シャルル・ルクレール F1モナコGP予選4番手「マシンの限界が分からなかった」

フェラーリは金曜日のプラクティスで最速を記録し予選の本命と見られていたが、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが劇的なポールポジションを獲得。マックス・フェルスタッペンが2番手、ルイス・ハミルトンが3番手に続き、ルクレールは4番手に終わった。
ルクレールを苦しめたマシンの不安定さ
Q3序盤に暫定ポールポジションを記録したルクレールだったが、その後アントネッリ、フェルスタッペン、そしてチームメイトのハミルトンに逆転された。
最後のアタックでタイム更新を狙ったルクレールはタバック進入でワイドになり、ウォールに接触。リアサスペンションを破損してセッションを終えた。
ルクレールはクラッシュについて、単純なドライバーミスだけではなかったと説明した。
「いくつかの要因が重なった結果だ。もし自分だけのミスなら、恥ずかしがらずにそう言う。でも今日はおそらく複数の要因が絡んでいた」
「まず、この2戦は特に混乱していて、今のところ僕のマシンには僕が本当に苦労している特定の問題がある。解決策は見つかっていると思うけど、それをバルセロナで試して改善するか確認しなければならない」
「ただ、今のマシンの一貫性は本当に扱いづらい。Q3ではマシンの限界がどこにあるのか完全には分からないまま大きくプッシュしていた。そして限界を超えてしまった」

モナコで求められる絶対的な信頼感
ルクレールは週末を通じてブレーキに苦しめられており、前戦カナダGPでも同様の問題を抱えていた。
モナコのような市街地コースでは、マシンへの信頼感が何より重要だと語る。
「クルマのフィーリングは本当に重要なんだ。このコースは大好きだし、シーズンで一番好きなサーキットだ」
「こういうコースでは速いだけでは十分じゃない。自信が必要だし、クルマがどう反応するか正確に理解していなければ、自分が置きたい場所に正確に置くことはできない。この週末はずっとそれが難しかった」
「ブレーキングしても、コーナーで自分がどこに行き着くのか分からないような状態だった。モントリオールでも同じだったし、解決策を試してみるしかない」
決勝では巻き返しが課題に
クラッシュによる追加ペナルティがなければ、ルクレールは2列目から決勝をスタートする見込みだ。
母国モナコでの3年連続ポールポジションは逃したものの、フェラーリは週末を通じて高い競争力を示しており、決勝では上位争いに加わる可能性を残している。
ただしルクレール自身が指摘したブレーキの不安定さとマシンの一貫性の欠如が解消されなければ、狭い市街地コースで78周を戦い抜く上で大きな課題となりそうだ。
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