フェラーリ ベルギーGP後にルカ・バドエルを交代か
2009年8月24日

負傷したマッサの代役としてヨーロッパGPでフェラーリのコックピットに座ったルカ・バドエルだが、レース内容はぱっとせず17位でレースに終わった。
ルカ・バドエルはマッサが復帰するまでシートを守ると主張しているが、ステファノ・ドメニカリは、次のベルギーGP後に交代する可能性を否定していない。
フェラーリ:キミ・ライコネンが3位表彰台 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

6番手からスタートしたキミ・ライコネンは、スタートでKERSのアドバンテージを最大限に発揮し、4位に浮上。その後も一貫性のあるパフォーマンスをみせ、2回目のピットストップではコバライネンをかわし、前戦ハンガリーGPの2位に続き、3位表彰台を獲得した。
最後尾からスタートしたルカ・バドエルは、予選よりは良いラップタイムを出してはいたものの、単独スピンや1回目のピットストップでは白線をまたいでドライブスルーペナルティーを受けるなど、マッサの穴を埋めるには程遠いレース内容で17位だった。
BMWザウバー:ロバート・クビサが8位入賞 (F1ヨーロッパGP)
2009年8月24日

ロバート・クビサ (8位)
「集団の中にいたので、非常に悪いポジションからレースをスタートしなければならなかったし、1コーナーではみんなが非常に接近していた。残念ながら、スタートでポジションを上げることができなかったし、ニックに準備を奪われさえした。でも、そのあとのレース中のペースは良かった。僕のスティントは短かったけど、最後のピットストップではマーク・ウェバー追い越すことさえできた。とても良かったね」
マルク・ジェネ 「バドエルと交代する準備はできている」
2009年8月23日

スペイン人のマルク・ジェネはリザーブドライバーとしてグランプリに同行するが、フェラーリがルカ・バドエルとの交代を求めるなら応じるとドイツのテレビ局ZDFに語った。
「レースの準備はできている。ここ地元でレースができればよかったね」
ルカ・バドエル 「新人との比較は不公平」
2009年8月23日

ルカ・バドエルは、ヨーロッパGP予選で1分41秒413で最下位だった。ヨーロッパGPでF1デビューを果たしたロマン・グロージャンはQ2進出を果たし、前戦ハンガリーGPでF1デビューを果たした19歳のハイメ・アルグエルスアリからも約1.5秒の遅れをとった。
フェラーリ:ライコネン6番手、バドエル最後尾(F1ヨーロッパGP予選)
2009年8月23日

キミ・ライコネン (6番手)
「正直、僕たちがフロントローほど速くなかったとしても、今回はシーズンで最高の予選セッションのひとつだった。最終的な結果は、基本的にどのようなスタートをするかにかかっている。遅いクルマの後ろになってしまったら、レースは妥協を強いられることになるので、いくつか順位をあげることが非常に重要だ。軽いタンクでは少しクロしていたけど、Q3で見ることができたように僕たちはレースではそれなりに競争力があると思う。これまでは良い週末だったし、F60のパフォーマンスには満足している」
ルカ・バドエル、速度違反は4回で戒告処分 (F1ヨーロッパGP初日)
2009年8月22日

ルカ・バドエルが、ヨーロッパGPのフリー走行でピットレーンの60キロの速度制限を3度違反して5,400ユーロの罰金が科せられたと報じたが、さらに2キロ未満の速度違反をしたことが明らかになった。
ヨーロッパGPのスチュワードは、ルカ・バドエルとフェラーリのチームマネージャーを呼び出し、戒告処分を下した。
ルカ・バドエル、3度のピットレーン速度違反 (F1ヨーロッパGP初日)
2009年8月22日

スチュワードの報告によれば、ルカ・バドエルは14時11分、14時21分、14時44分にそれぞれ時速2.7km、6km、5.9kmのスピード違反を犯したという。
最初の2回のスピード違反で2,400ユーロ(約32万円)の罰金を受けたバドエルだが、3回目の違反でスチュワードの怒りを買い、さらに3,000ユーロ(約40万円)の罰金が科せられた。
フェラーリ:F1ヨーロッパGP初日
2009年8月22日

ルカ・バドエル (18番手)
「今日行ったことには満足している。困難な一日を予想したけど、そうなったね。用意されたプログラムを実施できるように重大なミスしないことが不可欠だった。これから僕のドライビングスタイルに適応させるためにマシンのセットアップ作業を始めることができる。チームは僕に今週末の特別な目標を設定していないし、クルマとグランプリの世界で完全に自信を取り戻すことが重要なので、その配慮を嬉しく思っている。週末ここにいることを望んでくれたミハエルにも感謝している。特に人間的な面、もちろん技術的な面でも彼のサポートを活用できることは僕にとって重要なことだ」