F1スペインGP:予選後の全F1マシンの燃料搭載量

2009年5月10日
F1 スペインGP 燃料搭載量
F1スペインGP予選後の全マシンの重量が発表された。

ポールポジションのジェンソン・バトン(ブラウンGP)に対し、2番手のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は5.5kg重い燃料を搭載していた。2人のタイム差を考えると、ブラウンGPとレッドブルのパフォーマンスはほぼ互角だといえる。

ベッテルは、バトンに対して2周分のアドバンテージがあるため、レース序盤でこのままの順位をキープできれば、1回目のピットストップでバトンを追い抜くチャンスがあるだろう。ただし、汚れた偶数列からのスタートが懸念事項だ。

ブリヂストン:F1スペインGP予選を振り返る

2009年5月10日
ブリヂストン F1 スペインGP 予選
ブリヂストンが、2009年F1スペインGPの予選を振り返った。

カタロニア・サーキットで開催されたF1スペインGP予選は、ブリヂストンのソフト・タイヤでブラウンGPのジェンソン・バトンが今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。

1分20秒527を記録したバトンに約0.1秒遅れたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが2位。ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)が3位のタイムを記録した。

ブラウンGP:バトンが今季3度目のポール (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
ブラウンGP F1 スペインGP ポールポジション
ブラウンGPは、F1スペインGPの予選で、ジェンソン・バトンが1番手、ルーベンス・バリチェロは3番手だった。

フリー走行では目立った走りをしていなかったジェンソン・バトンだが、予選セッションの最後の最後で素晴らしい走りをみせ、今季3度目となるポールポジションを獲得した。

バトンより良いパフォーマンスをみせていたルーベンス・バリチェロは3番グリッド。5年ぶりのポールポジションはお預けとなった。

レッドブル:セバスチャン・ベッテルが2番手 (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
レッドブル F1 スペインGP 予選
レッドブルは、F1スペインGPの予選で、セバスチャン・ベッテルが2番手、マーク・ウェバーは5番手だった。

セバスチャン・ベッテル (2番手)
「今日はクルマに乗っている時もとても快適だった。Q3のラップタイムも良かったが、残念ながらジェンソンを打ち負かすには足りなかった。最後の最後で彼にポールポジションを取られてしまったよ!でも2位でフロントローからのスタートなので最高だ。昨日はクルマに少し苦しめられたので特に嬉しいよ。冬のテストとはコンディションが異なるからだと思うが、問題を解決することができ、今日は立ち直ることができた。午前中のプラクティス終了後、予選の前に調整作業を行ったのも成功だったようだ。とても満足している。Q1はハードタイヤで1回、Q2はソフトタイヤで1回走っただけで十分だった。頑張って仕事をしてくれたメンバー全員にとっても、その努力が報われた最高の結果だ。届くのが遅れたパーツがいくつかあって、メカニックたちは徹夜の作業になったが、今夜はゆっくり休んでもらいたい」

フェラーリ:マッサ4番手もライコネンQ1落ち (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
フェラーリ F1 スペインGP 予選
フェラーリは、F1スペインGPの予選で、フェリペ・マッサが4番手、キミ・ライコネンは16番手だった。

F60に大幅なアップデートを施したフェラーリは、午前中のフリー走行で1-2を記録するなど、パフォーマンスでは明かに大きな進歩を遂げた。

それを表すように、フェリペ・マッサは今季最高となる4番グリッドを獲得した。

ルノー:アロンソ、8番手も厳しいレースを予想 (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
ルノー F1 スペインGP 予選
ルノーは、F1スペインGPの予選で、フェルナンド・アロンソが8番手、ネルソン・ピケJr.は12番手だった。

フェルナンド・アロンソ (8番手)
「今日の午後、僕たちは最大限の仕事をしたと思う。Q2では10番手で少し危うかったけど、僕たちは速かったし、リーダーとのギャップを縮められた。明日のレースでは、前の7台の方が速くのは分かっているし、後ろのマシンは重い燃料でピットストップで前に行かれてしまうことはわかっているので、ポジションをキープするのは難しいかもしれない。それでも、僕たちはポイントを獲得する必要があるし、それが明日のレースの目標だ」

トヨタ:2台揃ってトップ10入り (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
トヨタ F1 スペインGP 予選
トヨタは、F1スペインGPの予選で、ティモ・グロックが6番手、ヤルノ・トゥルーリは7番手だった。

ティモ・グロック (6番手)
「フリー走行は完璧とまではいかなかったが、6番手以内での決勝グリッドには、かなり満足だ。フリー走行では、クルマの安定性不足に少し苦しんだが、改善を尽くし、予選を6番手で終えたので、喜ぶべきだと思う。もちろん、なるべく先頭に行きたかったが、今週末に向けて、他のチームも大きく改良をしてきており、力の差が縮まった中での競争になっている。今シーズンは全てのレースでポイントを挙げており、3列目からのスタートは、これを続ける大きなチャンスだと思う。表彰台に上がるのは簡単でないが、もちろん、精一杯頑張る。明日の決勝を楽しみにしている」

BMWザウバー:パフォーマンス改善に手応え (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
BMWザウバー F1 スペインGP 予選
BMWザウバーは、F1スペインGPの予選で、ロバート・クビサが10番手、ニック・ハイドフェルドは13番手だった。

ロバート・クビサ (10番手)
「僕にとって本当にうまく予選は始まった。Q1では2度しっかりした走行ができたし、Q2も素晴らしかった。タイムは少しギャンブルをするにも十分良かった。タイヤセットを1組取っておくには、走行は1回しかなかった。それがうまくいったし、マシンのパフォーマンスが進歩した明らかな兆候だ。でも、マシンはQ3ではラップの初めからアンダーステアが多かった。何かが間違っていたのは明らかだったし、ピットに戻った。この問題でマシンから全てのパフォーマンスを取り出すことができなかったのは残念だった」

ウィリアムズ:中嶋一貴、惜しくもQ3進出を逃す (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
中嶋一貴 ウィリアムズ F1 スペインGP予選
ウィリアムズは、F1スペインGPの予選で、ニコ・ロズベルグが9番手、中嶋一貴は11番手だった。

週末を通して良いパフォーマンスをみせていた中嶋一貴は、予選でも順調にQ1を突破したが、Q2ではわずか0.022秒差で11番手に終わった。

チームメイトのニコ・ロズベルグは、Q3に進出し、9番グリッドを獲得した。
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