ホンダ、バリチェロが体調不良のなか2戦連続ポイント
2008年6月9日
ホンダは、F1カナダGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロが7位。ジャンソン・バトンは11位だった。バリチェロは、風邪で体調を崩すなか、モナコつ続いて2戦連続のポイント獲得となった。バトンは前日トラブルの出たギアボックスのほかに、リアサスペンションなども交換。ピットからのスタートとなった。
ルーベンス・バリチェロ (7位)
「グランプリが始まる金曜日は、ポイントフィニッシュの可能性が低いと考えていただけに、今日の2ポイントはうれしい。とてもタフなレースだった。風邪をひいて昨日から体調が悪く、体力面でとてもきつかった。レース序盤は、プライム(ハード側)で順調に走っていて、セーフティカーが入ったためにポジションを上げることができた。1回のみのピット作業を終え、燃料を積んでオプション(ソフト側)タイヤに履き替えたときに、グリップ不足に悩まされた。マーブル(タイヤかす)に乗ってしまい、3コーナーから4コーナーで2つポジションを落とした。昨日は、うまくレースが運ぶとは思わなかったが、僕らは今日いい仕事をしたし、モナコから引き続きポイントを獲得できて満足している」
ルーベンス・バリチェロ (7位)
「グランプリが始まる金曜日は、ポイントフィニッシュの可能性が低いと考えていただけに、今日の2ポイントはうれしい。とてもタフなレースだった。風邪をひいて昨日から体調が悪く、体力面でとてもきつかった。レース序盤は、プライム(ハード側)で順調に走っていて、セーフティカーが入ったためにポジションを上げることができた。1回のみのピット作業を終え、燃料を積んでオプション(ソフト側)タイヤに履き替えたときに、グリップ不足に悩まされた。マーブル(タイヤかす)に乗ってしまい、3コーナーから4コーナーで2つポジションを落とした。昨日は、うまくレースが運ぶとは思わなかったが、僕らは今日いい仕事をしたし、モナコから引き続きポイントを獲得できて満足している」
トヨタ、今季初のダブルポイント獲得
2008年6月9日
トヨタは、F1カナダGP決勝レースで、ティモ・グロックが4位、ヤルノ・トゥルーリが6位入賞。ティモ・グロックにとっては、今季初ポイント。トヨタとしても今シーズン初となるダブルポイント獲得となった。
ティモ・グロック (4位)
「今日は最高の一日だ。今年初のポイントを獲得できてとても嬉しいよ。スタートで順位を3つ落して、ヤルノの後ろに下がってしまった。私の方が速かったのだけれど、十分に距離を縮めたときに、リヤタイヤを傷めてしまった。私のほうが長い第1スティントになるのは分かっていたから、私はタイヤを保護するために最善を尽くした。そして、何とかピットストップまで切り抜けることができた。その後、このようなコンディションのコース上に車を保ち続けるのは、本当に大変だった。レース終盤、私のミスのせいでヤルノは順位を落してしまったので、残念な気持ちでいっぱいだ。しかし、私はフェリペ・マッサの前にとどまるように努力し、どんなミスもしないようにした。今日はチーム全員にとって素晴らしい結果を手に入れることが出来た。またここ数週間でパーフェクトな作業をしてくれた私のチーム、メカニック、エンジニアの全員にとっても素晴らしいものとなった。今日のポイントは彼ら全員に捧げたい。」
ティモ・グロック (4位)
「今日は最高の一日だ。今年初のポイントを獲得できてとても嬉しいよ。スタートで順位を3つ落して、ヤルノの後ろに下がってしまった。私の方が速かったのだけれど、十分に距離を縮めたときに、リヤタイヤを傷めてしまった。私のほうが長い第1スティントになるのは分かっていたから、私はタイヤを保護するために最善を尽くした。そして、何とかピットストップまで切り抜けることができた。その後、このようなコンディションのコース上に車を保ち続けるのは、本当に大変だった。レース終盤、私のミスのせいでヤルノは順位を落してしまったので、残念な気持ちでいっぱいだ。しかし、私はフェリペ・マッサの前にとどまるように努力し、どんなミスもしないようにした。今日はチーム全員にとって素晴らしい結果を手に入れることが出来た。またここ数週間でパーフェクトな作業をしてくれた私のチーム、メカニック、エンジニアの全員にとっても素晴らしいものとなった。今日のポイントは彼ら全員に捧げたい。」
ハミルトン、ライコネンに謝罪も罪を認めず
2008年6月9日
ルイス・ハミルトンは、キミ・ライコネンに謝罪したことを認めたが、衝突に対して素直に責任を認めるような発言はなかった。両者はピットレーンで衝突しリタイアとなった。
カナダGPの20周目にキミ・ライコネンはピットインし、ピットレーンの赤信号で停止した。しかし、ルイス・ハミルトンが後ろからフェラーリに衝突し、両者はリタイアとなった。
怒ったライコネンは、事故のあと信号を指差してハミルトンに詰め寄った。
カナダGPの20周目にキミ・ライコネンはピットインし、ピットレーンの赤信号で停止した。しかし、ルイス・ハミルトンが後ろからフェラーリに衝突し、両者はリタイアとなった。
怒ったライコネンは、事故のあと信号を指差してハミルトンに詰め寄った。
F1 カナダGP 決勝:優勝はロバート・クビサ、BMWが初優勝!
2008年6月9日
2008年F1第7戦 カナダGPの決勝レースが8日(日)、モントリーオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた。
レース序盤、セーフティカー中にルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンが接触し、リタイアするという意外な展開。コース上での派手な接触によるリタイアはなかったが、7台がリタイアするという波乱の展開となった。
優勝はBMWのロバート・クビサ。BMWザウバーF1チームにとって、そしてクビサ自身にとって初優勝を遂げた。この優勝により、クビサはドライバーズポイントで首位に躍り出た。2番手にもBMWのニック・ハイドフェルドが入り、BMWの初優勝にワン・ツー・フィニッシュの花を添えた。3位には、レッドブルのデビッド・クルサードが入った。
レース序盤、セーフティカー中にルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンが接触し、リタイアするという意外な展開。コース上での派手な接触によるリタイアはなかったが、7台がリタイアするという波乱の展開となった。
優勝はBMWのロバート・クビサ。BMWザウバーF1チームにとって、そしてクビサ自身にとって初優勝を遂げた。この優勝により、クビサはドライバーズポイントで首位に躍り出た。2番手にもBMWのニック・ハイドフェルドが入り、BMWの初優勝にワン・ツー・フィニッシュの花を添えた。3位には、レッドブルのデビッド・クルサードが入った。
ハミルトンとライコネンがピット出口で接触しリタイア
2008年6月9日
F1カナダGPで、ルイス・ハミルトンとキミ・ライコネンピットレーン出口で接触し、リタイアした。
ランキング首位のルイス・ハミルトン(マクラーレン)と2位のキミ・ライコネン(フェラーリ)が序盤で姿を消した。エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がコース上にストップしたことにより、セーフティカー導入されたタイミングで、上位を走るマシンが一斉にピットイン。
しかし、ピットレーン出口で、赤信号で停止したライコネンに、後ろからハミルトンが接触。その場でリタイアとなった。
ランキング首位のルイス・ハミルトン(マクラーレン)と2位のキミ・ライコネン(フェラーリ)が序盤で姿を消した。エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)がコース上にストップしたことにより、セーフティカー導入されたタイミングで、上位を走るマシンが一斉にピットイン。
しかし、ピットレーン出口で、赤信号で停止したライコネンに、後ろからハミルトンが接触。その場でリタイアとなった。
ダニカ・パトリック、11月にホンダでF1テスト
2008年6月8日
ダニカ・パトリックが、今年11月にホンダでF1のテストドライブを予定していることを、Honda Racing F1 TeamのCEOであるニック・フライが認めた。
ダニカ・パトリックは、インディカーシリーズの飛躍的な勝利に続き、最終的にF1グランプリに加わることを“断固たる決意”と語っていた。
ニック・フライは、オーストラリアの“Kronen Zeitung”紙に対し、「我々は遅くともシーズン後、彼女を我々のマシンに乗せて、彼女がどれくらい速いか見るつもりだ」とコメントした。
ダニカ・パトリックは、インディカーシリーズの飛躍的な勝利に続き、最終的にF1グランプリに加わることを“断固たる決意”と語っていた。
ニック・フライは、オーストラリアの“Kronen Zeitung”紙に対し、「我々は遅くともシーズン後、彼女を我々のマシンに乗せて、彼女がどれくらい速いか見るつもりだ」とコメントした。
カナダGP、路面に深刻な問題
2008年6月8日
F1カナダGPが開催されているジル・ヴィルヌーヴ・サーキットだが、路面に深刻な問題が発生している。
F1第7戦カナダGPが開催されているジル・ヴィルヌーヴ・サーキットだが、路面が剥がれるという深刻な問題が発生している。ここ数年でも同様な問題が発生しており、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットではアスファルトで路面を補修したが、問題は解決されていない。特にターン10が顕著で、他のコーナーにも同様の問題が発生している。
F1第7戦カナダGPが開催されているジル・ヴィルヌーヴ・サーキットだが、路面が剥がれるという深刻な問題が発生している。ここ数年でも同様な問題が発生しており、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットではアスファルトで路面を補修したが、問題は解決されていない。特にターン10が顕著で、他のコーナーにも同様の問題が発生している。
ルノー、ピット機器がすべて故障した中で4番グリッドを勝ち取る
2008年6月8日
カナダGPの予選で、ルノーF1チームは、ピット機材が故障。電子機器が使用できない状態で予選を戦ったが、それでもフェルナンド・アロンソは4番手ポジションを獲得した。
ルノーF1チームは、ピットの電子機器がすべて故障した中でカナダGP予選を戦った。
「予選の序盤にピットウォールのすべてのツールが故障し、それらなしで予選を戦わなければならず、エキサイティングなセッションがさらにエキサイティングになった」とパット・シモンズは振り返った。
ルノーF1チームは、ピットの電子機器がすべて故障した中でカナダGP予選を戦った。
「予選の序盤にピットウォールのすべてのツールが故障し、それらなしで予選を戦わなければならず、エキサイティングなセッションがさらにエキサイティングになった」とパット・シモンズは振り返った。
セバスチャン・ボーデ、ギアボックス交換で5グリッド降格
2008年6月8日
セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)は、カナダGPでギアボックス交換により5グリッド降格が決定した。決勝レースは最後尾からのスタートとなる。
セバスチャン・ブルデーは、土曜日のフリー走行の終盤にマシンをクラッシュ。ギアボックスの交換を余儀なくされ、予選では16番手タイムを記録したが、ギアボックスの4レース使用というルールにのっとり、5グリッドの降格が決定した。
セバスチャン・ブルデーは、土曜日のフリー走行の終盤にマシンをクラッシュ。ギアボックスの交換を余儀なくされ、予選では16番手タイムを記録したが、ギアボックスの4レース使用というルールにのっとり、5グリッドの降格が決定した。