アストンマーティンF1、空力アップデートで気流の安定性を強化
2023年6月27日
フェルナンド・アロンソが優勝したマックス・フェルスタッペンのレッドブルからわずか9秒差の2位につけたF1カナダGPで、アストンマーティンF1チームはサイドポッドの配置を大幅にアップデートしていた。
アストンマーティン AMR23のサイドポッド配置は、その上面に深い「ウォータースライド」チャンネルを備え、すでに非常に特徴的だった。
アストンマーティン AMR23のサイドポッド配置は、その上面に深い「ウォータースライド」チャンネルを備え、すでに非常に特徴的だった。
F1:2026年の次世代PUの重量大幅増でF1マシンの軽量化は「至難の業」
2023年6月26日
F1のステファノ・ドメニカリCEOとFIAのモハメド・ビン・スライエム会長の間で2026年のF1マシンの重量をめぐって再び話し合いが持たれたことを受け、2026年のF1エンジンレギュレーションはマシンの軽量化に向けて「さらに大きな挑戦となる」と主要F1チームのデザイナーたちは語った。
現世代のF1マシンは選手権史上最も重い798kgだが、レースを改善するために最低重量を下げることについての議論が続いている。
現世代のF1マシンは選手権史上最も重い798kgだが、レースを改善するために最低重量を下げることについての議論が続いている。
アストンマーティンF1、ATR“ハンディキャップ”リセットで大きな損失
2023年6月25日
2023年のF1世界選手権で大躍進を遂げたアストンマーティンF1は、次のグランプリでやってくるATR(空力試験制限)のリセットで大きな損失を被ることになる。
F1に導入されたコストキャップは、フィールドの差を縮め、切望されるより緊密なレースを促進しようとしているとして大きな注目を集めたが、もうひとつの新システムは、おそらくレーダーの目をかいくぐった。
F1に導入されたコストキャップは、フィールドの差を縮め、切望されるより緊密なレースを促進しようとしているとして大きな注目を集めたが、もうひとつの新システムは、おそらくレーダーの目をかいくぐった。
F1、2026年の次世代パワーユニットに“エンジンサウンド増大”も要求
2023年6月24日
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、3年後のF1エンジンは現在の仕様よりも大きな音を発するようになることを期待していると語った。
2026年には新しいサイクルのレギュレーションが導入され、電気パワーの向上など、パワーユニットに大きな変更が加えられる。また、F1は完全に持続可能な燃料を使用することになり、この仕様はメーカーの興味を引き、6社が2026年シーズンにサインした。
2026年には新しいサイクルのレギュレーションが導入され、電気パワーの向上など、パワーユニットに大きな変更が加えられる。また、F1は完全に持続可能な燃料を使用することになり、この仕様はメーカーの興味を引き、6社が2026年シーズンにサインした。
フェルナンド・アロンソ 「F1マシンの大きな問題は重要よりもサイズ」
2023年6月23日
フェルナンド・アロンソは、F1マシンの大きな問題は重量よりもサイズだと考えている。
ここ数年、F1マシンは大きく、そして重くなっており、複数のドライバーから不満の声が上がっている。
今年初め、メルセデスのジョージ・ラッセルは、増え続ける重量がやがて安全上の懸念になる可能性があると述べた。
ここ数年、F1マシンは大きく、そして重くなっており、複数のドライバーから不満の声が上がっている。
今年初め、メルセデスのジョージ・ラッセルは、増え続ける重量がやがて安全上の懸念になる可能性があると述べた。
メルセデスF1、マシンの軽量化のために最低重量制限の引き下げを要求
2023年6月22日
メルセデスF1のテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、現世代のF1マシンが間違いなくスポーツ史上最も重いとして、F1の最低重量制限の引き下げを要求した。
2008年、F1の最低重量制限は585kgだった。しかし、レース中の給油の禁止や複雑なV6ターボ・ハイブリッド・パワーユニットの導入など、それ以来のレギュレーション変更により、F1マシンは徐々に大型化、重量化し、現在の制限重量は798kgとなっている。
2008年、F1の最低重量制限は585kgだった。しかし、レース中の給油の禁止や複雑なV6ターボ・ハイブリッド・パワーユニットの導入など、それ以来のレギュレーション変更により、F1マシンは徐々に大型化、重量化し、現在の制限重量は798kgとなっている。
F1にセーフティカーが導入されてから50年:進化の歴史
2023年6月20日
2023年のカナダGPは、F1にセーフティカーが導入されてから50年目の節目となった。今ではすっかりおなじみとなったセーフティカーだが、その登場以来、数十年にわたりさまざまな進化を遂げてきた。
ルールの変更、メーカーの入れ替え、マシンのモデルチェンジ、そしてセーフティカーが存在しない時期もあった。しかし、このクルマがトラックに登場するたびに、外観は大きく変化してきた。
ルールの変更、メーカーの入れ替え、マシンのモデルチェンジ、そしてセーフティカーが存在しない時期もあった。しかし、このクルマがトラックに登場するたびに、外観は大きく変化してきた。
マックス・フェルスタッペン 「F1マシンの軽量化を期待するのは非現実的」
2023年6月16日
F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、F1マシンの軽量化が計画される中、将来的に大幅に軽量化されることを期待するのは「非現実的」だと語った
F1マシンの重量は過去20年間で200kgも増加しており、2023年の空車時の最低重量798kgとなり、新記録を樹立した。
F1マシンの重量は過去20年間で200kgも増加しており、2023年の空車時の最低重量798kgとなり、新記録を樹立した。
F1、2030年のカーボンニュートラル達成にむけた計画の進捗を報告
2023年6月15日
F1は、2030年までに二酸化炭素排出量をゼロにするという目標に向けて順調に進んでおり、さらに多くの目標が達成されると述べている。
F1は、2021年までのこの取り組みの最初の丸2年間で二酸化炭素排出量を17%削減したが、昨シーズンの数値はまだ最終決定されていない
F1は、2021年までのこの取り組みの最初の丸2年間で二酸化炭素排出量を17%削減したが、昨シーズンの数値はまだ最終決定されていない