ルノー:ヘレス合同テスト最終日

2008年1月17日
ルノー復帰後の初テストを完了させたアロンソ
INGルノーF1チームは、シーズンの最初のテストであり、フェルナンド・アロンソが戻ってきたという重要な意味を持つテストを無事に終えた。

アロンソは、再びR27のステアリングを握り、チームとの2日目の作業を行った。セッションがはじまったときは、午前の降雨で路面がぬれた状態になっていたが、チームはこれを最大限に利用し、アロンソはトリッキーなコンディションのなか数周の走行を行った。チームは、トラックコンディションが改善されるまでプログラムを進めずに待機することを決断し、アロンソはその時間を利用して、さまざまな電子装置による補助を禁じた2008年のルールに慣れることができた。アロンソはまた、空力バランスとエンジンマッピングに関する作業も行った。

気まぐれな天候のせいで、チームのプログラムには確かに遅れが生じたが、この日集められた情報は非常に興味深いものだった。アロンソは、新車が投入される来週のバレンシアテスト前に走行できたことに満足している。

最終的にアロンソは49周を走り、3番手タイムを出した。全体のベストタイムは1分20秒363だった。

ルノー:ヘレス合同テスト2日目

2008年1月16日
ルノーでの初ドライブで2日目のトップタイムをマークしたアロンソ
INGルノーF1チームは15日、フェルナンド・アロンソがネルソン・ピケJr.から引継ぎ、2008年のテストを続行。アロンソは、2008年12月に発表されてから初めてルノーのカラーリングで登場した。

昨日の午後ヘレスに到着したアロンソは、初日のテストの状況をエンジニアと確認し、アロンソが行う2日間のテストの準備をした。アロンソにとって、トラクションコントロールの廃止をはじめとする2008年のレギュレーションのマシンをドライブする初めての機会となった。また、過去6年間在籍したチームに順応する良い機会となった。

R27のステアリングを握ったアロンソは、70周の周回を消化し、セッション終盤には全体のベストタイムとなる1.19.503をマークした。

フェルナンド・アロンソ:インタビュー

2008年1月16日
フェルナンド・アロンソ
木曜日、ヘレス・サーキットにルノーのドライバーとしてフェルナンド・アロンソが帰ってきた。2006年のワールドタイトル獲得後、初めてルノーのコックピットに戻ってきたのだ。めまぐるしかったマクラーレンでの2007年を経て、フェルナンド・アロンソは慣れ親しんだ場所に戻ってきた。

もちろん、たくさんの変化がある - ネルソン・ビケJr.という新しいチームメイト、ドライバーエイドのない開発中の新しいマシン。初走行を終えたアロンソが、インタビューに答えた。


明けましておめでとう、フェルナンド。2008年をルノーでドライブすると発表があってから、どのように過ごしていましたか?
クリスマスは、スペインで家族や友達とリラックスした時間を過ごしていたよ。残りの時間はスイスでフィジカル・トレーニングを行っていた。毎年この時期は、徹底的なプログラムをこなしているんだ。

アロンソ、ルノー復帰後初走行

2008年1月15日
アロンソ、ルノー復帰後の初走行 ルノーのレーシングスーツと新しいカラーリングのエルメットでマシンに乗り込むアロンソ
ヘレス合同テストの2日目である15日(火)、2度の世界チャンピオンであり、マクラーレンから古巣ルノーへ復帰したフェルナンド・アロンソがルノー復帰後初となる走行を行った。

2年前とは異なる、INGルノーF1チームのレーシングスーツに、去年とは異なるカラーリングのヘルメットで挑むアロンソの姿は新鮮である。

ルノー:ヘレス合同テスト初日

2008年1月15日
F1 ルノー
ルノーはヘレスで2008年冬季テストプログラムを再開した。この日は、ネルソン・ピケJr.がR27を駆り、ルノーのレースドライバーとして初めての作業にあたった。

ウエットコンディションにより、作業は妨げられたが、ピケJr.はマシンの挙動を改善すべくセットアップを行った。加えて、新エレクトロニック規定へのさらなる理解を高めるために、エンジンのマッピング作業行った。

ルノー、新型マシン「R28」の発表は1月31日

2007年12月11日
ルノー、新型マシン「R28」の発表は1月31日
INGルノーF1チームは、2008年1月31日(木)、パリのルノー広報本部で、2008年シーズンF1参戦マシン「R28」の発表会を行う。

新型マシンR28は、1月22日から24日の3日間にわたって行われる、スペインのバレンシアテストで初走行を予定している。

ネルソン・ピケJr.、「フェルナンドからいろいろと学び取りたい。」

2007年12月11日
ネルソン・ピケJr.、「フェルナンドからいろいろと学び取りたい。」
INGルノーF1チームは、2008年シーズンのドライバーを発表。ネルソン・ピケJr.がテストドライバーからレギュラードライバーへ昇格した。

ネルソン・ピケJr.
「トップチームから自分がF1へデビューできるなんて、すばらしいチャンスに恵まれた。しかも、チームメイトには最強のドライバーがいる。レギュラーになれたことは、私が2006年から積み上げてきたことの結果で、テストドライバーとしていいパフォーマンスを残してきたことがこのポジションに繋がっているんだと誇りに思う。早くフェルナンドからいろいろと学び取りたい。ルーキーにとって、ダブルワールドチャンピオンがお手本になるなんて、これ以上の環境は望めないと思う。」

ルノー、2008年ドライバーラインナップ発表、アロンソ復帰

2007年12月11日
アロンソ復帰
INGルノーF1チームは、2008年シーズンのドライバーを決定。フェルナンド・アロンソが来シーズンよりチームに復帰することを正式に発表した。2008年シーズンをフェルナンド・アロンソ、ネルソン・ピケ・ジュニアで戦う。

来期のルノーのシートには、ダブルワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソと、ブラジル人ルーキーのネルソン・ピケJr.が座る。テストドライバーには、2007F3ユーロシリーズチャンピオンでルノーのドライバー育成プログラムの一員でもある、フランス人のロマン・グロージャンが決定した。

ルノー R27

2007年3月1日
R27
RENAULT R27
ルノーF1チームの2007年参戦マシン「R27」。メインスポンサーがマイルドセブンからINGに変わった初年度。それに合わせてカラーリングもINGのコーポレートカラーに変更となった。

R27は前年のチャンピオンマシンR26とほどんど変更はなく、ブリヂストンタイヤとレギュレーションに合わせた程度。フロントサスペンションには全チーム中、唯一Vキールを継続。結果として、ブリヂストンタイヤとのマッチングに失敗し、2007年シーズンは失望の年となる。
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