フェラーリ、KERSの開発に苦戦

2008年9月12日
KERSの開発に苦戦するフェラーリ(画像)
フェラーリは、KERSの開発に苦戦していることを明らかにした。

KERSは、2009年にF1に導入される予定だが、一部のチームは初期開発に苦労しており、2009年の開幕戦に間に合わないのではないかと懸念されている。

フェラーリのエンジン技術ディレクターであるジル・シモンは、全チームが2009年のスタートの時点で信頼性の高いシステムを持っていることはあり得ないとの見方をみせており、フェラーリもKERSに苦戦していることを認めた。

キミ・ライコネン(イタリアGPプレビュー)

2008年9月11日
キミ・ライコネン(フェラーリ)
ベルギーGPでは、雨が災いし、あと一歩のところで優勝を逃したキミ・ライコネン。フェラーリティフォシのメッカでのレース、そして残りのシーズンに向けて、ライコネンは決して諦めることなくレースに挑む。

キミ・ライコネン (フェラーリ)
スパは求めていた結果ではなかったのは間違いない。でも、タイトルのための戦いに戻れたことは良かった。最終的にマシンは望みどおりの感覚だったし、スパのサーキットは、まさにF1レースで最も美しいトラックだね。

フェリペ・マッサ(イタリアGPプレビュー)

2008年9月11日
フェリペ・マッサ (フェラーリ)
フェリペ・マッサがイタリアGPへの意気込みを語った。ベルギーで優勝を手にしたマッサは、フェラーリの地元イタリアのファンの前での活躍を誓う。

フェリペ・マッサ (フェラーリ)
ほんの数日でモンツァでグランプリが始まるし、あそこで素晴らしいレースをするために本当にモチベーションが高いんだ。特に僕たちのホームのファンの前だからね。僕たちはすべての週末、残るレースすべてに集中して強くならなければならない。

フェラーリ:マッサ繰り上がり優勝、ライコネン痛恨のリタイア

2008年9月8日
繰り上げ優勝となったフェリペ・マッサ(フェラーリ)
フェラーリは、F1ベルギーGP決勝レースで、フェリペ・マッサが2位、キミ・ライコネンはクラッシュでリタイアとなった。

しかしレース後、優勝したルイス・ハミルトンに25秒加算ペナルティが科されたため、繰り上がりでフェリペ・マッサの優勝が確定。それにより、マッサはドライバーズランキング首位のハミルトンに2ポイント差まで詰め寄った。

一方、首位を走行しながら、雨でコントロールを失いクラッシュしたキミ・ライコネン。ノーポイントに終わったことにより、ドライバーズランキングでは4位に転落。もはやチャンピオンシップ争いから脱落したといっても過言ではないだろう。

フェラーリ:マッサ2番手、ライコネン4番手(ベルギーGP予選)

2008年9月7日
フェラーリ(F1ベルギーGP予選)
フェラーリは、F1ベルギーGP予選で、フェリペ・マッサが2番手、キミ・ライコネンが4番手だった。

フェリペ・マッサ (2番手)
「良いラップだったけど、ポールポジションには十分ではなかった。今日、僕たちはライバルと比較してスピードが足りなかった。でもレースはとても長いし、ロングディスタンスでは、僕たちはとてもコンペティティブで、優勝を争えることはわかっている。スタート?ブタペストを繰り返すのは難しいだろう。特にスタートラインの直線はハンガロリンクより短いからね。どんあ戦略が選択され、天候がどう進化するか見てみなければならない。雨になったらレースは宝くじに変わるだろうね。」

フェラーリ:ライコネンがクラッシュ(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
クラッシュし破損したライコネンのマシン(ベルギーGP初日)
フェラーリは、F1ベルギーGP初日で、フェリペ・マッサが2番手、キミ・ライコネンは5番手だった。ライコネンは午後のセッションでクラッシュ。リアウィングなどを破損し赤旗の原因となった。

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目 1番手 1分47秒284
フリー走行2回目 2番手 1分48秒504
「変わりやすい天候のおかげで、いつもとは違う1日になった。全体的に、3時間で行った作業には満足している。クルマはうまく働いたし、セットアップの変更に対してもうまく反応している。僕たちは、様々な方法を試した。これから正しい決断をするために、データを研究しなければならない。タイヤも期待通りの働きをしてくれていた。ソフト側のほうが、高いパフォーマンスを出せると思う。正しい方向に進んでいると思う。」

アロンソ、2009年のフェラーリ移籍を否定

2008年9月5日
フェルナンド・アロンソ(画像)
フェルナンド・アロンソは、2009年のフェラーリへの移籍を否定した。

先週のモンツァテストで、フェラーリの社長であるルカ・ディ・モンテゼーモロが、ルノーのガレージでアロンソと立ち話をしていたとされるが、モンテゼーモロは2009年も同じドライバー・ラインアップで迎えると明言していた。

フェルナンド・アロンソはスパ・フランコルシャンで「フェラーリが2人のドライバーと契約していることは明らかだ。来年の選択肢ではない」と述べた。

フェリペ・マッサ、エンジン交換はなし

2008年9月5日
フェリペ・マッサ(フェラーリ)
フェラーリは、ベルギーGPでフェリペ・マッサにペナルティーなしのエンジン交換、いわゆる“ジョーカー”を使わないことを決定した。

バレンシアで勝利したフェリペ・マッサはレース後、最近エンジントラブルが頻発していることから、フェラーリはエンジン交換について考えるかもしれないと語っていた。

2008年のレギュレーションでは、2グランプリ1エンジンというスケジュール外のエンジン交換において、1回だけ10グリッド降格のペナルティなしで実施できるというルールが設けられている。

キミ・ライコネン(ベルギーGPプレビュー)

2008年9月3日
キミ・ライコネン (フェラーリ)
スパ・フランコルシャンは、ライコネンにとって、過去3回連続で優勝している得意なサーキット。ここ数戦で低迷しているライコネンだが、ベルギーGPでの巻き返しに自信を見せた。

キミ・ライコネン (フェラーリ)
僕が本当に好きなレース週末のひとつが目前だ。ベルギーGPはシーズンのハイライトのひとつだし、僕はいつもスパで良い結果を得ている。最近のレースの結果のあとで、僕はますますそれを必要としている。例えば、前回のレースは、できる限り早く忘れたいレースのひとつだ。多くの否定的な話に関係しているのは残念だけど、起こってしまったことだ。初めてのことではないし、僕のキャリアで最後のことではないかもしれない。これらの状況に対処する方法を理解しなければならない。学校にいた頃は、悪い点数を家に持ち帰るのは良い気分ではなかった。唯一できたことは、次回さらに懸命に取り組むことだった。今日、僕が出来るのは、このネガティブな状況を巻き返すことだ。
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