セバスチャン・ブルデー、インディカーでのシート獲得も危機
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セバスチャン・ブルデーは、廃止されたチャンプカー・シリーズで4年連続チャンピオンとなり、2008年はトロ・ロッソからF1に参戦した。しかし、12日にFIAが発表した来シーズンの公式エントリーリストにセバスチャン・ブルデーの名前はなかった。
噂によると、有名なインディカーのチームであるペンスキーがエリオ・カストロネヴェスの後任候補として、セバスチャン・ブルデーの起用を検討していたという。
しかし、ペンスキーは13日、ブラジル人のカストロネヴェスが脱税訴訟に対応する間、オーストラリア人ドライバーのウィル・パワーでテストを行うと発表した。
チャンプカー時代にかつてブルデーが所属し、現在はインディカーに参戦しているニューマン・ハースも、セバスチャン・ブルデーの移籍先の候補だったが、2009年のチームのセカンドシートはオランダ人のロバート・ドーンボスが確保したとみられている。
HVMチームには2009年インディカーのシートが残っている。
セバスチャン・ブルデーは、残りひとつとなったトロ・ロッソのシートを佐藤琢磨と争っているが、いまだトロ・ロッソにセバスチャン・ブエミのチームメイトを決定する気配はない。
カテゴリー: F1 / セバスチャン・ブルデー / トロロッソ / インディカー