ザウバー
ザウバーは、ドイツGPでブロウン・デュフューザーを投入するようだ。

レッドブルが先駆けたブロウン・ディフューザーだが、メルセデスGPとフェラーリは、適応に時間をかけており、マクラーレンはシルバーストンでテストしたものの、問題が生じたためレースでは使用しなかった。

「改良版ディフューザーを含め、C29にいくつか空力アップデートを持ち込むつもりだ」とザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは語る。

「バレンシアとシルバーストンで追及していたものと同じ方向性のパッケージだ」

ホッケンハイムは、バレンシアとシルバーストンとは特性の異なるサーキットだが、ジェームス・キーはここ2戦でのチームの好調を維持できると期待している。

「2つの良いレースを終え、ホッケンハイムでも、出来る限り勢いを維持したい。ここ2戦のトラックとはかなり異なる」

「最終セクションは、低速コーナーの複合が多い。うまくまとめればラップタイムを刻むことができるし、ある程度はストレートでの走行も関係してくる。ダウンフォースとドラッグをトレードオフとなるだろう。低速コーナーで最大限を引き出すにはブレーキングのスタビリティも重要になる」

「いくつかの高速エリアは我々のクルマに適しているとおもう。最も面白いのは、サーキットに良いオーバーテイクの機会が1〜2回あることだ」

「タイヤコンパウンドは、非常に柔らかいか非常に硬いかの両極端なので、予選とレースでどのようにうまく働かせるかも興味深い。両方のコンパウンドをうまく理解するために金曜日と土曜日は作業量が増えるだろう」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム