接触しレースをリタイアで終えた。
ウィリアムズ、中嶋一貴はリタイア
2008年6月9日
ウィリアムズは、F1カナダGP決勝で、ニコ・ルズベスルが10位完走。中嶋一貴はリタイアに終わった。
一時は2位を走行していた中嶋一貴だが、ピットストップで後方集団に順位を落とし、終盤にジェンソン・バトンと接触。フロントウィングを損傷し、ピットに戻ろうとしたが、フロントウィングがマシンの下に入りこんでしまい、コーナーを曲がりきれずにピットウォールに突っ込んでしまった。
スタートをうまくきめたニコ・ロズベルグだが、セーフティカー導入後のピットレーンでライコネンに接触したハミルトンのマシンに衝突。レースには復帰でき、10位で完走したが、この事故が審議にかけられ、次戦フランスGPでは10グリッド降格のペナルティが決定した。
一時は2位を走行していた中嶋一貴だが、ピットストップで後方集団に順位を落とし、終盤にジェンソン・バトンと接触。フロントウィングを損傷し、ピットに戻ろうとしたが、フロントウィングがマシンの下に入りこんでしまい、コーナーを曲がりきれずにピットウォールに突っ込んでしまった。
スタートをうまくきめたニコ・ロズベルグだが、セーフティカー導入後のピットレーンでライコネンに接触したハミルトンのマシンに衝突。レースには復帰でき、10位で完走したが、この事故が審議にかけられ、次戦フランスGPでは10グリッド降格のペナルティが決定した。
レッドブル、デビッド・クルサードが3位表彰台
2008年6月9日
レッドブルは、F1カナダGP決勝で、デビッド・クルサードが3位表彰台。マーク・ウェバーは12位で完走した。
ここまでノーポイントだったデビッド・クルサードだが、波乱のレースで1ストップ戦略がうまくはまり、今季初ポイントを3位表彰台で成し遂げた。クルサードにとっては62回目の表彰台となる。
一方、2ストップ戦略を選んだマーク・ウェバーは、クルサードとは対照的に戦略が機能せず、12位という結果に終わった。
ここまでノーポイントだったデビッド・クルサードだが、波乱のレースで1ストップ戦略がうまくはまり、今季初ポイントを3位表彰台で成し遂げた。クルサードにとっては62回目の表彰台となる。
一方、2ストップ戦略を選んだマーク・ウェバーは、クルサードとは対照的に戦略が機能せず、12位という結果に終わった。
BMW、ロバート・クビサが初優勝&ワン・ツー・フィニッシュ
2008年6月9日
BMWは、F1カナダGP決勝レースで、ロバート・クビサが優勝、ニック・ハイドフェルドが2位に入り、ワン・ツー・フィニッシュを達成した。
今季の目標に優勝を設定していたBMWが7戦目でそれを成し遂げた。ザウバーを買収し、BMWザウバーF1チームとして2006年に参戦してから、わずか2年半で掴んだ初優勝。
ロバート・クビサにとっては、F129戦目での初優勝。F1史上ポーランド人と初優勝となった。この優勝により、クビサはドライバーズポイントで首位に躍り出た。
今季の目標に優勝を設定していたBMWが7戦目でそれを成し遂げた。ザウバーを買収し、BMWザウバーF1チームとして2006年に参戦してから、わずか2年半で掴んだ初優勝。
ロバート・クビサにとっては、F129戦目での初優勝。F1史上ポーランド人と初優勝となった。この優勝により、クビサはドライバーズポイントで首位に躍り出た。
ルイス・ハミルトン、次戦10グリッド降格処分
2008年6月9日
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)とニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)は、カナダGPにおけるピットレーン事故のペナルティとして、次戦フランスGPで10グリッド降格ペナルティを受けることとなった。
ルイス・ハミルトンは。ピット出口の赤信号で停車していたキミ・ライコネンのフェラーリに追突した。そのダメージにより両者ともレースをリタイヤした。ニコ・ロズベルグはダメージを受けたハミルトンのリアに追突した。フロントを破損したロズベルグだが、レースに復帰することはできた。
ルイス・ハミルトンは。ピット出口の赤信号で停車していたキミ・ライコネンのフェラーリに追突した。そのダメージにより両者ともレースをリタイヤした。ニコ・ロズベルグはダメージを受けたハミルトンのリアに追突した。フロントを破損したロズベルグだが、レースに復帰することはできた。