エイドリアン・ニューウェイ、シルバーストンの思い出を語る

2009年6月18日
エイドリアン・ニューウェイ レッドブル F1
レッドブルのチーフ・テクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューウェイが、今年が最後のイギリスGP開催となるシルバーストン・サーキットの思い出を語った。

エイドリアン・ニューウェイ (レッドブル)
1973年のシルバーストンGPが僕が初めて観戦したF1レースだった。両親と出かけ、ウッドコート・スタンドの席で観戦した。父親が買ってくれたハンバーガーをスタンド席の下に落としてしまって、地面に落ちたハンバーガーを拾いに走ったのを覚えている。レースがスタートすると、ジャッキー・スチュアートが一番最初に目前に現れた。1周目の最後には他を何マイルも引き離したダントツのトップだった。

クリスチャン・ホーナー、シルバーストンの思い出を語る

2009年6月18日
クリスチャン・ホーナー レッドブル F1
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが、最後のシルバーストンGPを記念してシルバーストン・サーキットの思い出を語った。

クリスチャン・ホーナー (レッドブル・チーム代表)
僕のシルバーストンの最高の思い出は、運転免許をとってすぐのこと。フォルクスワーゲン・ビートルでシルバーストンで昔行われていたF1のタイヤ・テストを見に行ったんだ。1991年6月のことだ。フェンスの下からピットレーンに忍び込んで、クルマやドライバーのすぐ近くまで行った。その時、本物のアイルトン・セナを初めて見た。彼がジェットスキーの事故で怪我をした直後で、後頭部を何針か縫っていたのを覚えている。

デビッド・クルサード、シルバーストンの思い出を語る

2009年6月18日
デビッド・クルサード レッドブル F1
レッドブルでF1親善大使を務めるデビッド・クルサードが、最後のシルバーストンGPを記念してシルバーストン・サーキットの思い出を語った。

デビッド・クルサード
まだレースを始める前の1990年にストウコーナーに立って、朝靄に包まれたマゴッツからハンガーストレートへ向かうフェラーリのV12エンジンを聞いていたのを思い出す。クルマが見える前からエンジン音が響き渡っていた。

ローラ、F1エントリーを撤回

2009年6月18日
ローラ F1 撤退
ローラは、F1エントリーを取り下げた。ローラは、6月12日(金)に発表された2010年F1世界選手権のエントリーリストから漏れていた。

ローラは火曜日に声明を発表。

「ローラF1チーム社は本日、2010年 FIA F1世界選手権のエントリー申請を撤回するとの決定をFIAに通知した」

佐藤琢磨、グッドウッドでベネトンB188とマーチ707をドライブ

2009年6月17日
佐藤琢磨 ベネトンB188
佐藤琢磨が7月4日(土)のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでドライブするマシンが明らかになった。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、ロンドン南西部ポーツマス近郊で年に一度行なわれるモータースポーツの世界的な祭典。そこで佐藤琢磨は、2台のマシンをドライブする。

1台は、F1マシンのベネトンB188、もう1台は1970年のマーチ707 カンナム・モンスターとなる。

トヨタF1:パスカル・バセロン(F1イギリスGPプレビュー)

2009年6月17日
トヨタ F1 イギリスGP
トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、2009年F1第8戦 イギリスGPが開催されるシルバーストン・サーキットにむけてのTF109のパフォーマンスを語った。

シルバーストンではスピードが肝心なのでしょうか?
確かにその通りだが、シルバーストンには一種の矛盾もある。というのは、シルバーストンは優れた空力効率が求められ、平均速度が高い一方で、肝心なのはやはりそれぞれのコーナーだからだ。ほとんどが高速のコーナーだがね。だが、シルバーストンはモンツァとは違う。モンツァも高速コースだが、あそこでは長いストレートが勝負になる。従ってシルバーストンでは、最高速度が伸びれば自然にラップタイムが速くなる、というわけではない。

ウィリアムズ、KERSデビューはいまだ未定

2009年6月17日
ウィリアムズ F1 KERS
ウィリアムズは、まだKERSをいつ使用するかを決定していない。

これまでウィリアムズは、今シーズン序盤の6〜7戦はKERSを搭載しないことを明言していた。今週末には第8戦イギリスGPが開催される。

「KERSをFW31に搭載するための作業は懸命にプッシュしている」とウィリアムズテクニカルディレクターのサム・マイケルは語る。

FIA 「FOTAはF1規約を管理しようとしている」

2009年6月17日
FIA マックス・モズレー会長
FIAは、FOTAのF1規約を引き継ぎ、商業的な権利をコントロールしようとする試みを受け入れることはできず、それが理由で予算キャップを取り消さなかったと語る。

FIAとFOTAとのF1のコスト削減と将来の統治についての緊張に関して、FIAは火曜日に長文の声明を発表した。

FIAとFOTAはF1を世界で最も人気のあるスポーツにする努力を行っており、チームが望むことによって、それを無駄にするつもりはないと主張する。

FIA 「計画通りに4,000万ポンドの予算制限を導入する」

2009年6月17日
F1 予算制限 実施
FIAは声明を発表。FOTAとの会議が行われたが、解決策のための議論すらできなかったため、4,000万ポンドの予算キャップは計画通りに実施されるとした。

FIAとFOTAの財政代表は、両者が容認できる来年のレギュレーションで和解に達するため、月曜日にロンドンで会議を行った。

しかし、FOTAの代表者は、規約を議論する準備をしてこなかったと述べた上でFOTAの提案を却下し、予算制限を設けることを決定した。
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