スピード不足に苦しむホンダF1(画像)
ホンダは、F1 フランスGP予選で、ジェンソン・バトンが17番手、ルーベンス・バリチェロが18番手だった。

ジェンソン•バトン (17位)
「今日の予選はとてもがっかりするセッションだった。マシンのバランスは良く、僕らはマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうとしたが、今日のペースはこのサーキットでの僕らのポジションを反映していた。重量検査に呼ばれてピットで待機しなければならず、ガレージに戻る時間が十分なかったために、最後のアタックでペースが上がらなかった。Q2に進むくらいの改良が施せたとは思わないが、タイヤが冷えたことはラップタイムに影響した。レースではもっと戦闘力を発揮できると期待したい。このサーキットではより良いパフォーマンスを発揮できると思っていただけに、予想外のことであり、残念だ。」

ルーベンス・バリチェロ (18位)
「今日はただただパフォーマンス不足だった。週末を通してラップタイムは接近していたが、グリッド後方になってしまったのは残念だった。もっとペースを上げようと懸命に限界までプッシュしたが、僕とジェンソンのタイムがあれだけ接近していたことからもわかるように、これ以上は望むことは難しい状況だった。フリー走行を通じてバランスのいいマシンに仕上げることができただけに、ペース不足は受け入れがたい。この位置から、ひたすらベストを尽くしてレースに臨みたい。」

スティーブ・クラーク レース兼テスト担当ヘッド・エンジニア
「とりたてて何が悪かったわけではなかっただけに、残念だ。昨晩の作業で進歩でき、昨日のハンドリングの問題にうまく対処できたという感触があった。マシンのバランスは良く、特に大きな問題もなかったので、2人のドライバーのタイムが接近しているのは、ペースが二人とも不足していたということだ。いつもどおり、中団の戦いは非常に厳しいもので、Q2に進むにはあと0.3秒必要だった。しかし、今日のマシンではその差を縮めることも難しかった。データ的には、このトラックはモントリオールよりもわれわれの強さを発揮できる場所と思っていただけに、今日の結果には、正直驚いているし、残念だ。マニクールはセットアップ面において、やや変わったサーキットで、ペース不足はこのレース特有のものであり、次からの数戦では再びパフォーマンスを見せられると期待したい。各マシンのタイム差が接近していることを考えれば、コンマ数秒が大きな差となって現れる。これからの開発で、シーズン後半に望みをつなげたい。我々の本来のレースペースを信じ、明日に向け、マシンの改善に集中する。」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1フランスGP