フェラーリ:マッサQ2敗退、ライコネンは8番手 (F1中国GP予選)
2009年4月18日

フェラーリの苦戦は中国GPでも続いているようだ。
フェラーリは中国GPでKERSを搭載しないことを決定したが、フェリペ・マッサは13番手でQ2で姿を消した。なんとかQ3に駒を進めたライコネンも8番手タイムがやっとだった。
フェラーリ:F1中国GP初日
2009年4月17日

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目 15番手 1分38秒418
フリー走行2回目 12番手 1分36秒847
「僕たちは技術的に困難な状況にあるけど、アブルッツォで被害に遭った人々の生活などを考えれば、できることは何でもしたいと思っている。マシンに“Abruzzo nel cuore”というメッセージを貼るというルカ・ディ・モンテゼーモロ会長の提案は、彼らが決してひとりではないという気持ちを抱くための助けになるだろう。サーキットに関して、僕たちのチャンピオンシップ争いはかなり妥協をしなければならない。このサーキットではKERSを使っていないけど、結果的にかなりパフォーマンスを落としているし、速いマシンと比べても多くの空力ダウンフォースが不足している。マシンの開発をできる限り懸命にプッシュしなければならないけど、ライバルに追いつくのはかなり難しいのはわかっている。この困難から抜け出すには、働くしかない」
フェラーリ、中国GPではKERSを使用せず
2009年4月16日

フェラーリは、2009年の開幕戦までKERSの準備を整えたが、非常に苦しいスタートを切っており、2戦を終えた段階でノーポイントで最下位に沈んでいる。
今シーズン、これまでBMWザウバーのニック・ハイドフェルドがマレーシアGPで2位表彰台を獲得した以外は、非KERS搭載車が表彰台を支配している。
フェラーリF1 「ディフューザーを開発せざるを得ない」
2009年4月15日

15日(水)に発表されたFIA国際控訴裁判所の判決は、パフォーマンス上でアドバンテージがあるとして認識されている“ダブルデッカー・ディフューザー”のデザインコンセプトを2009年マシン設計時に取り入れていなかったチームにとっては大きな打撃となる。
フェラーリのドライバーであるキミ・ライコネンは先週、ディフューザーが合法とされた場合、マシンに適したディフューザーを取り付けるには数レース待たなければならないので、ワールドタイトルを決定するだろうと語っていた。
フェラーリ、ルカ・バルディセリをファクトリー勤務に
2009年4月14日

フェラーリは、1992年以来となる開幕2戦でノーポイントに終わっている。ルカ・バルディセリは、スポーティングディレクターとして、トラックサイドでレースを指揮する立場にあった。
マレーシアGPでのフェラーリは、予選ではマッサのQ1敗退、決勝ではライコネンの早過ぎるレインタイヤ変更など、戦略的なミスが目立っていた。
ロリー・バーン、ディフューザーの合法性に疑問
2009年4月12日

3チームが使用するダブルデッカー・ディフューザーの合法性を正式に決議するために、火曜日にFIA国際控訴裁判が行われる。
ミハエル・シューマッハ、次の2戦は欠席
2009年4月10日

ミハエル・シューマッハ、先週のF1マレーシアGPにフェラーリのアドバイザーといて参加していたが、キミ・ライコネンのタイヤ戦略の失敗に関与していたとされ、世論の激しい批判を受けていた。
フェラーリのスタッフは、今週初めにマラネロで「危機ミーティング」を開いたが、その場にシューマッハの姿はなかった。
キミ・ライコネン 「ディフューザーがタイトルを決定する」
2009年4月8日

開幕2戦をノーポイントで終わったフェラーリ。ライコネンは、フェラーリ F60のダウンフォースレベルが、異議を申し立てられているブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズの3チームより劣っていると感じている。
「FIAの控訴裁判所がディフューザーに関して決定を下すだろうし、今回の決定がチャンピオンシップに多大な影響を与えるだろう」
ミハエル・シューマッハ、今シーズンでフェラーリを離脱か
2009年4月8日

2006年でF1を引退したミハエル・シューマッハだが、その後もフェラーリでテスト走行を行ったり、グランプリに参加するなど、アドバイザーとしてフェラーリに残っている。