ジェンソン・バトン(ホンダF1)
ここ3戦をノーポイントで終えているジェンソン・バトン。カナダGPではRA108のセッティングに苦しんだバトン。フランスGPはマシンのフロントエンド部が重要だと語った。

ジェンソン・バトン
あのサーキットは本当にすばらしいし、僕はいつも楽しんできた。非常にスムーズな路面、そして高速シケイン。それがマニクールの特徴だと思う。確かに楽しいサーキットだが、いいタイムを出そうと思ったら、すごく難易度が高い。一番のカギは、マシン前部がきびきび動くようにしておくことだ。ターン1と2では、それがタイムに大きく影響する。

アンダーステアがひどいと、特にターン2のタイムロスは深刻だ。高速シケインでは、マシンの安定性と同時に、俊敏な操舵性が求められる。レースで重要なのは、やはりスタートだろう。1コーナーでうまくポジション取りができれば、そこからヘアピンまで優位に立てる。ここはこのコースで、ほとんど唯一といっていい抜き場所だ。チャンスは絶対にモノにしないと。

カナダで低いダウンフォース設定のRA108は、まったくペースを出すことができなかった。でもマニクールではこれまでいい結果を出せている。レースは荒れた展開になるかもしれないが、カナダよりいい週末になるはずだ。

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1 / F1フランスGP