エンジンの“抜け穴”が2026年F1開幕を揺るがす? 初戦抗議の可能性も

2025年12月20日
エンジンの“抜け穴”が2026年F1開幕を揺るがす? 初戦抗議の可能性も
2026年F1レギュレーションを巡り、パワーユニット(PU)メーカー間で激しい解釈論争が起きている。

焦点は圧縮比。関係者の間では、あるメーカーが規定を“満たしつつ”、走行時に実質的な圧縮比を引き上げる手法を見つけたのではないか、という疑念が広がっている。事態が解決しなければ、開幕戦での抗議に発展する可能性もある。

フェラーリF1、2026年F1マシンを1月23日に公開&シェイクダウン

2025年12月19日
フェラーリF1、2026年F1マシンを1月23日に公開&シェイクダウン
スクーデリア・フェラーリは、2026年F1マシンを1月23日(金)に公開すると発表した。これは、スペインGPの舞台であるカタルーニャ・サーキットで行われる、11チームによる非公開合同テストの直前となる。

新シャシーの名称については現時点では明らかにされておらず、正式名称は発表当日に公開される予定だ。また同日には、フェラーリのフィオラノ・サーキットでシェイクダウンも実施される。

2026年F1レギュレーションで何が変わる? 知っておくべき全ポイント

2025年12月18日
2026年F1レギュレーションで何が変わる? 知っておくべき全ポイント
F1特派員/プレゼンターのローレンス・バレットが、FIAとFIA(国際自動車連盟)が次世代F1マシンの最新レンダリング画像と新たな公式用語を発表したことを受け、2026年F1で導入される大規模な新レギュレーションについて、空力、パワーユニット、エネルギー運用、安全性まで含め、その全容と背景を分かりやすく語った。

2026年からF1は、新しい外観のマシンを生み出す改訂型の空力パッケージと、パワーユニット規則の大幅な見直しを導入する。

F1とFIA、2026年マシン新レンダリングと用語刷新を公開

2025年12月18日
F1とFIA、2026年マシン新レンダリングと用語刷新を公開
F1とFIAは、2026年から導入される新レギュレーションに向けて、次世代F1マシンの最新レンダリング画像を公開するとともに、新たな公式用語を発表した。複雑化する新時代の規則を、より多くのファンに分かりやすく伝えることが目的だ。

2026年最初の合同テスト(バルセロナで非公開実施)を約1か月後に控えるなか、FIAは最新版のテクニカルレギュレーションに基づいたレンダリングを提示した。

FIA 2年前にグラウンドエフェクトカー規則の修正を検討も「F1チームが反対」

2025年12月16日
FIA 2年前にグラウンドエフェクトカー規則の修正を検討も「F1チームが反対」
2025年F1タイトル決定戦となったアブダビGPをもって、グラウンドエフェクトカー世代のレギュレーション周期は一区切りを迎えた。2022年に導入された現行規則には、ドライバーがより接近して走れるレースの実現、競争力の均衡化、そして財政面も含めた持続可能な選手権の構築という3つの目的があった。

FIA(国際自動車連盟)でシングルシーター部門を統括するニコラス・トンバジスは、この周期を振り返り、一定の前進はあったものの、すべての面で十分だったとは言えないとの見解を示した。

2026年F1マシン:最初にシェイクダウンを実施するのはアウディ?

2025年12月14日
2026年F1マシン:最初にシェイクダウンを実施するのはアウディ?
F1の2026年新世代マシンは、当初の想定よりも早く走り始めることになりそうだ。

Grada3によれば、アウディとアルピーヌはFIAから特別な許可を得て、1月下旬に予定されている非公開の合同テストに先立ち、1月第2週にバルセロナでシェイクダウン走行を実施するという。

2026年F1マシン:初回のバルセロナテストで“通常リバリー禁止令”

2025年12月12日
2026年F1マシン:初回のバルセロナテストで“通常リバリー禁止令”
新時代のF1マシンがいよいよトラックに姿を見せる2026年プレシーズン。その幕開けとなるバルセロナテストでは、チームに対して“通常リバリーを使わないように”という異例の制限が課されることが分かった。

各チームは正式発表前のカラーリングを隠すため、プレーン仕様またはカモフラージュ柄で走行するよう求められており、シーズン最初の“公式公開”は後日のバーレーンテストで行われる見通しだ。

F1:DRSボタンを最初に押したのはバトン 最後に押したのはアントネッリ

2025年12月11日
F1:DRSボタンを最初に押したのはバトン 最後に押したのはアントネッリ
F1は2011年にドラッグ・リダクション・システム(DRS)を導入した。可動式リアウイングによって空気抵抗を減らし、トップスピードを上げて追い抜きを助けるシステムだったが、その効果は大きく、同時に「人工的だ」という批判も生んだ。

そして週末、ついにレースでDRSボタンが押される最後の瞬間が訪れた。

メルセデスF1 2026年可動フロントウイングを評価「まだ楽観視できない」

2025年12月11日
メルセデスF1 2026年可動フロントウイングを評価「まだ楽観視できない」
メルセデスがアブダビのポストシーズンテストで、2026年レギュレーションを見据えた“アクティブ・フロントウイング”の試作仕様を公開し、来季のF1に最も鮮明なヒントを与えた。同時にチーム代表トト・ヴォルフは、メルセデスが新時代の本命と見なされることを強く否定し、慎重な姿勢を貫いている。

今回投入されたフロントウイングはFIA承認のテスト項目で、ノーズから伸びる2本のプラスチック製チューブによって作動し、ストレートでは角度をフラットにする“ストレートラインモード”を再現する極めて原始的な構造だ。

ウィリアムズ 2026年F1マシン『FW48』テスト用リバリーをファン投票で決定

2025年12月10日
ウィリアムズ 2026年F1マシン『FW48』テスト用リバリーをファン投票で決定
ウィリアムズF1チームは、2026年シーズンのテストで使用するFW48のリバリーを、ファンによる投票で選択できる企画「Your Livery」を発表した。2025年コンストラクターズ選手権を5位で終えたチームは、新時代の幕開けに向けて期待感を高めている。

アレクサンダー・アルボンに加え、カルロス・サインツが加入した2025年は“ルネッサンス”ともいえる躍進を示し、サインツが2度の表彰台を獲得。ミッドフィールドの中で存在感を示す一年となった。
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