ルノー:バルセロナテスト2日目

2008年2月3日
F1 ルノー
ルノーは2日、2日目となるバルセロナでのテストを行った。フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.が2台のR28で作業を担当した。アロンソは、115周を走行し6番手となる1分22秒938。ピケJr.も115周を走行し8番手となる1分23秒002のタイムを記録。

2日目の天候も曇りで、気温も低く、理想的なトラックコンディションからは程遠い状態。アロンソは、午前中にロングランを集中的に行った後、新しいエアロパーツでの作業を行った。ピケJr.は、より基本的なセットアップ作業を行い、いくつかのロングランも行った。また、スタートやピットストップといったレース進行になれる機会にも時間を費やした。

両ドライバーは、計画通りにプログラムを完了し、生産的な一日に満足した様子。2台のR28の信頼性は高く、さらなる走行距離を伸ばした。明日もアロンドとピケJr.によってテストが続けられる。

ルノー:バルセロナテスト初日(2008年2月1日)

2008年2月2日
ルノー:バルセロナテスト初日(2008年2月1日)
新型マシンR28の発表会から一夜明けた2月1日、ルノーはバルセロナで冬季テストを再開した。

チームは今年初めて2台のマシンでの参加し、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.の両方がシーズンへ向けての準備を行った。両ドライバーが、発表されたばかりのR28に乗り込み、チームは新車を習熟するために作業を続けた。

アロンソは生産的な一日を送った。ドラック状況が改善されてからは、マシンのバランスの改善に集中。先週のバレンシアでシェイクダウンを成功させたR28での更なる走行距離を稼いだ。アロンソは61周を走行しベストタイムは1分22秒889だった。ピケJr.は、R28に慣れるためのセットアップ作業に一日を費やし、41周を走行した。

ルノー R28

2008年2月1日
R28
Renault R28
INGルノーF1チームの2008年F1参戦マシン「R28」。R28は、2007年から供給されたブリヂストンタイヤの性能を最大限に引き出すべく、R27とは異なる発想で設計された。特に重量配分とエアロダイナミクスの概念を変更。フロントサスペンションは、遂にVキールをやめ、ゼロキールを採用(ただし形状はツインキールに近い)。アッパーフラップをスムーズに一体化したフロントウィングとスプーン形状のフェンダー、独特の形状のサイドポッドなど、アグレッシブな空力コンセプトとなっている。エンジンは、昨年に続き、RS27を搭載する。

アロンソ、「勝つために全力を尽くす」

2008年2月1日
フェルナンド・アロンソ
31日に行われたルノーの新車発表会で、2008年ルノーに復帰したフェルナンド・アロンソは2008年シーズンについての意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
チーム全体がトップに返り咲くことを固く決心している。彼らはとても熱心に努力し、それは、私にとって大きなモチベーションとなっている。

第1に私はレーサーだ。そして勝ちたい。私は勝つために全力を尽くすし、期待されていることもわかっている。何人かの人は、2007年から仕上がっていないと言っているが、そうは思わない。いつも通り作業に集中し、シーズンの準備をしている。

R28の第一印象はよく、チームは信じられないくらい一生懸命に働いている。それには、とても勇気づけられているよ。

ネルソン・ピケJr 「F1を甘く見てはいない」

2008年1月31日
ネルソン・ピケJr
31日に行われたルノーの新車発表会で、今年ルノーのドライバーとしてF1デビューを飾るネルソン・ピケJr.は、自身のF1初挑戦を慎重に語った。

ネルソン・ピケJr.
メルボルンはまだ遠い道のりに感じるよ。我々は、前もってするべき作業がたくさんあり、私は次のテストセションと開発プログラムに照準をあわせている。フィジカル・コンディションも改善され、ドライビングの準備はベストだ。私にとっての最初のレースのために、たくさんのことを学び続けている。

今年の目標は、パッケージから最大限を引き出し、チームのためによい仕事をすることだ。たくさんのことを学ぶだろし、F1へのチャレンジを甘くみてはいない。

フラビオ・ブリアトーレ、「勝利は約束されている」

2008年1月31日
R28発表会でのフラビオ・ブリアトーレとフェルナンド・アロンソ(画像)
ルノーのチーム代表であるフラビオ・ブリアトレーは、フェルナンド・アロンソの加入、そしてR28による2088年シーズンの自信を語った。

フラビオ・ブリアトーレ
我々には失望を克服する強さがある。ルノーは、エンストンの将来のために投資をした。特に新しいCFDセンターにね。前に進むために我々が必要とする安定性をもたらすだろう。

チームの方向性に変化を与え、R28はアグレッシブなコンセプトとした。トラックでチームを導くフェルナンドの能力が加わり、チームワークは強力になるだろう。

思い出してほしい、2007年我々は、シーズンの途中から開発をやめたほどの酷いクルマでチャンピオンシップの3位になった。2008年、我々は素晴らしいクルマとチャンピオン・ドライバーを得た。勝利は約束されたようなものだよ。

ルノー、R28を発表

2008年1月31日
画像 (画像)新型ルノー R28を発表したルノーF1チーム 
ルノーは31日、パリのルノー広報本部で2008年のF1マシン「R28」を発表した。発表会には、今年からルノーに復帰したフェルナンド・アロンソ、ネルソン・ピケJr.の両ドライバーらが参加し、新型マシンR28が披露された。

ルノー R28 画像

2008年1月31日
(画像)ルノー R28、遂に登場! 
本日、遂に披露されたルノーの2008年マシン「R28」。R28のカラーリングは、昨年と同じくINGカラーでまとめられている。極端に絞り込まれたサイドポンツーンとスプーン形状のフェンダーが独特。フロントウイングにはアッパーフラップ採用するなど、アグレッシブなコンセプトとなっている。フロントサスペンションにはゼロ・キール方式を採用した。

ルノー:バレンシアテスト(1月24日)

2008年1月26日
F1 ルノー
ルノーは24日、バレンシアでのテスト最終日を完了させた。チームは引き続きR28での走行を重ね、シーズンに向けての準備を続けた。

ネルソン・ピケJr.は、フェルナンド・アロンソから作業を引き継いだ。ピケJr.にとって初のR28のドライブ。午前中は、R28に慣れるために走行を行った。

午後は天候は良く、開発プログラムを続けることができた。フェルナンド・アロンソが今週の初めにスタートさせたセットアッププログラムとクルマのバランスの改善に集中した。クルマは信頼性があり、生産的な一日となった。チームは目標を達成した。ピケJr.は、クルマに戻ってきたことに満足し、R28の初ドライブで結果を残せたことに励まされたようだ。ピケJr.は89周を走行し、全体の12番手となる1分12秒973をマークした。
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