ルノー:バルセロナテスト初日(2008年2月1日)
新型マシンR28の発表会から一夜明けた2月1日、ルノーはバルセロナで冬季テストを再開した。

チームは今年初めて2台のマシンでの参加し、フェルナンド・アロンソとネルソン・ピケJr.の両方がシーズンへ向けての準備を行った。両ドライバーが、発表されたばかりのR28に乗り込み、チームは新車を習熟するために作業を続けた。

アロンソは生産的な一日を送った。ドラック状況が改善されてからは、マシンのバランスの改善に集中。先週のバレンシアでシェイクダウンを成功させたR28での更なる走行距離を稼いだ。アロンソは61周を走行しベストタイムは1分22秒889だった。ピケJr.は、R28に慣れるためのセットアップ作業に一日を費やし、41周を走行した。

フェルナンド・アロンソ
「初日のトラックはいつも汚れていて、あまり良いコンディションではないので、今日は簡単なプログラムを行った。重要なテストができるトラックコンディションになるには、少なくとも1日の走行が必要だ。今日は、バレンシアで導入したR28にいくつかの新しいパーツを装着し、評価を行った。全てがポジティブで、計画通りだ。しかし、本格的なプログラムは明日からだ。」

ネルソン・ピケJr.
「まだR28に慣れていないので、良いリズムを見つけるために一日を費やした。しかし、ちょっとした問題のために、走行時間は制限されてしまい、やりたかったことがあまり多くできなかった。でもまだ初日で、テストはあと2日ある。フェルナンドが良い一日だったことはポジティブで、我々は確実に前進している。」

クリスチャン・シルク
「今回のテストは、初めて2台のR28が走行し、重要な一日であり、みんながたいへん努力した。両ドライバーは合理的なプログラムがあったが、開始時はクルマのバランスがあまりよく良くなかったので、一日をそれに費やさなければならなかった。しかし、終盤によいバランスを見つけ、クルマのパフォーマンスには満足できた。フェルナンドはプログラムのほとんどを完了させた。しかし、ネルソンは若干の遅れが生じた。残り2日間でより前進できると思っている。」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム