ING、F1から撤退
ルノーのタイトルスポンサーを務めるオダンダの銀行INGは、2009年末にF1スポンサー活動を終了することを発表した。

INGは、世界的な経済危機により、ルノーF1チームのタイトルスポンサーだけではなく、トラックサイド広告やグランプリの冠スポンサーも含めたF1プログラムを再検討していることがこれまでも明らかにされていた。

INGグループは、2四半期連続で数十億ドルの赤字を発表しており、F1プログラムのコストを40%削減することを発表していた。

ルノーの3年間のタイトルスポンサー契約は2009年末に期限切れとなるが、INGは、契約を更新しないことを決定し、2009年をもってF1への参画を終えるとの声明を発表した。

「最近発表したコスト削減プログラムを考慮し、INGは本日ルノーF1との3年間のスポンサーシップ契約を更新せず、2009年シーズン後のF1参戦を終了する」

「INGのF1参戦は、特にINGの重要な成長市場における収入増加と世界的なブランド認知の向上を目指した我が社の最初の世界的スポンサーシップ・プロジェクトであった。INGはF1スポンサーシップの目的を達成し、世界的ブランド認知は16%向上した」

「F1は困難な経済状況においても強力なビジネス要因であり続けている。INGは最終年にF1スポンサーシップコストを40%縮小したが、2009年を通じて収入を生み出す機会を継続的に集中していく」

「INGはルノーF1との関係を楽しんでおり、パートナーとしての最後年をチームと密接に働き続けるつもりだ」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / F1スポンサー