ルノー、R28を発表
2008年1月31日


ルノーは31日、パリのルノー広報本部で2008年のF1マシン「R28」を発表した。発表会には、今年からルノーに復帰したフェルナンド・アロンソ、ネルソン・ピケJr.の両ドライバーらが参加し、新型マシンR28が披露された。
ルノー R28 画像
2008年1月31日

本日、遂に披露されたルノーの2008年マシン「R28」。R28のカラーリングは、昨年と同じくINGカラーでまとめられている。極端に絞り込まれたサイドポンツーンとスプーン形状のフェンダーが独特。フロントウイングにはアッパーフラップ採用するなど、アグレッシブなコンセプトとなっている。フロントサスペンションにはゼロ・キール方式を採用した。
ルノー:バレンシアテスト(1月24日)
2008年1月26日

ネルソン・ピケJr.は、フェルナンド・アロンソから作業を引き継いだ。ピケJr.にとって初のR28のドライブ。午前中は、R28に慣れるために走行を行った。
午後は天候は良く、開発プログラムを続けることができた。フェルナンド・アロンソが今週の初めにスタートさせたセットアッププログラムとクルマのバランスの改善に集中した。クルマは信頼性があり、生産的な一日となった。チームは目標を達成した。ピケJr.は、クルマに戻ってきたことに満足し、R28の初ドライブで結果を残せたことに励まされたようだ。ピケJr.は89周を走行し、全体の12番手となる1分12秒973をマークした。
ルノー:バレンシアテスト(1月23日)
2008年1月25日

一日を通して天候はよく、チームは問題なくプログラムを完了させた。フェルナンド・アロンソが再びR28に乗り、今週のチームでの3日連続での作業を完了させた。R28は今週はじめにシェイクダウンされ、チームはマシンのバランス向上を集中的に行った。
午後、理想的なトラックコンディションを最大限に活用し、R28のセットアップオプションといくつかのロングランを行った。チームは終盤、スタートとピットストップの練習も行った。チームは、予定通りにプログラムを完了させ、生産的な一日を楽しんだ。
フェルナンド・アロンソは、マシンの確認とチームの前進に満足した。最終日となる明日はネルソン・ピケJr.がテストを引き継ぐ。
ルノー:バレンシアテスト(1月22日)
2008年1月23日

フェルナンド・アロンソがR28のステアリングを握り、午前中はマシンの異なるバランスでの評価を行いセットアップ作業を続けた。午後は、ロングランを実施し、様々な面からマシンの信頼性をテスト。可能な限りのデータ収集を行った。R28に目立ったトラブルはなく、ルノーは、プログラムを完了させた。
アロンソは、368kmを走行し、6番手となる1'13:315のタイムを記録した。
明日も再びアロンソがR28のステアリングを握り、俺にとっての今週の最後のテストを行う。木曜からはネルソン・ピケJr.がテストを引き継ぎ、R28を初体験する。
ルノー、南アフリカ・ハウテン州とのパートナー契約を発表
2008年1月22日

ハウテン州は、南アフリカの最大都市ヨハネスブルグと行政首都プレトリアを含む州。
ルノーF1チームとハウテン州のこのパートナーシップは、2008年7月27日に予定するヨハネスブルグでの新しいF1イベントを通じて、ハウテン州の国際的なプロモーションを行う。また、ルノーは、2009年からRenault Sanderoを南アフリカで生産することを発表しており、市場でのブランド認知をさらに強化する。
アロンソ、「R28を他チームと比較するにはまだ早い」
2008年1月22日

アロンソは水曜までR28のテストを行い、木曜からネルソン・ピケJr.が作業を引継ぎ、彼にとってのR28の初走行を行う。
フェルナンド・アロンソ
「新しいクルマの初日は、いつもすべてのシステムが正しく機能しているかの確認に時間を費やすものだ。我々は今日、それを行うことができた。少しずつ周回を重ねて、今日は17周のスティントを行うことができた。すべてがうまくいったよ。でも、R28のパフォーマンスを他のチームと比較するにはまだ早すぎるね。それは今日の目的ではないよ。なにも問題が起きなかったのは良いニュースだ。我々は明日から作業を続けることができるよ。」
ルノー、R28をシェイクダウン
2008年1月22日

ルノーは21日、バレンシアで2008年F1マシン「R28」のシェイクダウンを行った。
R28の初走行を担当したのは、今季ルノーに復帰したフェルナンド・アロンソ。初披露されたR28はスプーン形状のフェンダーとフロントウイングに取り付けられたアッパーフラップが目をひく。
ルノー:ヘレス合同テスト最終日
2008年1月17日

アロンソは、再びR27のステアリングを握り、チームとの2日目の作業を行った。セッションがはじまったときは、午前の降雨で路面がぬれた状態になっていたが、チームはこれを最大限に利用し、アロンソはトリッキーなコンディションのなか数周の走行を行った。チームは、トラックコンディションが改善されるまでプログラムを進めずに待機することを決断し、アロンソはその時間を利用して、さまざまな電子装置による補助を禁じた2008年のルールに慣れることができた。アロンソはまた、空力バランスとエンジンマッピングに関する作業も行った。
気まぐれな天候のせいで、チームのプログラムには確かに遅れが生じたが、この日集められた情報は非常に興味深いものだった。アロンソは、新車が投入される来週のバレンシアテスト前に走行できたことに満足している。
最終的にアロンソは49周を走り、3番手タイムを出した。全体のベストタイムは1分20秒363だった。